Today`s songs ごちゃまぜ34
確かに今は混迷期かもしれない。
入り混じって
見通しはつかない。
かなしみが横にいる。
かなしみよ、こんにちは。
そういう時は音楽を聴く。
フラクタル。
フラクタル図形というものがある。
読んでもよく意味がわからない。
おそらく動画を見た方がわかりやすいかもしれない。でも見てもよくわからないかもしれない。
自分が、この図形の一部になったことを想像してみる。
見ているだけで頭がぼーっとしてくる。
そうすると、私の悩みや考えてることなんて、ちっぽけなものなんだなとなんとなく思えるようになってくる。不思議。
あとは、伊藤桂一さんの詩を読んだ。
私はたまに伊藤桂一さんの詩を眺めることがある。
彼のことを知ったのは村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」がきっかけである。
さいごは「のぼってくる」のだ。
そこに、ちいさなちいさな光がみえた。
夏前から、ある利用者さんのところに行くことになった。その方は近くのお寺の旦那さんのお墓まで歩いていくことを目標としていた。夏の間は気温が高く、外に出ると熱中症になってしまう危険性があるため、夏の間は室内のトレーニングを続けて、気温が涼しくなったら外を歩いてみようという計画を彼女と立てていたのだ。先日、ちょうど程よい涼しい日が訪れたので、待ちに待った外での歩行練習を実行した。
その時に、竹林があった。
竹は高く、太く、そびえていた。
緑が目にやさしく、葉が風に揺れていた。
そして足元には赤い彼岸花がたくさん咲いていて
横には稲が刈り取られたあとの緑の田んぼが一面に広がっていた。
この詩のような
竹になりたい。
竹はやさしくそこにいてくれる。
私なんかでは、一生辿りつかないかもしれない。
そして、私にとっての竹も見つけたい。
心の片隅に思い描いていたいなと思う。
のびやかな竹の姿を。
いつまでも。
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