見出し画像

#205 タイムラグ

11月30日(木) 22時57分

やばいやばいやばい。
いつからこんなになっちゃったんだろう?ついにひなたぼっこに、スイッチが入ってしまったようだ。
明日は金曜日で何もなければマーが来る日になっている。LINEで確認のやりとりでもよかったのだが、今日は精神的にいろいろ疲れることがあって、無性に彼の声が聞きたくなった。
夕方「今夜23時ごろ通話しても大丈夫?」とLINEを送る。
22時前に「今から帰るから大丈夫」と返信が来る。

私から彼に連絡を入れようと思っているのだが、今むちゃくちゃ心臓がバクバクしているんだけど💦
彼と初めてデートしてからもうすぐ2ヶ月が経とうとしているし、家にお泊まりに来るようになってからもうすぐ1ヵ月が経とうとしているのに…今さらときめきか〜?!遅っ!!
もうマーにときめくことなく、このまま突っ走るのかと思っていたが、ついにその時がきたようだ。
きっかけとか特にないが、水曜日あたりから好きのスイッチがオンになり、乙女期間がちょっと始まった?

忘れもしない、前回は暑い夏の日の焼肉デート⬇️

トラウマだった時期もあったが、もう鬼畜のことを口に出してもなんとも思わなくなった。もちろん、今が満たされているから。

それにしても、3回目のデートの前は気持ちが追いつかず、緊張と不安と戸惑いの中でものすごくストレスを感じて、自律神経が乱れまくっていたのだが、今は全く違う意味で心臓バクバク。
明日、彼に会ったら…おそらく少女のようにもじもじして、目がハート型になって、緊張でしゃべれなくてドMちゃんになっているのかもしれない。それまで散々ドSの女王様のごとくおそいかかっていたのだが、おそらくそれは恥ずかしくてできないだろう。
恋が始まるとM子ちゃんになっちゃうから。

そしてもう一つ、心境の変化が…。
マーからあれほど「早く一緒に暮らしたいね」と言われても、全然乗り気ではなく不安の方が強かったのだが、今は全くそんな気持ちもなく、むしろ親族トラブルが落ち着いて3月ぐらいになったら、1LDKの今の部屋でも同居してもいいかなと思い始めた。
理由は3つ。
離れていると不安になる。
彼の浮気が心配とかそういうことではないが、会っていないと心が離れちゃうんじゃないかという不安。おそらく、毎日顔合わせていれば安心するのだと思う。
2つ目は、彼の体が心配。
まだサラリーマンをやっているうちは、食事を含めた健康管理などのフォローをしてあげたい。
3つ目は、ずっと一緒にいたい。
アプリであった市役所土木課のシンパパや、ガツガツ系せっかちくんもこの言葉を言っていたが、確かマーも言っていたと思う。だがひなたぼっこは「ずっと一緒にいるなんてうざい!!」と、ついこの前までは思っていたのだが・・・。
お互いに残された時間も限りがあるし、生き別れではなく、この年齢になると死に別れも充分考えられる。ぶつかり合ったり1人になりたいなと思う時もあるかもしれないが、極力一緒にいたいなと思うようになってきた。

あれだけ過去のブログでは反対のことを言ってきたくせに!と思ってしまうが、…人の心って変わるもんなんだなぁ〜。
人を好きになると、簡単に手のひらがした。

12月1日(金) 15時15分

結局、上のブログを書いた後、マーとLINE通話をしたのだが、いまいちマイクやスピーカーの調子が良くなくて、何度もかけ直したりを繰り返してるうちに、なんだか心臓バクバクのときめきがどっかにいってしまった。しかも、全然甘いムードにならない😓
それどころか、遺産相続の件で税理士に提出すべき書類がまた増えてしまい、それを集めなくてはいけなかったり、兄が相続の遺留分請求等で弁護士を立てている関係で、来週は相手方の弁護士と会わなければいけなかったり…かなりタイトな状況だ。

