コメント

王道の黄色いバナナではなく、一本の青いバナナに辿り着いたこの素晴らしさ。
「攻撃手段としての使用」が本筋なところをあえて避けた大喜利らしい回答。被りようのないバナナ運用。
そんなに硬くないだろ。

綺麗な引き算で野球部要素を消し去った。
野球要素ではなく野球"部"要素を。
ティモンディのおかげで「部活動としての野球」=「変な挨拶」が共通認識になっているので成立する無駄のなさ。
退部前後に展開を広げるではなく、しっかりとお題と向き合った良い回答。

以前ギャルお題で見た「畳の家に住めし」の「〜し」のような、今後のおばさんお題のスタンダードになりうるのではと思えるほどの発明。
「ん」があるだけでこんなにもおばさん。
すごい。
教室に誰もいないという裏切りもすごい。「何かをしにきたおばさんに何もさせない」という大胆さ。
ただおばさんが教室にいるだけというシチュエーション。面白い。

黒さを引き立たせるためにあえて白い部分を見せる。
この"あえて"により異様さが滲み出ていて、評価としても他を圧倒していた。
大喜利で、特にネット大喜利時に得票をこぼさないために心がけていることとして「誰にでも通じる言葉選び」というのがあって、具体的には固有名詞を使わないとか難しい漢字を使わないとか。
このエコノミーさんの回答はその辺りに気を配った丁寧な回答に思えた。

なぜかしっくりきてしまった。
everythingは赤レンガなのに。
芸能界という謎が多い世界、「そんなわけないだろ！」よりも「そうかも！」がまさってしまう。
あと「MISIAの特徴→砂漠契約」ではなく「砂漠の特徴→MISIA契約」に持っていけた発想えぐすぎる。
わけわからん。

「大丈夫じゃないだろ」とも「大丈夫なのかも」とも思わせる、おばさんと言う魔法の言葉。
図々しい感じ、恥じらいを捨てている感じ、何かを諦めている感じ、さまざまなおばさんが含まれている良い回答。
女性とおじさんの間、そんな存在をうまく表現している。

「日々暮らしていく中で偏見ってよくないことなんだけどさ、大喜利の中でならいいよね」のやつ。
相反する二つ。素晴らしいチョイス。
医者が言うな。思っても言うな。

探検家は「ほわわ」なんて言わない。
「スローで確認」というありえないシチュエーションだが「ほわわ」がバカすぎて気にならない。
「ほわわ」以外じゃ成立しない回答。

大人のことは嫌いになってもロボットのことは嫌いにならないでほしい。
発想としてアメリカのロボットバトルにはたどり着くけれど、画像が映るのが子供というのをフルに活かした回答。
画像の前後が想像できて面白さが広がる。

あまりにも画が浮かぶ。
別にいいだろ。
私もあの時お琴だったかもしれないけれど、別にいいだろ。

オフィス、電話、相手先、画像に映る全ての要素からかけ離れた断り文句。
嘘だとしてもそういう体質だとしてもひどい。
「女」という呼び方も含め許されない。
よくぞここまで詰め込んだ。