ゆっきー

主に日常や旅のエッセイを書く人。静岡県出身。 適応障害で休職中…_(┐「ε:)_

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主に日常や旅のエッセイを書く人。静岡県出身。 適応障害で休職中…_(┐「ε:)_

最近の記事

転職後に適応障害で休職して16万円失った私が学んだこと

昨年の3月に転職しましたが、ほぼ1年で休職することとなりました。 休職して1ヶ月くらいになるので、自分の状況や気持ちの整理を含めて目次の通りに書いていこうと思います。 なぜ適応障害になってしまったのか?

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    • 憧れの場所は社員旅行で行くな!inタイ

      「旅行はプライベートで行くものだ!」と思っていた私は、社員旅行なんて、縁がないものだと思っていた。 私の会社では毎年、希望者だけを集めた社員旅行があるのだが、これまで参加したことはなかった。 各エリアの社員やパートさんたちが集まるので、楽しそうといえば楽しそうだが、休日まで職場の人に気を遣いながら観光して、せっかくの食事中も上司のビールを注ぐなんてちっとも楽しくないではないか。 そんな後ろ向きの私であったが、2018年1月の行き先はずっと行ってみたかったタイだったのである

      • 仕事を勝手に進める私が100万回怒られて気付いたチューニング力

        転職してから、仕事の基本的なことで毎日つまづいてしまっています。 「指示待ち人間はダメ。仕事は自分で進めないと!」 と言われた次の日には 「報連相がない!なんでも1人で勝手に進めないで!」 と注意されてしまいます。 そして、何でも報告していれば「むやみやたらにしないで!」と怒られてしまう。 報連相の塩梅というのはとても難しい。 説明してもらえば、指摘されている内容の理解はできるのに、なかなか思うようにできるようならず、まるで磁石で吸い寄せられるかのように今度は別のタスク

        • 予習大事!これから行く人のためのスタジオツアー東京【ハリーポッター】まとめ

          2024年1月27日(土)に行ってきたので、反省点も踏まえてまとめました。 スタジオツアーチケットについてチケットには音声ガイド付きのものがあります。 私は音声ガイド付きを選択しましたが、以下の理由から必要なかったかなと感じています。 とにかく聞いている暇がなくて、レストランの待ち時間で楽しみました。 ちなみに、待ち時間が30分〜の展示もあので、ハリーポッターファンほど午前中からのチケットがおすすめです。 スタジオツアー滞在時間ネットの情報では、ハリポタファンだと8時

        転職後に適応障害で休職して16万円失った私が学んだこと

          電車で出会った忘れられない女

          忘れられない女なんて聞くと恋人か何かのような響きであるが、そんな甘いものではない。2011年の9月のこと、なんとも奇妙な体験をした。 浜松行きの鈍行に乗っていたのだが、菊川辺りで乗車した女がどうにもこうにもインパクトがあったのである。 女は推定40overなのだか、いまだかつて見たこともない格好をしていた。 白いヒラヒラしたワンピースの上に「バーバリーのシャツ」を着て、更にその上に「ピンクの毛皮のコート」を羽織っていた。 足元は「黒いタイツに黒いブーツ」である。 眼鏡

          電車で出会った忘れられない女

          180度変わる日本語のイリュージョン

          日本語は難しい。 伝え方を間違うと、とんでもない大事故になることがある。 今回は、そんな自分の意図とは別の意味に伝わってしまった、ばかばかしい事故を3つ紹介したいと思う。 イリュージョンおばさんスーパーのベーカリーコーナーで働いてた時のことだ。私が売場に出ると「ちょっと」と声をかけられた。 おばさんは、先ほど袋に詰めたばかりのブロック体の食パンをかかえていたので、「ははん。きっとスライスして欲しいんだな」と悟った。 ところが、おばさんは真顔で「この食パンを切らないで半分に

          180度変わる日本語のイリュージョン

          くだらない嘘で家族を巻き込む母

          昨日のフットサルの大会で"中日新聞"のタオルをもらったので、母にあげることにした。 とりあえずこたつの上に置いておいたのだが、 まもなく何も知らない父がやってきて「なんで中日新聞のタオルがあるの?」と聞いてきた。 我が家はこの家に住んでからずっと"静岡新聞"を愛読しているので、どうして中日新聞のタオルがあるのか不思議に思ったのだろう。 私はなんとなく「お母さんが中日新聞にしたんだよ」と嘘をついた。 このタオルはフットサルの景品にすぎない。 こんなしょうもない嘘、どうせす

          くだらない嘘で家族を巻き込む母

          あんこぱんおばさんの話

          これは私がスーパーで働いてた時の話だ。 お盆の大事な時期に風邪を引いてしまい、競合調査へ行くことができなかった。 スーパーマーケットというのはお盆や年末年始が売れ時で、各スーパーはとびきりの売場でお客様を待ってるので、競合店の売場を見に行くのはとても勉強になるのだ。 そんな大事な時に熱が出てしまった私は、同僚に代わりに見に行ってもらうことにした。 すると帰ってきた同僚からは、売場よりも何よりも「ベーカリーコーナーに変なおばさんがいた。 」と言われた。 そのおばさんは

