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【EDH】歩く墓場、髑髏茨のススメ【デッキ解説】

 私、新橋九段は犯罪心理学者を本職としているので様々な学会に入っている。例えば……EDH+1/+1カウンター学会 (会員数1)。学会員が私しかいないので強制的に理事をやらされている。本稿ではウィザーブルーム大学での年次大会を視野に入れ、+1/+1カウンターを乗せて楽しい統率者として《歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave》を紹介したい。

 なお、今年度の年次大会はオンライン開催を予定している。感染症 (ファイレクシア病) が流行したためだ。

 この解説はあくまでカジュアルなEDH向けのものであり、デッキは100枚厳選してガチガチに組んでいるわけではない。なのでデッキの基本方針と役に立つカードを大まかに解説することを目的とする。


統率者の紹介

歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave

Skullbriar, the Walking Grave / 歩く墓場、髑髏茨 (黒)(緑)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) エレメンタル(Elemental)
速攻
歩く墓場、髑髏茨がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩く墓場、髑髏茨に置かれているカウンターは、それがプレイヤー1人の手札やライブラリー以外のいずれの領域に移動しても残る。
1/1

 このカードの要点は以下の2つとなる。
・攻撃が通ると+1/+1カウンターが1つ乗る
・死んでもカウンターは保持し続ける

 カウンターが乗るタイプのクリーチャーは基本的に、死んだら強化をし直すこととなる。しかし、髑髏茨は死んでも強化を引き継いで戦場に戻ってくることが可能だ。

 しかも、保持し続けるカウンターは+1/+1カウンターだけではない。イコリアで登場したキーワードカウンターも持ち続けるため、例えばトランプルカウンターを得たら以降はずっとトランプルとなる。

髑髏茨の何が嬉しいのか

 髑髏茨は以下の理由から、統率者として勧めやすいクリーチャーでもある。
・2マナという軽さ
・取るべき戦略のわかりやすさ
・カウンターという強化されやすいメカニズム

 EDHにおいて、統率者の軽さは強さである。髑髏茨自体が強いかどうかはさておくにしても、EDHで一番楽しくない「統率者出す前にゲームが終わる」「1回出したがすぐ死んでそのまま」問題を回避しやすいという利点は確実にある。2回死んでも統率者税込み6マナで出てくるので、緑という色もあって取り回しやすい統率者となっている。

 髑髏茨は「強化して殴る」以外の戦略を取らない統率者であり、やることもわかりやすいという利点もある。雑に攻撃しながら大きくなり、盤面で大騒ぎするだけでも楽しい統率者と言えよう。最後にコンボ相手に爆散したとしてもだ。

 そして最も重要であろう要素は、メカニズム単位での強化のされやすさだ。+1/+1カウンターは常に使われるメカニズムであるがゆえに、新エキスパンションの度に髑髏茨が強化されるチャンスがある。時折、イコリアのようにカウンターのメカニズム自体にも大強化が入る可能性があるため、髑髏茨の強さはMTGの歴史の長さに等しいとも言える。

髑髏茨で注意すべきこと

 大雑把に楽しめる統率者だが、以下のようにいくつか注意点もある。
・カウンターを保持できるのが公開領域のみである
・カウンターを保持し続けるのであって、置き直すわけではない

 わかりやすく言えば、髑髏茨は戦場以外でも、統率者領域・墓地・追放領域にある場合はカウンターを保持する。なので、墓地から直接リアニメイトした髑髏茨も強化を引き継ぐことができる。一方、手札やライブラリーに戻された場合は非公開領域に移動するためカウンターは消失する。実質的にバウンスが除去に等しくなる点は戦略上も注意を要する。

 また、カウンターの挙動がややこしい場合もあるので注意が必要となる。髑髏茨はあくまでカウンターを保持し続けるのであり、新たに戦場に出るに際し置き直すわけではない。このため、《倍増の季節/Doubling Season》があるときに出てきてもすでに乗っているカウンターが倍にはなることはない。

 ほかにも、後述する《オゾリス/The Ozolith》のように組み合わせで挙動が難しくなるカードがあるため、使用に際して確認することが望ましい。

デッキ解説

土地

 ここからはデッキを解説する。ただし、前述の通り、100枚すべてではなく目立ってシナジーのあるカードのみ取り上げる。

 まず土地だが、下手な2色土地を入れるくらいなら基本土地を入れたほうが強い。このデッキで最も、というか唯一重要なのは2ターン目に髑髏茨が登場することだからだ。タップインなどという寝ぼけたことはしていられない。反面、色は黒と緑が一色ずつあればよいため、無色土地を多めに入れても存外何とかなることも多い。

