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超時短!クリップを等間隔で一括配置「InsertClip 」

Adobe Premiere Proの
プロジェクトウインドウにあるクリップをタイムラインに
等間隔に一括配置します!

【用途(例)】

・思い出の写真集、結婚式で流す映像
(BGMに乗せて、画像を一定間隔で切り替え)
・旅行記
(動画を一定間隔で切り替え)
・会場に流すBGM
(一定間隔でBGMを切り替え)

【機能】

1。プロジェクトウインドウの任意のビンへ読み込んだアイテム
 (動画 or 画像 or 音声)をタイムラインへ一括配置します。

2。配置順(登録順 or 名前順)を選択出来ます。

3。配置間隔を選択出来ます。下記2択。
  「インポイントとアウトポイント間で等間隔」
  「クリップ長指定(1つ当たりのクリップ秒数指定)」
    =>この場合、秒数入力エリアが表示されます。

【動作環境】

 OS  Windows10
     
※Windows11は未検証ですがPremiere Proが動作すれば可能性大。
     macOS Ventura 13.1 以上
         Sonoma 14.3.1
 編集ソフト adobe premire pro CC 2021 、2020
                CC 2022 、2023、2024

【操作手順】

 ①任意のビンへアイテムを読み込む。
  (動画のみ or 画像のみ or 音声のみ (混在不可))
 ②作業用として新規シーケンスを作成します。
 ③本ソフトを起動:手順=>メニュバーより、
  ウインドウ→エクステンション→InsertClip
※以下、本ソフのフォーム画面での操作

 ④ビン名を選択
 ⑤必要に応じてインポイントとアウトポイントを設定
  (1.IN_OUT間で等間隔 選択時のみ)
 ⑥必要に応じて1クリップあたりの秒数(小数点可能)を指定
  (2:クリップ長指定で等間隔 選択時のみ)
 ⑦実行ボタン

 ⑧実行後、クリップが等間隔に配置されますので、
  それらをコピペで本番シーケンスの目的のトラックへ貼り付け。

【注意】

 ①作業用のシーケンスは空の状態(クリップが1つも無い状態)で
  実施してください。

 ②「1.IN_OUT間で等間隔 」選択時、
  アウトポイントのみ指定でも動作します。
  その場合クリップはシーケンスの先頭から配置されます。

 ③「2:クリップ長指定で等間隔 」選択時、
   クリップは無条件にシーケンスの先頭から配置されます。

 ④「1.IN_OUT間で等間隔 」選択時、
   等間隔の計算は下記のように実施されます。
   等間隔=IN_OUT間の秒数/クリップ数
   ★注★配置されるクリップのうち、実際の尺が
      計算値未満の場合は、実際のクリップ長のままで
      配置されます。計算値まで延長されません。(動画、音声の場合)

  ※回避策:プロジェクトウインドウ内で、尺が短かいクリップは
       予め、デュレーション(CTRL+R)で尺を長めに変更しておく。

 ⑤「1.IN_OUT間で等間隔 」選択時、配置されるクリップは、
  計算の端数処理の関係で、最終クリップ位置がOUTポイントより手前に
  なるケースがございますので、予め、OUTポイントは希望位置より
  プラス1〜2秒ほど延長した位置に設定してください。

 ⑥画像の場合、配置されたクリップ間に まれに、わずかな(1フレーム程度の)
  ギャップが出来る場合がございます。
  恐れ入りますが、その場合は、配置後、メニューバーから、
  「シーケンス」→「ギャップを詰める」を2〜3回実施してください。

 ⑦本ソフトの動作には万全を期しておりますが、
  万が一、何からの支障が発生しても大丈夫なように、
  実施前には、必ず、プロジェクトファイルのバックアップを
  お願いします。

【ダウンロード】

 一旦、無料の試用版(下記添付)をダウンロードいただき、試用した後
 簡単な手順(有料)を実施することで本番版へ移行可能です。

 試用版は、処理対象クリップ数がMAX3個に制限されており、
 お使いのPC環境での動作確認、機能、使用感の確認用として
 お試しいただけます。
 ※試用版でご納得いただいた上で、本番版のご購入を検討いただけます。

  ↓試用版

 本番版(クリップ数制限なし有料)への移行手順は、この記事の最下位に
 引き続いて記載させていただいております。
 (移行操作は数秒で終わります)

【インストール】

ダウンロードZIPを解凍して出来たフォルダーを丸ごと、
指定フォルダーへコピーするだけです。
具体的には、

①ダウンロードしたZIPファイルを任意の場所へ解凍します。
②解凍して出来た「org.kuma0312.InsertClip」フォルダーを
フォルダーごと、以下のフォルダーへ移動します。
 ※警告が表示された時は「はい」で進んでください。

Windows
C:\Program Files(x86)\Common Files\Adobe\CEP\extensions

MAC
/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/Adobe/CEP/extensions

(注)CEPフォルダや、extensionsフォルダが存在しない事があります。
   このような場合は、CEPフォルダ、extensionsフォルダを作成し、
   そこにフォルダごと移動します。

extensionsフォルダ

=CEP環境の設定=
★Windows時、動作しない場合は、事前にレジストリを追加してください。
 → Windowsで、CEPを実行する前準備|くま (note.com)

★MACの場合は、~/Library/Preferences/com.adobe.CSXS.x.plist を
 書き換えてください。※ xは、バージョン。
 具体的には、ターミナルから以下のコマンドを入力してリターンキー。
 OS再起動。
 例)Premiere Pro 2022の場合
defaults write com.adobe.CSXS.11.plist PlayerDebugMode 1
※Premiere Proのバージョンが上がる都度、CSXS.11.plist の
 11の部分も、1UPします。2023→CSXS.12.plist …

以上です。

本番への移行手順は以下でございます。


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