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天皇杯3回戦観客数を調べてみた

お盆ど真ん中の8月14日に開催された第99回天皇杯3回戦。
法政大学がガンバ大阪を、Honda FCが徳島ヴォルティスを破るジャイアント・キリングで湧きました。
私が応援するアビスパ福岡は、清水エスパルスをレベルファイブスタジアムに迎えましたが、0-1で惜敗でした。

天皇杯の観客数は少ないんはレベスタだけ?

毎年そうなんですが、毎年2~3回戦の天皇杯って、観客数が少ないですよね?今回、レベスタの観客数は2,265人。Jリーグの試合では平均7,000人以上入ってるだけに寂しい感じでした。これって、福岡だけかな?と思い、全試合の観客数を調べてみました。

観客数ランキング

最多は横浜ダービー&カズ・俊輔スタメンの横浜F・マリノスvs横浜FCの12,489人。マリノスのレジェンドがライバルチームとしてピッチに立つということでさぞかし盛り上がったんではないでしょうか。

次が川崎フロンターレvsファジアーノ岡山の11,017人。台風が来るか来ないととやきもきする中、朝から出雲大社分院にお参りに行ったり、準備も含めて岡山県サッカー協会の動きが称賛されてたのが印象的でした。

第3位は鹿島アントラーズvs栃木SC。グリーンスタジアムに1万人来ることはなかなか大変なのでその運営は大変だったんじゃないかなーと思います。
そして、「写真のSNS投稿禁止」が波紋を呼びました。(結局OKだった模様)

スタジアムの収容率ランキング

レベスタはスカスカでしたが、他のスタジアムはどうだったんでしょうか。

収容率No.1は水戸。さすが浦和レッズ。大挙して押しかけたのではないでしょうか。上位のニッパツもさすが。
台風をもろともせず、岡山に駆けつけた川崎サポーターも流石です。

リーグ戦の平均と比較してみた

上位リーグのチームをホームに呼べるのも天皇杯の醍醐味。横浜FCや栃木SCなどは平均と比べて2倍以上の観客動員となりました。
その他、浦和レッズ、ベガルタ仙台、川崎フロンターレとJ1チームを迎えた試合が平均以上になっています。

逆にアビスパ福岡を含め、平均を大きく割り込むチームもありました。広島、磐田、大分は対戦相手が下位リーグだったことと天候もあり、かなり低迷しています。いつも来ている人たちはどこへ。。

本年度最低観客数と比較してみた

特に西日本は天候が悪かった今回の試合なので、観客数が少ないのも仕方がないという見方もあります。そこで、今季の最低観客数試合と比べてみました。

すると、、、

今回最低試合を下回った試合が、なんと7試合もありました。
しかも、最低試合の半分にもいってない試合が4試合も。せっかく普段試合をしないチームと戦うことができるのに、もったいない。

我がチームアビスパも2,265人と今季最低試合の3,578人を大きく割り込みました。自分はサポーターということもあって、8月14日に試合があることは知っていましたが、そうでもなければ試合があることを知っている福岡市民はいなかったと思います。
どこにも告知はないし、福岡県サッカー協会のサイトにも開催の案内はありませんでした。(当日開催可否についての案内のみ)

天皇杯の2回戦、3回戦は、サッカーファミリーを増やすチャンスだと思うので、サッカー協会だけで難しければJクラブと共催って形がとれるといいですね。

最後に

今回の調査で、地方のサッカー協会でも興行の視点を持つことで、しっかりとした運営ができるんだなということを知ることができました。

この機会をサッカーファミリーを増やすチャンスと捉え、できうることをやりきった岡山県サッカー協会に拍手を送りたいです。


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