《ならず者の道/Rogue's Passage》
 本デッキにおける最重要土地。アンブロックはやはり強い。ヘイトが向きやすいため、置くタイミングは考慮すべき。

《眷者の居留地/Bonders' Enclave》
 パワー4以上のクリーチャーがいれば3マナ+タップでドロー。この動きが強いわけではないが、土地のスロットで継続的に、インスタントタイミングでドローできるのは悪くない。

《魔女の診療所/Witch's Clinic》
 2マナ+タップで統率者が絆魂を得る。絆魂はあまり使わないが、髑髏茨のサイズで回復すればブロックはほぼ不要となるため、土地のスロットでノーガード戦法が取れるようになるのは悪くない選択肢だ。いつの間にか値段がかなり上がっているが。

《タイライトの聖域/Tyrite Sanctum》
 唯一の髑髏茨用オタク土地である。2マナ+タップで伝説のクリーチャーが神になり+1/+1カウンターを得る。さらに4マナ+タップ+これを生贄で神に破壊不能カウンターを乗せる。少々悠長だが、髑髏茨に破壊不能カウンターが乗ったらほぼ無敵となるため、そのための手段は多いほうが良い。

クリーチャー

 クリーチャーはほぼすべて、髑髏茨をサポートできるかどうかで採否を決めている。2ターン目に2マナで統率者を出す都合上、緑にありがちな1マナのマナクリは不要と判断した。

《薄暮殻の這うもの/Duskshell Crawler》
《誇り猫/Pridemalkin》
《牙守りの隊長/Tuskguard Captain》

 いずれも、+1/+1カウンターを持つクリーチャーがトランプルを持つ。隊長だけは長久で自分にしかカウンターを乗せられない。この手のクリーチャーはほかにも存在し、トランプルは緑に代表的な回避能力であるものの、接死がいたりクリーチャーが多く並んでいると殴りにくくなるのであまり優先しなくてよいとも思う。

 なお、《牙守りの隊長/Tuskguard Captain》のように長久を持ち+1/+1カウンターの乗ったクリーチャーにキーワード能力を与えるクリーチャーはほかにもいるが、色が合っているほかのものは到達か接死であり有効とは言えない。

《角突きの導師/Hornbash Mentor》
《暮れ牙の導師/Duskfang Mentor》
《ぬめる化け眷者/Slippery Bogbonder》
《果敢な魔眷者/Daring Fiendbonder》

 上から順にトランプルカウンター、絆魂カウンター、呪禁カウンター、破壊不能カウンターを髑髏茨へ乗せることができる。上3体は出たときの誘発で、果敢な魔眷者だけはマナを払って墓地から追放する必要がある。また、上の2体はマナを払ってタップすると、対応するキーワード能力を持つクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ乗せる。

《タイタノス・レックス/Titanoth Rex》
 サイクリングすることでトランプルカウンターを髑髏茨へ乗せることとなる。同じサイクルには黒の《虚空を招くもの/Void Beckoner》もいるが接死であり、髑髏茨の戦略とサイズで接死が有効な場面はない。

《ウーナの黒近衛/Oona's Blackguard》
 +1/+1カウンターが乗っているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたびに手札を捨てさせる。地味ではあるが、統率者ダメージで相手を沈めるまでの時間稼ぎには有効となる。

《巻きつき蛇/Winding Constrictor》
《囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes》
《心優しきハイドラ/Benevolent Hydra》

 追加するカウンターを1つ増やすクリーチャー。ささやかだがあるのとないのでは大違いでもある。《囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes》はマナクリでもあり、《心優しきハイドラ/Benevolent Hydra》は自身のカウンターを髑髏茨へ移せる。

《屍体屋の脅威/Corpsejack Menace》
 こちらは2倍になる。髑髏茨だけでは1つ追加と大きく変わりはしないが、一気に乗せるシーンでは急に化ける。

《西の樹の木霊/Kodama of the West Tree》
 改善されているクリーチャーにトランプルを与えると同時に、戦闘ダメージを与えるたびに基本土地をタップ状態で戦場に出すようになる。髑髏茨でライフを詰め、カウンターを増やしつつ出し直しの準備もできる良カードである。
 なお、改善は横並びを意識したデザインであるため、髑髏茨のように1体を強化し続けるクリーチャーと相性のいいカードは少ない。全体強化戦術を取る場合はチェックしておくとよい。

《ラムホルトの勇者/Champion of Lambholt》
 クリーチャー1体が自陣に出るたびに+1/+1カウンターをこれの上に乗せ、これのパワー以下のクリーチャーが自分の攻撃をブロックできなくなる。ラムホルトの勇者を、ではなく、自分のコントロールしているクリーチャーを、である。髑髏茨デッキにクリーチャーは少ないが、パワーが3くらいでもトークンにチャンプされなくなるため、うまく回避能力を得られなかったときにも継続して髑髏茨を育てられる。

