上田龍 ルーティン

近頃の上田龍選手とのトレーニングはルーティンがある程度定まってきており、彼自身、毎回課題を見つけて強くなっているのが分かります。

上田選手は190cmの長身ということもあり、今まで同身長の選手との試合やスパーリング経験があまりないとのことで今後、海外の選手とやるとなると、同身長相手にスウェーでは避け切れない場面も出てくるはずと思い、ディフェンスの際は基礎的なダッキング、ウィービングなどボクサー的な動きを課題としてトレーニングしています。

私自身、現在はパワーリフティング、ウエイトリフティングなどの筋力・パワー強化を行なっているので、以前に比べて大幅に力がアップしてるので、上記のディフェンス練習に加えてレスリング的な動きや相撲といった押し勝つためのトレーニングを組み込んでいきたいなという話をしています。

…先日、トレーニングに負荷をかけ過ぎないことが大切だと言ったばかりですが、上田選手としては、せっかくきてもらうのだから私にしかできないことをやってほしいとのことでした。

たしかに彼は自分だけでも充分に追い込んで強くなるとは思いましたが、パートナーとしてやるのであれば1人でできない負荷を掛けさせるのも仕事だなと反省しました。
(私にもっと身長があれば…悔しい)

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