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東京都知事選結果 得票率や無効票、支持率の伸び等

東京都知事選、現職が過半数を獲得して終わった。

前に書いたnote、
「白票は与党有利になるよ。選挙に行かない事も。」と
「続ー白票は与党有利になるよ。選挙に行かない事も。今度の都知事選の場合。しかし!」でも書いたように、
報道されている得票率は、無効票(白票含む)と行かない人は除外されているんだ。※以下、敬称略。

グラフ_①無効と行かない人を除く

グラフ_②無効と行かない人を含む


半数近くが無効票(白票含む)と行かない人だから、実際の得票率はグラフのように約半分なんだ。

無効票(白票含む)と行かない人が半分位いれば、25%位以上の固定票があれば安泰なんだ。だから選挙に関心ない人が多いほど与党や現職にとって有利。だからこそ野党は結束しないと勝てないんだ。


また、白票に意味があると思って投じる人もいる。
だけど今の所、無効票を調べた所、都のホームページでは見つける事ができなかった。
市区町村の一部では無効票数を発表しているけど、白票数を発表しているのは、今の所は足立区だけだった。

※今の所ホームページで無効票が発表されている市区町村

表_都道府県の無効票割合

白票に意味があると思う人は、こういう事でも意味があると思うかな。


発表された結果は、前のnote「続編の知事選」で6/10の毎日新聞の全国調査を元に計算した①の獲得票にとても近い。
①は約1か月前の世論調査を元にして計算しているから、1ヶ月位前の世論調査と大きくは変わらなかったという事だ。

グラフ_③_①②同グラフ


各候補者の得票率、本当の得票率、前のnote「続ー白票は与党有利になるよ。~」の①の獲得票、実際の得票率と①の獲得票の差は、以下。

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結果が圧勝である事は変わらないものの現職の小池ゆりこは支持が4%減った。1%以上支持を伸ばしたのは宇都宮けんじ、小野たいすけ、桜井誠だ。

中でも桜井誠の伸び率が一番高く2.77%で、日本ファースト、保護主義を求める人が増えている事かと驚いた。

小池ゆりこが勝つ事は山本太郎の出馬で決まってしまったけど、
僕は宇都宮さんに勝ってほしかったから残念。

無効票と行かない人が減ったのはうれしい事だ。
無効票は平均的な値として全体の5%として計算していて、行かない人を含めた全体からの割合は①では2.9%だったから、2.9%-0.65%=2.25%も伸びた。
投票率もあまり高くないと言われるが、コロナ禍の最中である事からもっと低くても不思議はないと思い50%で計算していたけれど、それよりも高い55%だった。


結果はともかく、頑張ったみなさん、おつかれさまでした。

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