最近の出来事「2018年の締め括り」

 2018年も12月に入り、いよいよ年末となりました。最近はめっきり寒くなり、うなる暑さに悶えたラスベガスの日々を懐かしく思います。今年も振り返ってみると様々なことがありました。

 しみじみと思いつつ、3ヶ月ぶりの更新となりました。
 おそらく今年はこれで最後です。以下、最近の出来事です。

①投資の講演会で登壇
②ポーカーはAJPCに参加、その他も少々
③生活環境の変化

 となっています。年初から動いてきたことや春頃に企画した一部は白紙になったりと、軌道修正もありました。カジノ関係もそうですね。おめでたいことに大阪万博(2025年開催)が決まったので、日本のカジノが始まるのはその先だと思われます。なので私もじっくり待つことにしました。バッターボックスに立つことは大事ですが、ボールが来る前にバットを構えても空振りするだけです。しばらくは回り道しながらタイミングを合わせることにしました。

 そんなわけで、このブログもテキトー更新となります。
 備忘録も兼ねて、かいつまんでお話していきます。


①投資の講演会で登壇

 去る11月11日、東京は御茶ノ水にて、証券会社主催の講演会に講師としてお呼ばれました。内容は完全に自由とのことで、資料を作成して配布、私自身がサラリーマン時代にゼロから立身した【経験談】と【方法論】をお話して来ました。

 参加費は無料ですが、遠方からお越し頂いた方が沢山おられました。むしろ昨年からの東京の知人たちは用事があって来られませんでした。11月11日はポッキーの日ですが、ゾロ目なので他の催しも多かったみたいですね。それにも関わらず、飛行機や新幹線で駆けつけて頂いた人たちには本当に感謝です。

 頂いた感想もいくつか載せておきます。

 情報を得るだけなら自宅や喫茶店で本を読んでいるほうが勉強になるので、講演会では《場》というものを重視しました。情報とは書いて字の如く《情けに報いるもの》です。今回、講演会ではその場で《目標》を決めて、《リスクとリターンを考慮した計画》を手掛けて頂きました。その上で希望者には無償のコーチ(6ヵ月)も受けることにしました。この活動内容はいずれ取り纏める予定です。

 あとやはり「行きたかったけれど行けなかった」というご連絡もあったので今後また依頼があれば是非やりたいと思っています。資料も50時間ほどかけて作成したので、改良を加えつつ使っていきたいですね。そんな感じです。


②ポーカーはAJPCに参加、その他も少々

 次にポーカーに関して。
 今年から本格的に動き出したわけですが、9月某日、前回に話したトーナメントに参加しました。

 開催場所は大阪産業大学の大広間でした。大阪市内から少し離れた東大阪方面で、大阪駅→京橋駅→放出駅→河内小坂駅と乗り換えが多かったですが、東京や九州など日本全国のみならず海外(中国・韓国・東南アジア)からのプレイヤーも多数参加していました。

 私はこの日、シゲホさんというかたと合流しました。今年のWSOP(ラスベガスで開催される世界最大のトーナメント)で日本一になった男です。

 このブログを以前から読んで頂いており、4月に一度ご連絡がありました。2018年においては日本で最強のプレイヤーなので恐縮するばかりです。

 近くの喫茶店(というかファミレス)で少し話してから会場入りしました。

 かなりの広さです。これだけのテーブルがあれば、その分だけディーラーも必要なので、無料で参加できたことが驚愕ですね。これは良い経験を得られました。

 ぐるりと一周してからエントリーしました。

 6番テーブルの座席7です。
 テーブルを確認しに行きました。

 なるほど。
 私がウロチョロしている間、シゲホさんはいろんな人と挨拶していました。ポーカーを始めて3年から4年らしいですが、顔が広いです。

 その後、エントリーカードを彼に見せました。
「ぼくは6番でした」と。すると――。

 まさかの同じ!!
 これだけテーブルがある中で、なんと同卓!?
 なぜ?!
 これは運が良いのか悪いのか…!?

