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オンラインでBarやってます。 くどうちえこ、という名前のため「くどうママ」「ちえこママ」「ママ」などと呼ばれております。 リアルな住まいは京都です。

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  • うつ日記

  • くどうBar日々の雑感

    オンラインBarでのあれこれを綴っています。

最近の記事

うつ日記 その16

仕事に復帰しておよそ2週間が経ちました。 基本は「クリーンベンチ」という点滴作成をするところでひたすら点滴を作っています。 こう書くと、元々の業務とまるで違うことをしているようにも見えますが、今どんな人が入院していて、どんな薬を使っていて、どんな状態で、などの情報をカルテで確認しながら、作成する順番を決めたり、急な依頼を予測したりしてます。なのでそれなりに頭は使いますし、それなりに疲れます。 感覚も戻ってきて、速度も上がり、日によっては時間が余るようになりました。 そんな中、

    • うつ日記 その15

      今日はこれからの話を書きます。 このタイミングで私のiPhoneは植木等のスーダラ節を流してきましたwwこんなフワッとした感じじゃないのにな。 まずは春に部署異動です。 行き先は、入院が決まった患者さんのお話を聴く所です。外来で病名や治療を告げられ、入院が決まった後に来ていただく部屋です。 以前にも働いたことがあり、マルチタスクをこなすというよりは、ひたすらお話を聴く所なので、今の心持ちには合っている気がします。上手にできるかは不安ですが、スキルを磨いていくしかないと思ってい

      • うつ日記 その14

        先週から仕事に復帰してます。 昨日は仕事が終盤に差し掛かったところで業務量がぐいん、と上がり、それに対応出来ない自分に涙が出て、でも学童のお迎えの時間は迫り、わけもわからず転がるように帰ってきました。 イネの前では泣きたく無いと思いながら自転車を漕いで、学童の玄関にたどり着くと、いつも通りのご機嫌なイネがいて、その態度に合わせて泣き顔を見せずにすみました。 なのに、ホッと一息ついた瞬間に「今日も頑張ったね」とイネが手を握ってきて、結局私は泣きました。 一晩明けて、昨日の夕方の

        • うつ日記 その13

          岸田奈美さんのメンタルダウンの記事が「え?」と思うくらい私の経過や心境と共通するところがあったので、シェアします。 https://note.kishidanami.com/n/n73f74432b489 奈美さんは私の何倍もの負荷がかかっていると思うので、単純に並べられませんが、おおすじはとても似ている、と感じました。 ひとつ考えたのが、うつになっても「○○なら出来る」はあるんじゃないかということで、ただ、それが普段より過剰になる気がしています。 私の場合は「花を買って生け

        うつ日記 その16

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        • うつ日記
          16本
        • くどうBar日々の雑感
          8本

        記事

          うつ日記 その12

          休職が1ヶ月延びました。 理由は睡眠のパターンがまだ不安定で、眠れなかった日の次の日が使いものにならないくらいヘロヘロであること、波はあるものの不安感情が定期的に襲ってくることなどです。 とはいえ回復傾向ではあるそうで、これから少しずつでも上がっていくといいなぁ、と思っています。 その先について考えることもしばしばあります。 自分の心の持ちようをなんらかの形で変えていかないと、休んで回復しても、またぶり返すのだろう、と思っています。 私のテーマは「仕事が苦役にならないライフの

          うつ日記 その12

          うつ日記 その11

          昨夜は眠りに入ってから2時間ほどで目が覚めて、そこから4時間ほど眠れないという夜になった。 最近は眠前に薬を飲めば、朝の4時くらいまでは眠れていたので、なぜ昨夜はこんなことになったのかよくわからない。 今まで生きてきて、夜中に目覚めることや、そこから眠れなくなることは経験としてはあるけれど、本当に数えるほどで、私には滅多に起きない出来事だった。 鬱になり睡眠のバランスは一旦崩れたけれど、ようやく整ってきたところでなんのきっかけもなくこんな夜が訪れると、とても不安になる。 今夜