《廃物製の喧嘩屋/Scavenged Brawler》
 突如として現れた髑髏茨用のオリカ。5マナで墓地から追放すると+1/+1カウンター4つと飛行・警戒・絆魂・トランプルカウンターを1つずつ得る。こいつがいるだけで回避でき、ブロック要因にもなり、回復もできるというおかしなクリーチャーが出来上がる。しかも除去しても強化は継続する。墓地に落とした瞬間に対策されること必至なので、墓地へ送った直後に追放するべき。

《豪腕/Brawn》
《不浄/Filth》

 墓地にあると自陣のクリーチャーが効果を得るインカーネーションで、豪腕は森をコントロールしているとトランプルを、不浄は沼をコントロールしていると沼渡りをそれぞれ与える。沼渡りは相手が黒でないと無意味に見えるが、《新緑の熟達/Verdant Mastery》を4マナで唱えると対戦相手1人の戦場に沼を置ける。本来土地を相手に渡すデメリットではあるが、これを逆手にとって無理やり沼渡りすることが可能となる。

《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》
 これと《オゾリス/The Ozolith》はこのデッキで唯一とも言っていい、挙動がややこしいカードである。髑髏茨が死亡したとき、髑髏茨に乗っているカウンターと種類も数もまんま同じカウンターが《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》や《オゾリス/The Ozolith》に乗る。が、これはカウンターが移動しているのではなく、それらのパーマネントに新たにカウンターが乗っているだけなので、髑髏茨はカウンターを失わない。つまり、カウンターの総数は倍になるので注意が必要。
 ちなみに、キーワードカウンターの数も増えるが、念のために数はきちんと記録しておく必要がある。カウンターを外された場合でも、キーワードカウンターが複数乗っていれば能力を失わない場合がある。

《カロニアのハイドラ/Kalonian Hydra》
 攻撃すると全軍のカウンターが倍。自身もどんどん大きくなるのでブロッカーにもなるし、髑髏茨のサブウェポンにもなる。地味に高いのが難点。

《棘を播く者、逆棘のビル/Bristly Bill, Spine Sower》
 サンダージャンクションから新参者の登場。まずはサボテン野郎。上陸で+1/+1カウンターを1つ追加するほか、5マナでカウンターが倍。タップを必要としないので何度でも、あるいは戦場に出たターンに即座に起動できるのもいい。

《鉄道の喧嘩屋/Railway Brawler》
 続いてはサイ。クリーチャーが戦場に出るたび、パワーに等しい+1/+1カウンターを乗せてパワーを倍にする。ちょっと自信がないが、素直に読めばカウンターの乗った髑髏茨は修正後のパワーで戦場に出るため、カウンターがほぼ倍になると考えていいはず。計画しておき、髑髏茨を出し直す直前に出せばいいのも嬉しい。

ソーサリー・インスタント

《汚れた一撃/Tainted Strike》
 カウンターを増やすのが基本戦略、とはいえパワー20はやはり遠い。ではどうする? インチキをすればよい。感染を付ければパワー10でワンパン出来るようになる。相手の意識の埒外から攻められるが、ヘイトも急上昇するので注意。
 ちなみに、感染によりダメージが毒カウンターになるのは置換効果なので、戦闘ダメージを与えていることにはなる。髑髏茨のカウンターは問題なく増えるので安心。

《タイヴァーの抵抗/Tyvar's Stand》
《タミヨウの保管/Tamiyo's Safekeeping》
《蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil》など

 すぐに出直せるとはいえ死なないに越したことはない。ので、呪禁や破壊不能で敵をやり過ごすのが重要となる。ものによってはカウンターを追加してくれる場合もある。

 キリがないのでここには挙げていないが、黒であれば死亡時に墓地からクリーチャーを戻すようにするカードが無数にあるのでそれを使うのもよい。ただし、それらの呪文では《平和な心/Pacifism》のような破壊しない疑似除去や《力線の束縛/Leyline Binding》のような追放除去からは逃れられない。個人的には呪禁が好みである。

《英雄たちの結束/Solidarity of Heroes》
《活性化のうねり/Invigorating Surge》
《威圧の光景/Visions of Dominance》
《生体性改造/Biogenic Upgrade》

 それぞれ、+1/+1カウンターを倍にする呪文。すぐに使えばいたずらに警戒されるが、パワーが20を超えても意味がない。ご利用は計画的に。

《生+死/Life+Death》
《発掘/Unearth》
《遺跡の碑文/Inscription of Ruin》
《死住まいの呼び声/Call of the Death-Dweller》
 
