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魚は何処へ

ボクは釣りをしないので詳しくは知らないんだけど、釣りが上手な人は、どうやら魚がいる場所を知っているか、魚のいる場所を見つけるのがとても上手らしい。

魚がいないところで、釣りをすると言う事はただ単に餌をばら撒いているだけと言うことなんだろう。

まさか、今後も釣りが好きだからといって、魚がいないのに一生懸命釣りをするなんて事は無いよね。

そして、いなくなった魚たちが、いつかここにまた戻ってくれると信じて願って祈って、釣りを続けるなんてことはしないよね。

魚がいるところで魚釣りはしましょう。


新型コロナで全ては変わったんだから、今までうまくいったからと、そこにしがみつくこともなく、未来が、そう10年先の未来がやってきたんだと思って、新しいことを始めてみたほうがいいよね。


とあるイベント会社では、今回の新型コロナで自分たちが世間から必要とされていないと感じたらしい。

そう感じている経営者たくさんいると思う。


先のイベント会社の社長は、自分たちに今何ができるんだろうと考えた結果、夏のイベントで熱中症対策のために温度を測る装置を改良し、デジタルサイネージにカメラを組み込み、そのカメラがとらえた映像をもとに、サーモグラフィーによる温度を検出し、それを画面に表示すると言う新型コロナ対策に使えるアイテムを生み出した。

すると、病院を始めたくさんの企業から依頼が来てあっという間に150社に納品したらしい。

きっとこれからも多くのところに納品することだろう。

魚は移動した。

その魚をいる場所を見つけ出すことに成功してる。


何も難しいことでは無いのかもしれない。

今まで培ってきた経験やノウハウ、それらのものを、全く新しい概念をベースにして再構築した時、新しいビジネスがそこにはあるのかもしれない。


ボクは釣りをしないので詳しいところはわからないけど。

小さな成功体験が夢の実現の近道を提唱しています。 子供の頃から、言語障害に悩み、人一番言語に関する興味・関心が強く、言葉を綴り続けて、気がつくと人前でセミナーやるようになっていました。