          うつ日記 その11

          うつ日記 その10

          頭の中と視界に入るものはつながってる。 自分の過ごす空間が整っているのはきっととても大切なこと。 でも、私は整理整頓がものすごく苦手で、時間が無いと部屋はどんどん散逸していく。 物の置き場所を決めること、埃を払うこと。まずはこの二つをちょっとずつちょっとずつやっていこう。 今日通りがかりの古道具やさんでイネの勉強道具や小物を入れるのにちょうど良い棚が目に入った。 中が少々ごちゃごちゃしていても扉をパタン、と閉めると急に心が落ち着く。 自分の心もこんなふうにちょっとだけ整えて、

          うつ日記 その10

          うつ日記 その9

          ワークだってライフ。 仕事を私の人生の大切な部分として愛せるかなんだなぁ、と。

          うつ日記 その9

          うつ日記 その8

          今日は大徳寺の塔頭を巡っています。 黄梅院の中で副住職さんに呼び止められ、お昼ご飯まだ?って聞かれてまだですって言ったら、まあまあ座りなさいと椅子を勧められて、パンとお茶をいただきました。 禅のお寺のおおらかさよ。

          うつ日記 その8

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          うつ日記 その7

          うつ日記 その7

          うつ日記 その6

          自宅のトイレの流れが悪くなって数ヶ月経っていました。 流れないわけではないのでなんとか使っていました。 水回りの業者に連絡を取ることすら負担に感じる状態でした。 なのに今日ふと思い立ってマンションの管理会社に連絡をして、業者を手配してもらいました。 詰まりの原因はコンビニのスプーン(未開封)でした。 私は何か恐ろしいものがそこに詰まっているのでは、と勝手に思ってました。恐ろしいものってなんだろう? 出てきたものを見た時の意外な感じ。 え、そんなものだったの?という。 実際そん

          うつ日記 その6

          うつ日記 その5

          私はうつなんかじゃなくて、ただ怠けているだけなんじゃないかと2分おきくらいに思う。 実際そうよね、っていう確信が常にある。 みんなが歯を食いしばって耐えていることを耐えないでやり過ごそうとしている。 それはとても悪いことのように思う。 その一方で、今朝久しぶりに、起きた時「寝たなぁ」と感じてる自分に出会って、ああやはりどこかは病んでいるのかもな、と思う。 今まで本気で必死に生きたことなんてあるのかしら。いつも面倒なことから逃げてここにいるんじゃないのかしら。 私の努力は努力と

          うつ日記 その5

          うつ日記 その4

          抜け出せるかもしれない。 そんな希望が見える本を読んだ。 私の近くにはこの本に出てくる白魔道士だけで無く、黒魔道士もいる。 すごい。 それだけですごい。 目指すのは自分で自分の黒魔道士になること。 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88-%E5%BF%83%E3%81%AEHP%E3%81%8C0%E3

          うつ日記 その4

          うつ日記 その3

          一進一退が続いています。 いくつかをメモ的に。 脳を静かにする時間の重要性。 迷惑をかけるのを恐れる私は、誰かに迷惑をかけられることを憎んでいるのかもしれない。 自分が自分のためだけに時間を使うことを極端に減らしてきた影響。 まとまってから書く、を今の自分には課してはいけない気がしています。 少しずつ追記していきます。

          うつ日記 その3

          うつ日記 その2

          私の気持ちに巻き込まれる可能性があるので、無理に読んだり、リアクションしなくては、と思わずにいてもらえたら、と思います。以下本文です。 誰かに会ったり、面と向かって話をするのがしんどい状態が続いています。 こうやって文章を綴ったり、だれかの発信に短くリアクションするのはそこまでしんどくない、というのが新たな気づきです。 今、不安なくやりとりできるのは我が子だけという、これ、子どもがいなかったらどうなっていたんだろうって思ってます。 その分我が子には負担がいっていると思います

          うつ日記 その2

          うつ日記 その1

          相変わらず崖っぷちに立つ毎日ですが、皆さまお元気ですか? 私は心の不調をきたし、昨日診察を受けて「鬱ですね」と言われました。 まだそれほど深刻な状態でもなく、それでも何かは調整しないと坂道を降りていくことになりそうなので、ひとまず仕事の分量を減らしてもらうことになりました。 変な話ですが、このプロジェクトはおそらく皆さんが思っているよりずっとずっと先まで続くもので、この心の不調も私としては起こるべくして起こった感があります。 そもそも癌を患ったことをきっかけに皆さんに声をかけ

          うつ日記 その1