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ゆるい活動に対する周りの期待

今回の「東京女的生活 #016 」は音声配信のため、更新されてすぐに聴くことは出来なかったが、週末になってようやく聴くことができた。

1月24日、25日に横浜で行われる「モトマチNABEフェア」の広報活動としての音声なので、今までの女的生活とは趣が違う。これを聴いて、横浜に行きたくなる人は多いことだろう。

彼女たちの活動は、もともと活動というほどでもなく、三人のポジティブな女性が集まって遊んでいただけ、という印象だったのだが、それが外野の僕からはとても心地よく感じられた。その彼女たちの活動に目を付けたところからスタートしている(と思われる)のが、このモトマチNABEフェアなのだろう。

僕たちは、ついつい「儲かるかどうか」からスタートしがちだ。もちろん、経営者としては当然だし、売上、利益がないと食べていくことが出来ないのだから、それはそれで必要なことだ。

しかし、ある一定から上になったとき、それでもお金中心で動くか否か、は人柄というか、その人の根底にあるもので違ってくる気がしている。奉仕というようなことではなく、もっと自分たちが持っているものをオープンに見せていく、とでも言うのだろうか。

先日、「ニコニコ哲学」という本を読んだ。ドワンゴ会長の川上量生さんと、このnoteを運営しているピースオブケイクの加藤さんの対談を書籍化したものだが、その中で川上さんが、ニコニコ動画を始めたきっかけは、売上ありきではなかったという話をされている。むしろ、もっと気軽なスタートだ。我々からすると考えにくいところだが、その根底は、東京女的生活と同様にオープンなところなのではないだろうか。

オープンな人たちであれば、周りは関係を作りやすいように思う。相手が、がっつり売上のことばかり考えているようだと、そういうわけにはいかないものだ。そして、これからのビジネス、起業は、そういうスタートのほうがうまくいく気がしてきた。これはまた、考えを整理してみようと思う。


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