【双子生活】秘蔵の草履。男児四人、双子が運動能力を評価される理由(続報)。

今春より、遂に双子も工藤家秘蔵の草鞋「ミサトっ子」デビューを果たしました。まだまだ指先でうまく草鞋をコントロールできないため、ちょくちょく足が外れては「ズレてるよー」×「2名」と叫んでますが、いい感じで足に馴染んできています。

草鞋がズレて、転倒して泣き、草鞋の責任であるかとばかりに(彼らなりに)遠くに投げてしまうところもありますが、朝の登園では「草鞋」なくして外出なしとばかりに喜んで履いてます。明らかに足に合わない次男のを履いてもニコニコ、自分のでもニコニコ、三男が四男の、四男が三男のを履いてもニコニコ。このペースでニコニコ草鞋足を育んでほしいものです。

さて、子どもたちが少しでも身体の使い方がうまくできるよう、試行錯誤されているパパママは多いと思いますが、習い事もいいんですけど、やっぱり日常的に使っている衣服や靴というのは少なからず影響があるように見えます。

最近、海外における子どもたちの「足」の発育の重要性について読んだのですが、そこでは日本の「バレーシューズ型うわばき」やサンダル(つま先入れるだけのもの)を6年から9年履き続けることへの疑問やリスクに触れられていました。

幸い、長男が行く小学校は上履きが比較的柔軟に選べるため、バレーシューズ型ではないしっかりとしたものを選びました。多くの子どもたちとは異なる上履きのため気にするかなと思いましたが、そうでもなさそう(むしろ自分はイケてるという勘違い)でよかったです。

身体はとても小さい男児四人ですが、身体の使い方は全員褒められるのも、妻のDNAと「ミサトっ子」のおかげだと信じています。

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主にボールを使ったスポーツは得意な方ですが、身体能力の低さだけはどうにもできませんでした。走力、跳躍力、筋力など、部活レベルであっても一定の水準に届かず、もちろん、人生を懸けたというほどの努力はできませんでしたが、運動能力には自信がないまま大人になりました。

逆に妻は身体能力が非常に高いです。いまはその能力を出すような場面はあまりないと思いますが、高校時代も知っているので、間違いないところです。

さて、そんな二人から生まれた長男、次男、三男四男(双子)はどうでしょうか。一方は身体能力に乏しく、もう一方は抜群です。足して二で割ると標準レベルの子どもが生まれてきそうです。

身体的な能力を数値化して、全国標準と比べるといったことはしませんが、保育園や体操教室、水泳教室でのフィードバックを聴く限りにおいては、それなりに運動能力が高そうです。

ウチの子どもたちは、四人全員が小さいです。将来はわかりませんが、一回り下の子たちと同じくらいといったらイメージつきますでしょうか。そのため、筋力の強さを感じることはあまりありません。現時点での僕の見立てとして、長男は創意工夫と努力のひと。いま5歳ですが足も速く、逆上がりや空中後ろ回りとかできます。最近、なわとびを始めたらしく、先週、交差飛びができるようになったと自慢されました。

次男は天然物で、初めてでもやってみたらできちゃう、みたいなひとです。身体の使い方も、何度もやって最適解を見つけ出すより、「なんかできちゃった」と笑ってるタイプです。長男と真逆。そんなファンタジスタ次男は不思議くんで、将来夢は「恐竜」。以前、手足に靴下を履いて、四足歩行の練習してました。進化しようとしているのか、退化しようとしているのか不明です・・・。恐竜モードになるとゾーンに入るのか、言葉が通じなくなるのが面倒です。キョウリュウジャーがやってたらよかったんですけど。

三男四男はまだわかりません。ただ、テトテト走る姿や、ちょっとしたところへ登ったり、飛び降りたりする姿から、運動が不得意には見えません。ボールを投げたり、蹴ったりしてても、空間認知とかよさそうです。

で、我が子を溺愛するバイアス評論のようですが、ここらへんは妻が日常から地味にトレーニングしていたり、自宅に運動能力が高まりそうな玩具が配置されていたりと、生まれつきのものより、後天的に遊びながら身につけたチカラなのではないかと思ったりします。

そんな子どもたちが2歳前後から愛用しているのが草履です。そう、「ミサトっ子」の草履です。

何がよいのかについては、上記サイトの通りです。もちろん、PRですからどこまでかということはあると思いますが、そこは個々人の価値観や判断にお任せします。

それでも、この時期(もう少し前)から秋くらいまで、半そで半ズボン、この草履で自宅を出て、帰宅します。お休みの日も、どこへいくにも、だいたい草履です。

草履には効能や効果もありますが、実際に子どもたちが履いていて、こんなところがおススメです。

ひとつ目は、足の稼働範囲の大きさです。当然ですが、普通の靴に比べたらほとんど裸足です(笑)そのため、公園の遊具でも、アスレチックでも、そこらへんのちょっと高いところや木によじ登るときも、足首のみならず、足全体をうまく稼働させているように見えます。

ふたつ目は、汚れに強いこと。まぁ、子どもですから公園では砂場にも行きますし。いったらいったでビニール袋に水を入れて、砂場にぶちまけ、泥の中ではしゃいだりします。全身泥だらけで遊んでいることもあれば、足元は真っ黒くらいで済むレベルのこともあります。そんなとき、草履をはきながらでも、脱いででも、さっと足と草履を洗えば終了。自宅で外に干しておけばすぐに乾きます。砂や泥にまみれて遊びますから、この手の汚れに対して手間暇いらないのは非常にストレス度が低い(ない)です。

三つ目は、草履飛ばしして遊べます。ふたつ目の気楽さが大きいのですが、今日もブランコにのって、大きく振れたところで草履を飛ばし、距離、高さ、面白さの三部門で彼らは争ってました。ちなみに、面白さ部門の一位は次男が飛ばした草履が自分の頭に当たる、というものだそうです・・・。その後、ブランコからうんてい、うんていからジャングルジム、ジャングルジムから滑り台、滑り台から鉄棒と、それぞれゴルフのように、飛ばした草履を当てながらゴールを目指すゲームが展開されてました。

まー、「ママ」に見つかったらヤバイ遊びであるくらいの認識はあったようですが、適当な僕が見てるだけですし、水道で足を洗って、持参したタオルで拭けば、特に家が大変なことになるわけでもないわけです。

子どもたちは走るのが速いこと、それなりに運動できることは、自助努力などではなく、草履と靴のおかげだと思っているようで、それはそれでどうでもいいんですけど、足もどんどん大きくなるなか、最速の靴は「シュンソク」らしいので、草履のコスパの素晴らしさを感じざるを得ません・・・


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