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化粧品業界で売上を伸ばすためのマーケティング計画とは??


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以前の記事で、多馬力マーケティングについてご紹介しました。今の時代は、インターネット・SNSの普及で消費者が購入に至るまでのプロセスが変化しています。
このような時代には、口コミを効果的なマーケティング手法として利用できます。

今回は、口コミを使用した他馬力マーケティングを自社内で運営する方法をご紹介します!


どのような人が担当者に向いているのか

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結果を出すためには、多馬力マーケティングの仕事に注力できるよう、専門部門を作るべきです。他の部門も行いながらも片手間で行っていては、なかなか成果は上がらないでしょう。

部門を作るにあたり、専任担当者を2人以上用意しましょう。担当者になる人は企画力がある人実行力がある人を当てましょう。

【企画力がある人】
結果を出すためには、まず目標設定を行わなくてはなりません。目標には長期的なものと、長期的な目標を達成するための短期目標があります。

長期目標
2年後売上100万円アップ

このように設定した場合、
1年後は?→半年後は?→3か月後は?→1か月後は?
このように逆算して計画する必要があります。

さらに、各期間の目標達成をするために、
誰が、何を使って、いくらの予算で、何をするのか・・・

このようなことを細かく設定する必要があります。
また、さまざまなアイディアを出せることや、臨機応変に対応できる能力もあるとスムーズです。

【実行力がある】
計画で決めたことを必ず実行できることは、プロジェクトを進めるうえで重要なことです。

長期目標の、「2年後に100万円売上アップ」に向けて、

3ヵ月後の短期目標
ブランド周知を目的に1ヵ月ごとに、50人規模のイベントを開催する

このように計画したとしましょう。しかし、

◆期限までに集客が追い付かなかった
◆会場予約が遅れて、アクセスの悪い場所になってしまった
◆集客したいターゲット層が集まらず、ターゲット以外の人も入れてしまった

このような中途半端な運営では、企画自体が良いものにならないですし、その後の分析などにも影響が出ます。

決めたことは何が何でもやりきる
クオリティーを求めて実行できる

このような能力がある人も、プロジェクト運営には欠かせない存在です。

冒頭で2人以上と書いたのは、計画力のある人、実行力のある人がそれぞれ決裁と実務を進める必要があるからです。
イベント企画やクリエイティブた部分は外注できても、内容の検討・決裁は担当者が行う必要があります。


どれくらいの期間の計画を立てればよいのか

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多馬力マーケティングは、半年~2年程度続けてようやく成果が上げられるような地道な施策です。
道のりが長く大変な印象を持たれたかもしれませんが、それに見合う、他社に負けない圧倒的な強みを手に入れることができます!

多馬力マーケティングは、口コミを使って、人々の「本音」という情報を蓄積するため、一朝一夕では集められないのです。
しかし、手間暇をかけるからこそ、商品が求めている消費者に届き、満足度も高まります


どれくらいの予算を設定すればよいか

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PRやマーケティング全般に言えることですが、商品やサービスの認知度は、予算をかけた分だけ上がっていきます。他者より高い広告費をかければ、当然認知度はあがりますよね。
しかし、欠けられる予算に限度があるのが現実なので、売り上げの15%程度を目安として確保しておくのがよいです。


今ある知識やスキルを更新する

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顧客のニーズや販売モデルはどんどん変化していくものです。
その情報を集め、変化に合わせた販売方法、マーケティング方法をとることが、売り上げを上げ続けるには重要です。

マーケティングの原理原則を、書籍やネット記事などで勉強することも必要です。今では、ネット上に書籍の考察や実体験のまとめ記事がたくさんあるのですぐに学ぶことができます。

プロへ外注して精度を上げる

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自社で1から全てを行うのはとても労力がかかってしまいます。
自社内のメンバーでやりきれない場合は、外部のプロに依頼する方法も視野に入れておきましょう。外注すると良いサービスの例をいくつか挙げます。


①商品コンセプトの作成
消費者の真のニーズと、商品の強みを繋げるようなコンセプト作成
②定点計測
口コミ数、年代別調査、エンゲージメント率、競合他社商品などの調査し、推移を調査
測定結果をもとに、企画がうまくいっているかどうか、修正点はどこにあるのかを把握し、計画の見直しを行う。
③イベントコーディネート
イベントテーマの設計、スケジューリング、告知文作成
④分析・調査
アンケート調査、商品ごとの売り上げの分析、年代等のターゲット分析
担当者が知りたい情報を提示し、分析・調査を外注すれば、調査結果から、消費者の傾向が把握できる。結果をもとに、次の企画や今の改善案などを行う。
⑤マーケティングのデータ収集
アンケート、イベントの実施、競合との印象比較などマーケティングデータに関わる事柄のデータ収集、レポート作成
⑥口コミ対策
高評価レビューを増やす、企業が伝えたいメッセージを波及させる、各コンテンツの中で上位表示させる
口コミ対策の具体的な進め方

自社のリソースでできそうなことは何かをピックアップし、賄いきれないものや、コストや時間や人員が必要なものは、外注してプロに任せれば、効率よくプロジェクトを進めることができます。


今回は、実際に多馬力マーケティングを実行する際の、チームの作り方や計画の立て方について解説しました。
自社内でできること、外注したほうがよいことを分けて計画し、できるだけ効率的かつ質の高い運営をしていきましょう!

この本を書いたサウスポーはこちら↓↓


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