 いや、どうも私の人生はこういう巡り合わせが多いんですよねえ。
 そうこうしている内に始まりました。

 ここからはスマートフォンを鞄に入れたので写真はありません。
 結論から言うと、不運が重なって2時間もしない内に飛びました…。

 始まって3手目あたりでフルハウスを引いただけで、その後AKは77に負け、44・88・99は3カードを引けず、最後はAAが来たのに相手がフラッシュを引いて終了しました。「運が巡って来た!」からの「負けてるかも?」でブレーキを踏むのは難しいですね。特にAAやKKでの立ち回りは難題です。

 ちなみにシゲホさんは初手がAAで勝ち、その後すぐにもう一度AAを引いていました。AAが来る確率は0.45%です。何たる豪運でしょうか。この他は堅実に打っていたので、やはり格が違いますね。間近で見ることができて勉強になりました。

 帰り際にポーカー仲間から他のトーナメントを紹介されたので、そちらに行きました。が、そこでも運は巡らず、アグレッシブなプレイヤーが暴れているのを眺めることしかできませんでした。

 そうして翌日、翌々日と参加した3日目。

 この3日間の連続参加で2万円ほど使っています。日本のアミューズメントカジノで賞金を貰える枠は非常に狭いので(基本はNG)、ちょっと気が遠くなっていました。しかし同席していたシゲホさんは「WSOP以外は全部練習」と言い切っていました。WSOPは参加費が1万ドルですが、優勝すると800万ドル以上です。日本円でいえば100万円が8億円になるような感じですね。トーナメントでは上位10%から賞金が2万ドルほど発生し、順位が上がるごとに倍々で増えていきます。9位に入った時点で100万ドルとなります。

 ということで私も気を取り直しました。

 一緒に参加したポーカー仲間は全員違うテーブルになったので、知らない相手が8人います。大阪のプレイヤーはアグレッシブな人が多く、序盤から多額のチップが飛び交います。ワンペアやブラフでオールインしてくる人ばかりなので、こちらも付き合うしかありません。ベタ降りすれば相手の思う壺です。ブラフにブラフで返すような連中なので、私も全力で殴り返していきます。

 が、初手にAKが来たものの、これはAもKも落ちず流されました。どうもまだ運に見放されています。その後もクズ手ばかりが来て、じっと我慢していました。その間、アグレッシブなプレイヤー同士がぶつかって片方が飛び、リエントリーしてお店に1万円を支払っていました。気前が良いものです。

 我慢すること30分ほど、AQが来ました。しかもクローバー揃いです。先程リエントリーしたばかりのアグレッシブ君が大きなチップを投げてきたのでコール。どうやら私がベタ降りしていた様子からプレッシャーで落とせる相手と思っているようです。フロップが開いて、AとQは来なかったものの、クローバーが2枚来ました。フラッシュドロー(あと1枚で完成する状態)です。

 アグレッシブ君がレイズして私はコール。4枚目(ターンカード)が来て、愛しのクローバー! フラッシュ完成です。アグレッシブ君は再びレイズ、私はオールインしました。

 このオールインはコールして貰えず、アグレッシブ君はフォールド。やはりブタだったというわけですね。ただ、私もオールインではなくコールに留めていれば、まだチップを取れたはずです。これは反省でした。今後もこういうノウハウを蓄積させて基本戦術を構築していこうと思います。

 ちなみに同卓の人たちはスマートフォンでゲームやら音楽を聴いていたので、私も一緒に来たみんなでメールしていました。前回に作ったライングループです。

 ずっとこういうのがやりたかった!!

