男のカッコ良さってなんだろう?

昨日の東京女的生活応援隊感想文に、「自分の中に潜む「男」と「女」の比率」として池田美樹さんのカッコ良さを褒めたわけだが、それは女性らしさでもあり、女性としてのカッコ良さの部分を含む。もちろん、男女いずれにも共通するカッコ良さもあるが、男ならではのカッコ良さというものを考えてみる。あくまで、自分自身のために。

カッコいいというものには、どうしても「見た目」という外見的なものが含まれる。こればかりはどうにも避けられない事実だ。女性の中には「私は見た目よりも内面的なものを重視する」という人がいるが、多くの場合はそれはウソ、とまでは言えないが、彼女の本心を適切に表現しているとは言いがたい。つまり、彼女の本心としては、「見た目がカッコよくても、チャラチャラしているとか、軽い男はイヤ。だったら、多少地味な外見でも優しい、芯の強いひとの方がいい」ということだと、僕なりの経験則からそう感じている。

だから、外見がカッコよくて、仕事もバリバリこなし、女性に対する配慮があって、加えてお金持ちならモテないはずがないわけだ。だって、そういう人がいたら、我々男から見てもカッコいいから。そして、同じだけ仕事をこなし、同じだけ女性に対する配慮があり、同じだけお金持ちの身長145cmで超デブな男性がいたとしたら、、、女性がどちらを「カッコいい」とするかは、火を見るより明らかだ。

そういった極端は例は置いておくとして、我々凡人はどうだろうか。どうあれば、カッコいいのだろうか。モテる、モテないといった下心はさておき、男から見てもカッコいい、あるいは自分自身で「オレ、カッコいい!」と思える状態はどういうものだろうか。

僕が考える「男のカッコ良さ」でもっとも重要なことは「言い訳をしない男」だ、と思っている。考えてみよう。我々男は、仕事でもなんでも、とかく言い訳をしがちではないだろうか。自分自身の明らかなミスは別として、微妙に自分も絡んでいるかなあ、とか、あるいは明らかに自分自身のせいではない、といったときは、何かの責任を取らされるわけでもないのに、ついつい言い訳をしてしまいがちだ。

たとえば、遅刻の言い訳
「◯◯さんが遅れてきまして…」
「電車が遅れてしまい…」
「出かけるときにコピーが調子悪くて…」

自分自身がその場におかれると、ついついこういう言い訳(本人は説明だと思い込んでいる)をしがちだが、こうやって客観的に文字に起こしてみると、、、超かっこ悪いことに気付かされる。「出かけるときにコピーの調子」って、「もっと早く準備しとけよ!」ということになる。(言い訳の事例をもっとたくさん上げてみようと思ったのだが、お腹が痛くなりそうなのでこの程度に留めていく。)

言い訳をせず、男は黙ってサッポロビール(古っ)が、カッコいい男ではないだろうか。僕自身も、気を付けていきたいと思い、ここに書き出しておいた。

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