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【九州スポーツビジネスサミット2021】 スポーツ業界に入るためには自分を知りアクションすることしかない

九州スポーツビジネスサミット2021開催!
午前の部のテーマは「スポーツ業界にどうやって就職するのか」でした。

内容は学生向けで、どのように今の企業に就職したのか、どんなことを考えて行動したのかなど、特にマインドについての内容が主となりました。

くろっぷ的ポイント
・スポーツ業界を目指すには環境が大事
・自分のことを知る
・行動が結果を引き寄せる

登壇者

・ソフトバンクホークス 伊藤大貴さん
・ミズノ 上田昌幸さん
・アシックス 武政泰史さん
・アビスパ福岡 平田剛久さん
・ライジングゼファーフクオカ 吉本大裕さん

スポーツ業界を目指すには環境が大事

スポーツ業界に入りたい場合は、やはり環境が大事であると感じました。
特に学生時代であれば、普通に大学の単位を取っててもスポーツビジネスのことを知る機会はあまりありません。

高校時代にスポーツ業界で働きたいと思った、武政さん、上田さんは、スポーツビジネスについて学べる学科があり、京都サンガF.C.とも提携している立命館大学を目指しました。特に武政さんは理系コースだったにも関わらず、立命館大学を受けるために文転までしたそうです。

お二人は、立命館大学に入ってから、京都サンガにインターン制度を活用し、スクールのコーチなどを経験、スポーツ業界についてことを学んだり、自分がやりたい道が見つかったりしました。

その業界に入りたいと思うのであれば、より情報が入ってくる環境に身をおくことがとても大事なことだというこのがよくわかりました。

人に会ってない自分に経験や視点を補う

自分に経験がないことは、経験するか人に聞くしかありません。
武政さんはいきたいと思った企業があれば、経営者の著書を読み、経営者の考え方を学んできました。
また、平田さんや吉本さんは、企業家に直接会いに行ったり、イベントなどに積極的に参加し、直接経営者の考え方をしり学んだと語っていました。

特に平田さんは、自分自身でイベントなども企画しより経営者と仲良くなることで、スポーツ業界だけでなく、スタートアップ界隈などにも、人脈を広げました。

自分で経験できることは限られます。
なので、業界問わず経験ある人から話を聞くことで、自分にないものを補い、自分のやりたいことをより具体的にイメージできたからこそ、スポーツ業界で活躍できているのだと思いました。

自分のことを知る

新卒で就職活動を行った登壇者に共通していたことが「自分のことを知る」ということ。具体的には、自分の好きなこと、強み、弱みなど、なぜそうなのかを自問自答し言語化するということです。

上田さんは、就職活動際、徹底的に自己分析をすることで、面接時に何を聞かれても、明確に答えれるようになったと言います。

「他者と自分はどう違うのか」「自分の強みは何か」、その上で、やりたいことを実現するためには今何が足りないのかを自己分析し、足りないことを学び補ってきたそうです。

また、強みを見つけるためには、これまで続けていること、自分が何にテンション上がることを「なぜか」と深堀りし言語化してきたそうです。

自分を知る際、他者に自分のことを聞き、フィードバックを受けることもやっていたそうで、その際は耳が痛くないようなことであっても真摯に受け止めるようにしたそうです。

行動が結果を引き寄せる

最後は行動が全てという話です。

現在アビスパ福岡で働いている平田さんは、学生時代からアビスパ福岡の経営者にあるという想い持っていました。
しかし、新卒の採用枠のないアビスパ福岡に入るためには、どうすれば良いか?と考えた結果、クラブではなく現在のオーナーに直接プレゼンして採用にいたったとのこと。

また、吉本さんは1社目が自分の理想像と離れていたため物足りなさを感じ、当時お世話になっていただいていた方に相談し、ライジングゼファーフクオカとの縁をいただき、新卒1年で退社を決断し入団。

伊藤さんは、ホークスへの面接の前日にホークスの試合を観て、面接時にその感想などを語ったそう。

サッカーに関わりたいとミズノに入った上田さんの最初の所属は野球。
しかし、そこで腐らず今自分にできることを考え行動し、結果を出して今ではどっぷりサッカーに関わる事業をされています。

スポーツ業界はまだまだ特殊な業界。自分が入りたいと思うのであれば、そのために何をやるべきなのかを自分で考え、例えそれが一般的なアプローチでなくても、アクションすることが大事だというのは、皆さん共通していますね。


ということで、今回の九州SBS午前の部は、学生向けのスポーツ業界に入るためのセミナーでした。

「自分を知り、アクションする」

これは、スポーツ業界に限らず、全てに置いて共通することですね。
自分も、改めて自分自身を見つめ直そうと思いました。



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