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日曜日の雑談_20210822_適当とテキトー

みなさま、こんばんは。
ここ数日は青空が戻ってきて、先週の大雨がウソのようです・・・。
って言うか、1週間が早いですね(苦笑)
みなさまはどんな1週間を過ごされましたか?

私はさっきまで3時間超の作品、2000年公開の『ヤンヤン 夏の想い出』という台湾映画を地元の映画館で観てきました。3時間、ちゃんと居眠りせずに観れるか心配だったけど、あら不思議!あっと言う間の3時間でした(笑)スクリーンに映し出される台北のなんてことはない景色に、めちゃくちゃ台湾に行きたくなりました。コロナ前はここ数年は、年に1回は通っていたのにね・・・。早く自由に飛行機に乗って移動できるようになって欲しい!!

さてさて・・・
ワタクシ、今日の午前中は「お値段以上○○○」に行って、リビングのレースのカーテンを買いました。買おう、買おうと思いながら約半年・・・。買い替えるのが惜しくてゴールデンウィークには恒例のカーテン洗いをした後に、繕ったりしたんだけどね・・・、もう限界でした。

部屋のレースのカーテン。うすぅぅい繊細なオーガンジーの生地にお花の模様が全面に刺繍されている、うっとり素敵なものなんです(自慢)
カーテン屋さんで、まず、そのレースのカーテンに一目惚れをして、レースのカーテンから決めてほどのお気に入りでした。

ですが・・・
その繊細な生地は6年目にして、ちょっとの負荷でところどころ破れてしまったり、刺繍部分がほどけて、刺繍の糸がだらぁぁんと垂れ下がってきて、そこに指を引っ掛けて、さらに刺繍がほどけていく悪循環。

なんとかしなきゃと、ゴールデンウィークには、手芸屋さんで似たようなオーガンジーの生地を買ってきて補強したりしたけど、今度は違う部分が破けてきてるのを発見して・・・。もう限界だなぁって、ずっと思っていました。

ただ、ちょっとばっかり思い入れがあったので、交換になかなか踏み切れなかったのです。

6年前、この部屋に引っ越す時、カーテンだけは高くてもお気に入りにしようって、知人で大好きなお姉さまが経営するカーテンのお店で、超奮発してオーダーカーテンにしました。そのカーテンを部屋の窓に下げた時のテンションがめちゃくちゃ上がった時のことは今でも覚えています。

この部屋に引っ越してくる前、私は15年近く、駅と川が近いアパートの部屋に住んでいました。その部屋は、離婚を前提とした別居で借りて、そのまま離婚になっても住み続けた部屋でした。その部屋に越してくる時に選んだ生活用品は、正直数年しか使わないだろうとテキトーに選んだモノたちでした。カーテンもそうです。当時の私の所持金で買える金額のモノたち。

その時のカーテンは、薄い黄色のチェックの織りのレースのカーテンと、遮光とかの機能はない、ただの生成り色で、模様が織りで入っている布の厚手のカーテン。別になんてことはないシンプルな組み合わせで、嫌いではなかったけど・・・。面積の大きなカーテンは、次の部屋では絶対素敵なモノにしたいって、ずっと夢見ていたのです。

だから、やっぱり、交換することに数ヶ月も躊躇い続けてしまいました。
だけど、昨日、新たな大きい裂け目を見つけて、「今までありがとう」って気持ちにやっとなったのです。この気持ちが変わらないうちに「お値段以上○○○」に出かけてきました。今回オーダーカーテンじゃないけれど、破れているモノを補修しているとは言え使い続けることで、運が回らなくなるなぁって思ったのです。

今回選んだのは今までの繊細なオーガンジーではなくて、レースのカーテンだけど、少し厚手な生地にピンクの糸で縦に刺繍が何本か施されているものです。正直ですよ、窓に下げた時、6年前のようなテンション上がる気分にはなれなかったけどね(笑)

でも、私は今の自分の生活に「適当」なモノを選んだ自信があります。
「テキトー」ではなく「適当」なモノ。

離婚前提の別居で借りた部屋に揃えた生活用品も、6年前、この部屋に揃えた生活用品も、そして、これから選ぶだろう生活用品も、きっと、その時の自分に合ったもの、適当なものを選んでいるはずなのです。

「その時の自分」だから、常にグレードアップされているとは限らないってのがミソです(笑)

「テキトー」に選ぶと後悔するし、虚しくなったりするけど、「適当」であれば、それはグレードアップされたものでなくてもいいのだと、一人暮らし歴が長い私は思うのです。

特に50歳を目前にそんな気持ちが強くなっています。もっともっと減らせるモノを減らして身軽になって、私にとっての一軍とだけ暮らしたい。身軽になった分、減らせないモノ、人との繋がりや、思い出や、誰かと分かち合える知識や経験、そんなモノをガツガツと増やしていきたいなぁって思っております(笑)

まぁ、50歳になるまでに、モノ選びでたくさん失敗したから、ここまでの境地に辿りついたって感じかな?「テキトー」じゃなく、「適当」に選んで、最後まで使い倒す。

私のオーガンジー生地のレースのカーテンは、天寿を全うしました。今まで、ちょっとしたお姫様気分にさせてくれて、ありがとう!
新しいカーテンさん、これからよろしくね。

それでは、明日からの新しい1週間も張り切って参りましょう!

くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
キャリアコンサルタント
シニア産業カウンセラー

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