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フリーICの日々②

間が随分と空いてしまいました。
フリーICになって、常に案件のご依頼なければ暇な日々です。

とある都内お住まいの方。フリーなって1年の頃。
実の母親との距離を置きたいとの事。現在は徒歩10分位のスープの冷めない距離。

「引っ越したい!」「どこがいいですか?」「お子様と2人暮らし」

「新居が決まったら家具とかを提案してもらいたいのですが」

その言葉にお話を聞いてみることに。

夜の22時は過ぎていたのに、延々と身の回りの事や出来事をお話されます。「あー寂しいんだな」と思って聞いていると段々とイラっとくるように。

「不動産はどこがいいですか?」「パート先の近くがいいです」
二言目には、「素人なのでわからないです」「家のプロに聞いています」と返される

そして、また今日の出来事を延々に。

「私は不動産の人間ではありません」
「不動産の資格もありません」

ですが、その言葉に全く「耳」をかさず。
今日の出来事、そして不動産巡りをされていらっしゃるかの様子でその営業担当とどう接するといいのか?延々と1時間電話。

しまいには切ろうかと思いました。

ですが、半年ほど延々と電話お付き合いした頃、綺麗なアパートを契約されたようでした。

「今度は延々とダイニングにテーブルや、リビングにソファ入りますか?」

との猛攻撃電話。
「入るに決まってますよ。その大きさだったら。」
「絶対ですか?」みたいな。

さすがにストレスの塊になり、あーだーこーだおっしゃる方でしたが
家具提案、ニトリなどの同行

「今日のニトリ、お昼の何時に〇〇駅に待ち合わせにしますか?」
の質問に対し
「朝〇時に起きて、銀行行って、〇〇クリニックの予約が〇時でしたが
行きたくないので〇時に変更出来たらするのですが、今日行かないとー」

「何時?」に対し
朝からの行動を延々1時間お話。

そして最後には引っ越し先の開梱収納作業を
「ほぼ」1人でしました。腰が痛いだの言われて。

最後、作業代+した請求書をお渡ししたら、

「こんな大金」

目の前で領収書を破られました。振込ではなく、クレジットでもないそうです。母親に見られたら「まずい」そう。

ちなみにいつも最初に必ず見積書をお渡していて、作業代も時間単価。


月日がたち、その方からまた連絡
どうも、更新料が高いのでまた引っ越したいけどお金がかかるので
どうしたらいいかわかりません。との事。
「不動産の人間ではありませんよ」
この言葉何回言ったか。

また延々と電話。さすがに切りました。メールで
「間取りが変われば新規扱いです」

と返信したらもうかかってこなくなりました。

上記のようなお客様。いらっしゃいます。
「孤独」と「50歳近いのに親からの干渉下で指示待ち暮らし」

ですが、起業したてのフリーIC。とれる案件は
我慢してでも受けなければいけない。

そう思い込んでいました。

それから、気の合わないお客様と合う事はなくなりました。
楽しく仕事しております。

別に選んでいる訳ではないのですが、このお客様が
相当凄かったから。愚痴っているようですみません。

一人で解決しないで、もっと気軽に相談できる先輩がいたら。

                                                                                                      



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