そんな愚痴を聞いてもらえれば気持ち的に少し楽になるなと思って軽く話したのだが、マーはそれでは許さない。
特にお金が絡むことに対してはすごくシビアだ。
そういえば、私自身も弁護士をつけたほうがいいかなと思い問い合わせをした時、わりと辛口の厳しい弁護士からも喝をいれられた。
金儲けとか不動産の価値とかにあまりにも疎くて、マーにもこっぴどくダメ出しされてしまった。
ひなたぼっこはというと…ぼけ〜😦

「別に今幸せだし、お金より愛があればいいから…😌」
「マーが(取引の時)一緒にいてくれれば大丈夫だよ」
みたいなぬるいことを言うと、またしてもマーからどやされる。
「自分でもっと勉強しろ!ネットで検索すればいくらでも不動産の知識は出てる」と。
「え〜?だって、こんなの人生初めてだし、全然得意分野じゃないし…😔」うだうだ言ってるひなたぼっこに対して、マーは
「もぉ〜!腹立つわ〜😠」とかなりイライラしているご様子。

彼はどんな相手でも人を疑ってかかるタイプなので、しきりに私に「それは相手の作戦なんだから騙されるな!」を繰り返す。
でも疑ってばかりいたら、ちっとも取引だって成立しないし先に進めないじゃん。もちろん騙されないために、自分も対等に渡り合えるだけの知識を身に付けろという彼なりのアドバイスなのだろうが。

時間はすでにてっぺんを過ぎて金曜日になっていた。
眠いのはずのマーは、こと金の話になるとスイッチが入るらしくすっかり目が冴えてしまったようで、いつもの甘ったれた声ではなくなっていた。ついつい熱くなるらしい。
「じゃぁ、続きは会ったときの昼間に話そう」
と言って通話を切る。

そういえば、2週間前もやはり相続問題のことをちょこっと話した時、株とか投資の話になり、午前1時半にもかかわらずマーのスイッチが入ってしまったことがある。
副業で株取引もしているサラリーマンだからお金を増やすことには興味があるのだろうけれど、私はそもそもよくわからないし、あまり知ろうという気もないし…。

まだ知り合って間もない人に、自分の資産状況を話しちゃっていいのかどうかはわからないけれど…、ひなたぼっこは人を信用しすぎなのかな?なんとなく、自分は人に騙されないという妙な自信があったりもする(フォトグラファーとのことは…だまされたというわけでは、ないよね?)。

実家を売却するかもしれない可能性がかなり濃厚になった今、いかにも馬鹿っぽくて無知そうなBBAが1人だけだと、確かに足元を見られそうな気もする。隣に理屈っぽそうな男性が座っているだけで、業者への印象もだいぶ違うとは思う。
でも、隣に座る男性が、仮にアキヒコだったらどうかな?
彼も株取引は小遣い稼ぎ程度でしていたようだが、マーに比べたら不動産や金儲けに関する知識は、全然疎い。しかも精神疾患があるので、頭を使うようなことをさせるとめちゃくちゃ疲弊してしまう。

このタイミングでマーと知り合えたのも、私にとっては幸運だったのか?この人が信用できる人かどうかはおいといて、今のところ私の中では、頼れる存在はマーしかいないから。

そんなこんなで、同時に2つの事はできないひなたぼっこは、今週末はエロスイッチがオフになり、仕方ないので不動産のことを少し勉強するかな〜。またマーに怒られちゃうし😔
とりあえず初心者向けの不動産オンラインセミナーを申し込む。

それにしても金曜日は、肉体労働が多くて疲れる。
今まではめったにしない鏡の拭き掃除から、浴室の床掃除、なんだか普段はしないような場所の掃除を週に1度はするようになってしまった。
何しろ視力2.0のマーは、絶対に気になってるはずだから。

はい、休憩時間終わり。
客を迎えるための準備、後半戦に入るか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?