 他にもトーナメント情報や戦術論など愉しく話し合っています。やはり大事なことは「情報の集まるところに行く」「なければ作る」ですね。良い仲間に巡り逢えました。

 その後も着実に増やし、プレイヤーも減って2テーブルに。
 みんな同卓になりました。そして休憩へ。

 参加者は75人から15人まで。決勝トーナメントに進出できるのは上位10%なので、あと少し生き残る必要があります。チップ数は十分なので、おとなしくしているだけでいいわけです。

 が、休憩から戻って2手目でQQが来ました。これはかなり強い手札で、何とも魅力的です。やはり、めくったカードがAAやKK、QQ、JJだと胸が高鳴りますね。とはいえ、QQとJJはA7やK3といった微妙な手札でもフロップにAとKが落ちただけであっさり負けます。勝負を仕掛けたい気持ちを堪えて、いつでも逃げ出せるようにレイズ額を絞って臨みます。

 私がレイズすると、みんなフォールドしていって、右隣の青年だけがコールしました。このアミューズメントカジノではアグレッシブで知られているようです。この日も既に56や8Qというハンドを見せてワンペアで勝ったりしていたので、どんな手札を持っていてもおかしくありません。

 フロップは10/7/Jと落ちました。手順は彼が先でしたが、テーブルをトントンと叩いてチェック、額は変わらずに私の番になりました。特に危ないボードでもないですが、AかKを持たれているなら、このまま先のカードを見るのは怖くもあります。ここで降りて貰おうとオールインしました。私のほうがチップを積んでいるので、彼は負ければ退場です。

 ところが長考の後、彼はコールして全てのチップを押し出しました。開かれたのはAQでした。私はQQなので、見た瞬間は勝利を確信しましたが、ボードに10とJがあるのでストレートドロー(あと1枚で完成という状態)です。彼は私が10/7/Jのいずれかのワンペアと考えて、「A・K・Qが落ちれば勝てる」と踏んだわけですね。これは44%の勝率です。しかし私がQQなので、Qは駄目、AかKが落ちる必要があります。勝率はザッと21%です。

 そうして、ディーラーがゆっくりとした手付きでカードをめくり、4枚目は5、5枚目が――K!

 ストレートを引かれました。ここに来て運ゲーに臨んだ青年の強運ですね。私は一気にジリ貧になり、その後も奮闘しましたが、あえなく終了となりました。QQで勝っていれば景色も違ったのでしょうが、これがポーカーです。むしろこういう不運をどうするべきか。WSOP以外は全て練習と考えて、あらゆる痛い目に遭って、しっかりと戦術を築き上げていきたいものです。

 そんなわけでポーカーは今後も仲間たちと取り組んでいくことにします。日本のカジノが始まった頃にはもっと活躍できるようになりたいですね。地道に頑張ります。


③生活環境の変化

 さて、最後のお話ですが、9月の後半から私は旅立ちました。
 と言っても、海外でもなければ旅行でもありません。

 再びの季節工に向かいました。前回、去年の6月から行き、3月に戻って来たわけですが、思うことが幾つかありました。これは『投資家の金融マガジン』に記載していました。

 こういうわけです。現在もマガジン上に連載記事として書いています。今回は表沙汰にできない話(黒塗り部分)があり、かつ詳細な状況・人間模様も書いているので、ブログには投稿しないことにしました。マガジン上ではバックナンバーを設けていますが、すべてを終えてからひとまとめにして書籍化する予定です。とりあえず今は秘匿します。


 そんなところです。結構余裕な感じに見えると思いますが、実際は非常に切羽詰まった状態です。こういう経験をできるのも今の内だと思って、愉しんで取り組んでいます。

 まあ、頑張っている甲斐もあって、
 この冬はクリスマスプレゼントも頂きました。

 最近話題のPayPay(100億円セール)ですが、なんと当選し、全額返金されました。購入したのは発売したばかりの「任天堂Switch本体+スマッシュブラザーズ同封版」です。買っている人が多かったので流れに乗ってみました(お店に行ったら普通に売っていたので)。

 このゲームも気付けば20年選手ですね。私は実にロクヨンぶりです。ブランクどころかゲーム自体変わっているような気もしますが、「一緒に対戦しよう!」という人がいらっしゃれば、どうぞお声がけ下さい。この冬も寒くなりそうですが、少しは熱くなれそうです(笑)。

 以上、ありがとうございました。
 たゆまぬ歩みで来年も頑張って参りましょう。
 皆様も良いお年をお迎え下さい。

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