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やらかす性分

こんにちは。駆動トモミ/工藤友美です。
またお会いできて光栄です。

3月からちょっと物書きのリハビリをするため
noteへあれこれ投稿してみようかと思っております。
飽きっぽいので、三日坊主になりそうなんですけど(笑)

とりあえず3月の一発目は
「物語を書きたい!」という欲求が抑えられなくなり約1週間くらいで書き上げた創作小説をぶっぱなします。

なお、この物語の10%くらいは実話残りはフィクションですが、モデルとなっているお店やご本人には一切許可をとっていません

なので、もし問題が起きた場合にはこの小説は消滅します

もしよければ早めにお読みください。


実は…小説の原案は2022年9月の段階で存在していましたが、書き上げたストーリーとは全くの別物で、もっと暗い話でした。

しかし、2月3日、長年行ってみたかった『Kカフェ』というお店にお邪魔したことがきっかけで、私の妄想脳がぶわっと活性化したんですね。いろんなエッセンスをぶちこんでぐるぐるかきまわし煮込んだこの暴走気味の小説が出来上がった次第です。

今回は、上記にリンクした創作小説の元となった『10%くらい実話』のうち、一部の出来事を紹介します。


『Kカフェ』は、中野ブロードウェイの4階に実在します。小説家の渡辺浩弐さんが店主をしているお店です。

そして、渡辺さんは、わたしが密かに長年憧れているひとです。

テレビで拝見していたのはもちろんですが、ファミコン通信での連載『1999年のゲーム・キッズ』に衝撃を受け、影響を受けた小学生でした。

『Kカフェ』は営業日が決まっていないお店で、2年前くらいに、メルダーの相方・仲倉氏が「ここが渡辺さんのお店なんだよ~」と連れて行ってくれたのですが、中に人の気配はするものの、扉は閉まっていました。「いつか絶対あのお店でお茶するんだ」とお店の前でかたく決意したものです。

時は流れ、ふと、渡辺浩弐さんのXアカウント(当時はまだTwitterだったかな)を眺めていると

「これからは気が向いたら店を開けようと思います」という
投稿が目に留まりました。

これはもしかしたら…Xにはりついていれば、お店を開けるタイミングがわかる…のかな?と思い…

と、勇気を出して引用リポスト…
すると…

リプライ来たじゃん…!!(気絶)

これは絶対行くしかない!!
そう思いました…が、中央線沿線からかなり遠いところに住んでおりますので、Xでの「開店予告」を観たとて、なかなかサッと中野に飛んでいくことはできず…時は流れました。

そして2月3日…ひょんなことから中野にふらっと立ち寄る用事ができたのです!渡辺さんのXで具体的な開店予告は出ていませんでしたが、仲倉氏とお店の様子を見に行くことにしました。

お店の扉に近づくと、ガリガリガリガリとコーヒー豆をひいているらしき音が聴こえます。

もしや…と、その場で渡辺さんのXアカウントを確認しました。

絶対中にいらっしゃるじゃん…!!(悶絶)

ただ、見るからにお店は開いていませんでした。今日は店を開けるのか?ここで訊かなきゃ女が廃る。思い切って店の中をのぞいて、声を掛けました。
対応してくれたのは当たり前といえば当たり前なのですが、渡辺さんご本人でした。取り乱して訳が分からなくなりそうな自分を必死に宥め、開店時間の確認をし、いったんお店を後にしました。

開店時間に合わせ、お店に行った結果が以下となります。

生配信…出ちゃった…

自分の憧れてた人の隣でお喋りしてるとか現実味がありませんでした。
(…という話を渡辺さんにお伝えするような余裕もありませんでした。動画を観たらなんとなくわかると思いますが、工藤は気持ち悪いくらい照れています…)

ライブの宣伝までさせていただいたし、メルダーという、突然店に現れたよくわからない存在を即座に分析し「推しますよ」と言ってくれた渡辺さん…感謝しかありませんでした。(わたしは社交辞令の通じぬ女ですのでお気を付けください

そんな夢のような出来事がわたしの心に火をつけて一つの物語を書かせたのでした。わたしはこういう『心動かされた時』に『自分の好きを形にして晒す』ということをやらかす性分なのです。好きのパワーってすごいですね。自分が書いたんじゃないみたいな気分でした。最後の方(笑)あっ、キショイとか言わないで。これがわたしの愛の形なんです。

2月のライブも無事終了したので、
渡辺さんにお会いして、お礼をしたいな~と思っています。

次に『Kカフェ』が営業する日はいつかなぁ…
楽しみだなぁ…

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