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推しの未来まで愛せるようになる/推しと自分の未来設計を手帳でする

手帳の使いこみ方には三段階ある。

まず1時間管理・やること管理・今の管理
次に2自己管理・過去の管理・近未来の管理
そして3未来設計・未来の管理

3の未来設計が出来るようになって、といっても計画倒れも多くて試行錯誤中なのだけれども、少しずつ未来が良い方に変わっていくのを感じている。

夢中になっているとき、私は我を忘れがちだ。
推し活もそう、それ以外の趣味もそう。

若いころは、ハマりすぎて、最後は推しを嫌いになっていた。
ありったけのリソースを注ぎ込んで、それでも思い通りにならないことにいら立っていた。
何枚チケットをとっても、何回同じ公演に入っても、満足できずに苦しかった。

推し活って人生を賭けるに値するものだろうかと考えた。
そうであるかどうかはともかくとして、推し活は人生を賭けてしまうものだ。
推し活にかけるリソースは片手間では叶わない。
そして人生を変えてしまうものだ。
お金も、時間も、そして自分の価値観さえも変えてしまう。

Kis-My-Ft2がメジャーデビュー10周年を迎えた。
デビューと同時に推し始めたので、私の10周年でもある。

10年前はまだ手帳にこんなにはまっていなかった。
ほぼ日手帳を使ってようやく日々のやること管理が出来るようになってきたころだった。
いや、そもそも手帳を始めたのは爆速で流れていくようになった自分のお金と時間を管理したいがためだったかもしれない。
とにかく推しと自分のスケジュールを把握したい。
それは私に手帳を始めさせた最初の願望だったように思う。

10周年を迎えられたのは、手帳の力によるところが大きいと思う。
10年の間にはキスマイにも私にもいろいろなことがあった。
浮気もたくさんした。

それでも手帳で、長い長い時間の流れを、先を先を見続けてきたから10年の時間を一緒に超えて来れたと思う。

手帳に、たくさんキスマイとの予定を書いた。
もちろん10年先の事なんて誰にも分からない。
もしかしたら推しは結婚するのかもしれない。
それでも推そうと決めていた。

それまで散々熱しては冷めることを繰り返して、私はようやく推しの人生そのものを愛そうと思えるようになった。

それは熱中しながらも、どこか冷静な自分が居たからだと思う。
いつも心のどこかに10周年のことがあったから、だから10年伴走することが出来たんだと思う。

10年たって、散々人生設計をしては計画どおり行かないことを繰り返して、けれどもその人生設計は無駄ではなかったなと思う。

少なくとも、キスマイと共に10周年を迎えることが出来た。

それはほとんど本人たちの力によるところが大きいけれども、私にだって色々有った。

その色々を乗り越えられたのは、大げさじゃなく手帳の力が大きいと思う。
熱狂しているとき、そして熱狂から覚めたとき、手帳を見ると視点を未来に戻せるのだ。

熱狂しているときは今しか見ていない。
それが手帳を見ると、冷静になって将来のことを考えられるようになるのだ。
推しが結婚するかも知れない未来も考えるし、その予測も立てておくことが出来る。

10年たって私はすっかりおばさんになったし、キスマイもちょっとおじさんになった。

でもこれからの10年も一緒に走り抜けようねと思える。

手帳にそう書いておこうねと思う。

ちなみにキスマイにも私にも今のところ結婚の予定は有ません。


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