島にはメキシコ料理やさんがない
私の住む小さな島には、大好きなメキシコ料理が食べれるお店がない。
島に引っ越してくる前、横浜で働いていた私は、職場の近くにあった1枚1枚手作りで焼いてくれる熱々のトルティーヤが好きなだけ食べられる「エルトリート」というお店が大好きで、よく行っていた。自分で好みの分量を探りながら、さわやかでスパイシーなサルサやワカモレ、お肉をトルティーヤで挟んで食べる。この一連の食べ方も好きだった。
島にも飲食店は意外とたくさんあるが、私の好きなエスニック料理を出してくれるお店はほとんどない。
ないのであれば自分で作ればいいじゃないか♪ってことで、
私のメキシコ料理作りの探求は始まった。
まずはトルティーヤ。島で手に入る材料は小麦粉とコーンスターチ。
本場のトルティーヤはとうもろこしの粉でできているらしいが、小麦粉とコーンスターチで作ってみた。1度目は、少しパサパサになってしまったが、分量を工夫したりお湯を入れてこねることで2度目にはベストな配合を発見。
焼いてみるとさらにトルティーヤらしくなった!
そして、中に包むサルサやワカモレ作り。
調べてみると、メキシコ料理はにんにくとライムを多用することがわかった。
はと!うちの島ではにんにくも栽培しているし(当時うちの畑でもにんにくを栽培していた)、シークリブ(島みかん)という柑橘類もある。庭にはいくつかのハーブもあるし、トマトやピーマンは畑にあるので、意外と周りにある食材で作れる!ということに気がついたのだ。
島のにんにくとライムの代わりに使ったシークリブ、島野菜で作ったサルサは、とてもさわやかでおいしくできた。
というわけで完成した自作メキシコ料理は↑のような感じ。
サルサにワカモレ、牛肉のファヒータ、チリコンカン、タコのマリネ(タコおじさんからおすそ分けをいただいていたのでこちらも島の海でとれたタコ)
など。
そして、やっぱりこうやって手巻き寿司のように、わいわい具材を巻きながら食べるのも楽しい。
ワカモレにつかったアボカドの種をそっと庭の土の中に埋めた。
何年かかるかわからないけど、アボカドの実も収穫できるようになれば、ワカモレもすぐに作れるようになるだろう。
うしししし。
ないなら自分で作っちゃおう♪シリーズはまだまだ続く・・・
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