#160 東大和市の戦争遺跡【まちの風景】
2023年9月3日(日)訪問。
「西の原爆ドーム、東の変電所」
長いこと東京に住んでいますが、ここの存在を知ったのは一年位前。せっかく東京市部に越してきたので1度は行ってみたいと思いつつ先延ばしになっていましたが、やっと今日行くことができました!
旧日立航空機株式会社変電所
9月なのに、まだまだ暑い日曜日。
目的地が西武線の玉川上水駅からさほど遠くないのが助かります。
そして、近づいてみると…。ネットの画像で見ていたのでわかってはいましたが、実物を目の前にすると言葉を失いました。
変電所内部の公開は、改修工事が終わってからそれまでの月1回から、日曜日と水曜日の週2回に。
ガイドさんの解説は、日曜日に午前と午後の各2回。その時間をめがけて行きました。
最初は12分のビデオ映像を視聴。小学3年生位の男の子とその妹らしき2人と3人で見てましたが、どうやら(想像と違ったのか)耐えられなくなって、2人は途中退席。お兄ちゃんの方と少しお話をしたので、かわいかったし写真を撮らせてもらいたかったのだけど残念。
ビデオで被災した変電所関係者の生の声を聞くと、胸が詰まる思いでした。ビデオを視聴した後、高校生位の青年くんと、埼玉から来たという家族4人と一緒にガイドさんの解説を聞きながら建物内を回りました。
工場のノコギリ屋根が気になったのでガイドさんに聞いてみると、現在のIKEA立川の向かいに、同じような屋根の形の工場を見ることができると言われました。
そして、この2年間で立川飛行機で製造された戦闘機も一般公開していたとか。年1回の公開らしいので、次回はぜひ見に行きたい!
たまたま質問したのでそういう情報が得ることができてラッキーでした。ガイドさんの解説なく1人で見ていたら、おそらく知らないままでしたから。
それに、立飛という地名も「立川飛行機」からきているとは!!それも初めて知りました。変わった地名だなと思っていたら・・・そういうことだったのですね。
変電所の沿革
軍需工場の建設
工場への空襲
戦後も現役で活躍
この後、建物の外に出ます。
デザインのように見えるけどすべて銃痕。凄まじい数…
内部の2階の解説は、別のガイドさんに交代。
建物内は冷房がないのでめちゃくちゃ暑くて、背中から汗がダラダラ。
この辺になると集中力も途切れ、そろそろ帰りたくなってきました。
他の方の質問でガイドさんの話は続いていましたが、私は引き上げることに… (高校生らしき青年くんも私の後に続き引き上げてきた)。
時間的に、もう15時半位だったか?
まだランチも食べていないので、駅前のハンバーガーショップで久しぶりにジャンクフードを食べることにしました。
一緒に行ってくれる人が誰もいなかったので、久しぶりのソロ活。
でも、誰かに合わせることなく自由に動けたし、ガイドさんの話もいろいろ参考になり堪能できました〜。
まち歩きをするにはまだ暑すぎて無理ですが、玉川上水駅界隈、立川界隈はもう少し攻めてみたいエリアので、それはまた涼しくなってからのお楽しみということで…。
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