          あんこぱんおばさんの話

          やらかし旅行会社vs 呑気ファミリーin韓国

          旅行にハプニングはつきものである。 ちょっとした失敗は旅のスパイスとなり、時が経てば「あんなこともあったねぇ。」と笑い話になってよい思い出として刻まれる。 2011年、初めて家族で行った韓国旅行でも、そんなスパイスがひと瓶くらいふりかかることとなった。 当時は第二次韓流ブームの真っ只中。 紅白には東方神起、KARA、少女時代が出場し、テレビでも雑誌でも韓流アイドルが引っ張りだこの時代であった。 この時の私はKARAにお熱で、ニコルが好きでファンクラブにまで入会していた。

          やらかし旅行会社vs 呑気ファミリーin韓国

          死んだ魚の目ライブ

          夢を追いかけ、音楽活動をはじめた友人Aがライブをすると言うので、友人Bを誘ってノコノコと見に行くことにした。 しかし、このライブで私はとんでもない目にあうことになる。 友人が出ていたライブの内容は、 4人の出演者が1人30分の出演時間で、ギターで弾き語りをするというものだった。 3番手の友人Aの弾き語りは盛り上がり、自己紹介やMCもこなしており、少々ぎこちないながらも観客との一体感が生まれていた。 トリの人の音楽も素晴らしかった。 4人の演奏も終わったため、友人Aに挨拶を

          死んだ魚の目ライブ

          2024年のふぉっふぉっ抱負

          私は2017年からこれまで、旅行関係のブログを細々と書いてきた。 〇〇への行き方や1泊2日の〇〇など、旅行へ行く人へ向けて「参考になるであろう有益」記事である。 しかし、最近は「わざわざ私が書かなくても良いのではないか…」などという気持ちになっている。 昔と違って情報は湯水のように溢れており、似たようなことを書いたブログはたくさんあるし、大事なことは大抵公式サイトに書いてあるからだ。 それに加えてGoogleのアップデートがあり、個人ブログがどんどん読まれなくなる傾向にあ

          2024年のふぉっふぉっ抱負

          仕事のできない3月の貴様へ

          2023年3月に転職した私は、この1年は本当にポンコツの極みであった。 スーパーの現場仕事からWeb企画職というオフィスワークになり、仕事は何もかも変わってしまったからである。 これまで以上に頭を使う仕事になったことで、私の頭は壊れかけたロボットのようにぷすぷすと音を立て煙を出しながら、ぎこちなく動く毎日であった。 いっぱいいっぱいになってしまった私は、上司が話していることを頭で整理しながら返事を考えてフリーズしていしまい…「無視???無視なの…???」と言われ、それはそ

          仕事のできない3月の貴様へ

          10年以上ぶりの31日

          社会人になり10年以上、12月31日をゆっくり過ごすなどというのは無縁の人生であった。 というのも、これまではスーパーで働いていため、31日はとにかくてんわやんわの大戦争だったからである。 私が担当していたベーカリー部門は、年で1番売れる…というわけではないが、それでも曜日関係なく普段の週末くらいに毛が生えたくらいは売れる。 パンなんて誰が食べるんだ…とおもいきや家族団らん用にピザを買う人もいれば、大掃除などをしてる間に、子供達に食べさせる用のパンをお昼に買いにくる人も

          10年以上ぶりの31日

          思ってたんとちがう宿

          写真と実物が違う。 世の中に存在するパンフレットやメニューなどの商品写真は、お店側も気合いを入れて作るため、たびたびイメージが異なることがある。 大抵は「※写真はイメージです。」などという、保険をかけた文言が添えられており 注文する側も多少は考慮するものである。 お店側も悪意がない場合が多い。 この悪意がないというのが曲者なのだが、まさかこの「思ってたんとちがう。」事態が我が身にも起ころうだなんて思いもしなかった。 今から5年以上前だろうか。 北海道の友人のAとBがはる

          思ってたんとちがう宿

          怪しいセミナーのために7万使って広島へいく

          自分探しの旅をしたことがあるだろうか? 自分探しの旅とは 普段訪れない場所へ出向くことで、自分と向き合いながらやりたいことや、生きる目的なんかを探す旅だ。 2015年の私もそんな自分探しにあけくれていた。 とはいっても、巷の大学生のようにバックパックを背負って、一人でインドへ行くような大胆なこともできず、部屋の片隅で死にかけのトドのように中古で買った自己啓発本を読みふける毎日であった。 仕事で月の残業が非常に多かったため、すっかり気力も体力も失ってしまったのである。 そ

          怪しいセミナーのために7万使って広島へいく

          25年前の本屋を探す旅

          私の記憶には、祖父が連れてってくれた本屋の思い出がある。 今から25年くらい前のことである。 当時、祖父母の家で出前を食べてゆったりと過ごしていると、きまってどこからか祖父がやってきて「本屋さんに行くか」と私と妹を連れ出したのである。 当時まだ車の運転ができた祖父は、白の古いセダンに乗っていた。 マニュアル車で、窓の開閉は最近ではもう見かけない、いにしえのハンドル式であった。 車内はいつも独特な匂いがして、元々車酔いをしやすかった姉妹は、目的地に着くまではいつも車内で

          25年前の本屋を探す旅