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英検準一級をS-CBTで受験した話

はじめに

こちらは英検を初めて受験した体験記。今まではTOEICしか英語系の試験は受験したことが無かったので試験のシステムなど色々新鮮だった。S-CBTの体験記はあまり見当たらなかったので、忘備録兼誰かの参考になれば幸いです。口を酸っぱくして言いたいのは、S-CBTはスピーキングも当日にある(1日で4技能)、ということ。

私の英語レベルについて

上記noteにも書いたが、TOEICスコアは900点台だが英検準一級のライティングとスピーキングには大苦戦する程度。留学はしたことがなく、人生で英語圏に居たのは約2週間のみ(2021年段階では6年前の出来事)! 

準備期間について

英検S-CBTは毎月毎週(級によって頻度は異なる)開催されているので、受験したい月の約一か月前ぐらいから申し込みはできる。

↑詳しくは公式サイトへ

私は短期決戦でないと多分ダラダラしちゃって勉強しないと思ったので、2か月後の試験を申し込みをした。という訳で私の準備期間は約2か月。

受験対策その① 英検ネットドリル

私の英検対策は主に英検ネットドリルを使った。

過去問を解くのにおすすめ。私は過去問を3回ほど解いた。

とにかく試験形式に慣れることを目的に1回目を解き、2回目は時間配分を守ることを目的に解いた。3回目は時間配分を念頭に置きつつ、どれだけ早く解けるかを目的に解いた。

↑時間配分は大体上記記事と似たような配分に決定

基準点は80点だそうだが、クリアしていてホッとする。しかし同時に弱点(語彙)が浮かび上がってきた。

受験対策その② 語彙

英検ネットドリルの出る順パス単の「確認テスト」を利用して、一日10~20分ほど勉強した。しかし!語彙の勉強は苦手で苦痛でしかなかったので出る順Bまでしかこなせなかった... もしかしたら出る順パス単は本で勉強した方が私に合っていたのかもしれない...

この反省を踏まえて英検一級は本で勉強することにした。

受験対策その③ リスニング・リーディング

英検ネットドリルの過去問でリスニング・リーディングは対策。選択肢を先読みすることを徹底した。TOEICと違い、日常にありそうな会話が多いので常識的に考えても解けそうだな~と感じた。

リーディングは特に設問を先読みして1パラグラフ読み、答えが見つからなければもう1パラグラフ読む、という風にした。これだと長い文章の中で重要な部分を読み飛ばすことが少なくなる気がする。

受験対策その④ 英作文

↑英作文参考書

英作文に関しては、「最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇 | ジャパンタイムズ, ロゴポート」から10問ほど解いた。解いて添削をもらって終わりにせず、添削からもう一度書き直し、3回ほど音読するようにしていた。音読はスピーキングにも役立つと思う。

素早く書けるようになるコツは、イントロダクション(導入)とコンクルージョン(結論)は好きなフレーズ・言い回しを定型文として使い、メインボディ(本論)を考える方に時間を回すことだと思う。

受験対策その⑤ スピーキング

…恥ずかしい話だが、試験形式を英検(対面)と勘違いして、S-CBTは当日にスピーキングも行うことを知らなかった...この驚愕の事実を知ったのは試験前日の午後11時で、そこから発狂しながら調べて1時間ぐらいで諦めたので対策とは呼べない...が、とても参考になった動画を載せておく。

S-CBTの場合は、最初にスピーキングがあるのでとにかく深呼吸をし、腹を括って臨んだ。人間、最後は気合で何事も為すしかないんだなぁと思い知ることになった。

おわりに

結果は合格! スピーキングは何とか耐えていたらしく、合格してホッとしている。

英検のいいところは、身近な生活に結びついていたり、ふと考えさせられるような問題(特にライティング)が多いところだと感じた。リーディングでは歴史や環境問題なども取り上げられているので、気になった内容は後で検索してみるなどして楽しんで解くことができた。ここがTOEICと違っていいところだと特に感じた。(TOEICは独自のTOEICワールドが広がっている気がする...)

問題を解く!とだけ考えるとしんどくなってしまうが、楽しんでみる、と考えるとまた違った側面が見えてくるかもしれない。普段から映画を見たり、音楽を聴いてカラオケしたりと、英語に触れている時間を増やすことも、楽しんでできる勉強法の一つだと思う。自分にあった勉強法を見つけてどんどんこなしていくことが大事!




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