リアニメイト呪文。黒はリアニメイトの色かと思いきや、重い呪文で重いクリーチャーを戻すか、軽い呪文で手札に戻す戦術が多い印象。が、髑髏茨の効果の都合から手札に戻す選択肢はない。
 上の2つはマナ総量に制約があるが、髑髏茨の軽さの前には問題とならない。《遺跡の碑文/Inscription of Ruin》はモードによって除去にもなるのが嬉しい。《死住まいの呼び声/Call of the Death-Dweller》は威迫と接死のカウンターを乗せるおまけつき。そのおまけが役に立つ場面は少ないが、ないよりはあったほうがいい。これ以外のカードはマナ総量が4を超えてくるので得しない印象。

エンチャント

《ファイレクシア化/Phyresis》
《ぎらつく油/Glistening Oil》

 感染を付与する。後者は毎ターン-1/-1カウンターが乗ってしまうので髑髏茨が育たなくなる点に注意だが、墓地に行っても手札に戻るのがよい。

《悪魔の抱擁/Demonic Embrace》
 エンチャントしたクリーチャーが飛行を得るほか、手札1枚とライフ3点で墓地からも唱えられる。墓地にカードを送る呪文を用い、《廃物製の喧嘩屋/Scavenged Brawler》などと一緒に叩き込むのもあり。

《怨恨/Rancor》
 トランプル付与、手札に戻る。説明不要の偉さ。

《ギャレンブリグの宮廷/Court of Garenbrig》
 毎ターン+1/+1カウンターが2つ増えるほか、統治者なら2倍になる。守り抜くのは困難だろうが、3マナでしていい動きではない。

《硬化した鱗/Hardened Scales》
 +1/+1カウンターが追加でもう1個。1マナで置けて、早々に置けば地味に莫大なカウンターを稼ぐことに。

《語られざる印/Unspeakable Symbol》
 髑髏茨用オタクカード。ライフ3点で+1/+1カウンター1つ。つまり30点で髑髏茨が11/11に。調子に乗ると顔面に火力が飛んできて死ぬが (1敗)。

《永遠への旅/Journey to Eternity》/《永遠の洞窟、アザル/Atzal, Cave of Eternity》
 エンチャントしたクリーチャーが死亡すると戦場に戻す。かつ、これは反転して土地になる。そう、昔のイクサランのカードである。土地になったら5マナタップで延々と髑髏茨を墓地から戦場へ戻せるようになる。オリカか?

《ハイドラの成長/Hydra's Growth》
 アップキープごとにカウンターが倍。緑ってこんなんばっか。黒が混ざると多少は賢いのだが。

《休樹林帯/Dormant Grove》/《節くれの樹林徘徊者/Gnarled Grovestrider》
 毎ターン+1/+1カウンターを1つずつ増やせる。タフネスが6以上のクリーチャーがいれば変身し、自身もクリーチャーに。しかも全軍に警戒を付与する。この色で警戒付与は珍しいので重用している。

《巨人育ち/Raised by Giants》
 この手のカードを使いこなせるかどうかで、+1/+1カウンター学会に相応しい人物かが決まる。《巨人育ち/Raised by Giants》は基本のパワーとタフネスを10/10にするエンチャントだが、カウンターはいくら乗っても基本のスタッツを変えるものではない。つまり、+1/+1カウンターが5つ乗った髑髏茨は6/6に過ぎないが、《巨人育ち/Raised by Giants》があれば突如として16/16のクソデカ生物になるという寸法である。覚えておこう。

アーティファクト

《オゾリス/The Ozolith》
 ややこしい挙動は《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》の項を参照。

《打ち砕かれた尖塔、オゾリス/Ozolith, the Shattered Spire》
 壊れてしまったオゾリスだが、なんか強くなっている。《硬化した鱗/Hardened Scales》の能力に加え、自身のタップと2マナで継続的にカウンターを増やせるように。

《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》
 装備すると威嚇を持ち、黒かアーティファクト以外にブロックされなくなる。さらに死亡時に4マナ払えば戦場に戻るようにもなる。ただ装備コストも4マナと重いのがネック。

《ザスリッドの指輪/Ring of Xathrid》
《カロニアの指輪/Ring of Kalonia》

 前者は装備したクリーチャーに再生 (2マナ) を、後者はトランプルを付与する。かつ前者は黒なら、後者は緑なら+1/+1カウンターがアップキープに1つずつ乗る。本体2マナ装備1マナの合計3マナとマナカーブに沿い、髑髏茨の戦略とも噛み合うのが嬉しい。

《フラクタルの装具/Fractal Harness》
 最後の髑髏茨オタクカード。攻撃するたびカウンターが倍。戦場に出たときフラクタルトークンを生成し、Xマナに当てた分だけ+1/+1カウンターを乗せるという挙動もするが、トークンが不要ならX=0で撃てばいい。既に髑髏茨が育ち切っているなら余ったマナを注ぎ込んで二正面作戦もとれる。

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