くっかる

九州本土から南へ約500km奄美群島のひとつ 沖永良部島在住 南の島暮らし わくわく…

くっかる

九州本土から南へ約500km奄美群島のひとつ 沖永良部島在住 南の島暮らし わくわくの日常 日々の様々な発見や島の師匠たちから教わる生きる知恵などを綴るエッセイ中心 時々音楽♪時々写真📷

最近の記事

    味噌の塩梅のはなし

    今年も自分で味噌をつけた。 しかし、実は昨年と違ってつける時期が遅れた&後で気づいたんだけど塩の分量を間違えた💦そして、ズボラであまり潰れてない豆もあった。 味噌は正直でびっくりした。 去年は教えていただいた通りに丁寧につけてみたら、きれいなたまり醤油ができてカビもあまり生えなかったし、とてもおいしい味噌ができた。 今年は数ヶ月たって開けてみたら、まずにおいが違う、カビも生えてる。せっかくよい豆と糀と塩を分けていただいてつけたのに台無しになるのでは、、、ぎょえーと思った

    味噌の塩梅のはなし

    今日は海で...

    今日は海で...

    Sunrise Ceremony

    Sunrise Ceremony

    かごねこ

    かごねこ

    島にはメキシコ料理やさんがない

    私の住む小さな島には、大好きなメキシコ料理が食べれるお店がない。 島に引っ越してくる前、横浜で働いていた私は、職場の近くにあった1枚1枚手作りで焼いてくれる熱々のトルティーヤが好きなだけ食べられる「エルトリート」というお店が大好きで、よく行っていた。自分で好みの分量を探りながら、さわやかでスパイシーなサルサやワカモレ、お肉をトルティーヤで挟んで食べる。この一連の食べ方も好きだった。 島にも飲食店は意外とたくさんあるが、私の好きなエスニック料理を出してくれるお店はほとんどな

    島にはメキシコ料理やさんがない

    海に注ぐ虹の滝

    海に注ぐ虹の滝

    星でできた雲

    星でできた雲

    宝さがしと根くらべ

    「今夜は満月か・・・。よし明日はちょうどお休みだ。海に行こう!」 海に囲まれた島暮らし、月をみて潮汐を判断して、海に繰り出す人も多い。 私もそのひとり。 私は、親戚と大潮の干潮の海へ出るのが大好きで、潮の時間と休みの日があえば、貝を拾ったり、カニとりをする。 沖永良部島の海はゴツゴツしたサンゴ礁が多く、海に沈んでいたそのサンゴ礁が干潮時に現れ、沖の方まで歩いていくことができる。 最初は、派手な色をしたヒトデや魚にばかり目が奪われてしまうが、歩きながらよく見ていると

    宝さがしと根くらべ

    雨上がりの森へ行こう

    雨上がりの森へ行こう

    雨の季節の楽しみ

    全国に先駆けて奄美地方は今年も梅雨入りした。雨の季節のはじまりだ。 島暮らしにおいて、この時期が一番厄介な季節でもある。 洗濯物は乾きにくいし、びっくりするほどの湿気で色々なものにカビが生える。そして、ずっとお風呂上がりのような水分が体にまとわりつく。 島に引っ越してきた当初は、その湿気を甘くみていて、クローゼットの中にあったスーツまでカビが生えたり、革製品がだめになったりしてびっくり。お気に入りだったバックにカビが生えたときは、本当にショックだった。 そんな少し心も

    雨の季節の楽しみ

    月の満ち欠けとリズム

    真っ暗だ。 昨夜、寝る前に歯磨きをしながら庭に出て、空を見上げてみたけれど 真っ暗で星も見えない。 そうか、今日は新月だ。それに、梅雨の雲がかかり空を覆っている。 満月の時はたとえ雲が空を覆っていても、ぼやーと明るい光に包まれるんだが、新月へ近づくにつれてどんどん暗くなる。 街灯の少ない島。月の満ち欠けは日常のリズムに影響する。 満月の時は、月で自分の影ができるぐらいに明るい。友達のおうちに飲みに行ってもついつい遅くなるし、歩いて帰る途中、懐中電灯がいらないくらい

    月の満ち欠けとリズム

    くっかるとは

    はじめまして「くっかる」です。 くっかるとは、深みのある赤の中に瑠璃色を忍ばせた羽とくちばしが美しい リュウキュウアカショウビンという渡り鳥。 私の住む島の方言では、この鳥のことを「くっかる」と呼んでいます。 「キョロロロロ〜」と美しい声で鳴き、梅雨の頃になると遠い南方のアジアの国から私の住む島にもやってきては暮らしています。 季節を告げる赤翡翠は、島の人々を癒やす旅人。 そんな私も、いくつかの心のふるさとを持つ旅人です。 京都で生まれ、滋賀の琵琶湖のほとりで育ち、

    くっかるとは