ローグライクハーフ: 黄昏の騎士その3

数日間ハイホロウ村で疲れを癒していると、突如村の広場に黒いローブを着た不吉な魔術師があらわれ、迷宮のクリーチャーを従えこの地を支配すると宣言し煙のように消え去った。その直後、村の農場にクリーチャーが現れた。クリーチャーは村の警護団にまかせ、一行は三度迷宮へと赴く事となった…

迷宮の1
24 沼エルフの行商人
部屋に入ると大荷物を抱えた沼エルフが2人。こちらを冒険者と見ると、揉み手に笑顔で自慢の商品の紹介を始めた。聞けば黄昏の騎士の配下ではなく、シケた村より迷宮に商売相手を求めて彷徨っているのだとか。
「どうです?良い品でしょう?力だけで乗り切るのは大変だ、こちらの便利な品々をオススメしますよ!金があればの話ですがね」

認識票を購入。

迷宮の2
31 トラップの仕掛けられた宝箱
部屋の奥、台座の上に不気味な彫刻の施された宝箱が見える。
「クリーチャーどもの侵攻が始まっている今、あの魔術師が最優先だ。先を急ごう」

迷宮の3
15 迷宮の地図
書物が乱雑に詰め込まれた埃っぽい部屋。何事もなく通り過ぎようとした時、魔術師が1枚の紙切れに目を留めた。どうやらこの迷宮の地図のようだ。だいぶ傷んでいるが、なんとか読むことが出来る。有力な手がかりを手に入れた。

迷宮の4
中間イベント:真夜中の盗賊たちとの戦い
素人の待ち伏せは実にわかりやすい。3人の盗賊の居場所を指示し、一斉に斬りかかる。

1ターン表: 冒険者と2体のウォードールが盗賊たちを難なく切り伏せる。勝利

宝物表: 金貨7枚

迷宮の5
12 認識票
小ぶりなテーブルと椅子が2脚あるだけの簡素な部屋。埃が溜まっていないところを見ると、誰かが日常的に使っているようだ。
テーブルの上に散らかった書き付けの中に認識票を見つけた。これで探索も楽になるだろう

認識票入手

迷宮の6
最終イベント:黎明の魔術師セグラス
玉座に座る件の魔術師が、怒りの形相で君を睨みつける。
「よくも私の傑作を壊してくれたな!選ばせてやる。生きてしもべとなるか、死んでしもべとなるかだ。『黄昏の騎士』の代わりを務めてもらわねばな!」

セグラスが怒りを込めて叫んだ直後、冒険者は矢を放つ。矢はローブを貫くもダメージは無いようだ

1ターン表: 幻影魔法か、魔術師の姿がゆらめき、攻撃は悉く外れる。しかし、前衛陣の攻撃を見て攻略の糸口を掴んだ魔術師の氷槍が動きを止める。残り1点
1ターン裏: セグラスが気絶の呪文を唱えると、2人の魔術師はその場に崩れ落ちた。氷槍の魔法を警戒したのだろう。セグラスの氷槍が冒険者の左足を撃つ。さらに氷槍を放つが、ウォードールは既の所で叩き落とした。
2ターン表: 魔法を放った後の一瞬の隙をついて、冒険者は凍てついた左足を叩き割り、セグラスの足元に転がり込む。愛用の剣を突き上げる。その切先はセグラスの心臓を捉えた。勝利

宝物表: 金貨6枚、貫きの石弾

セグラスは黒々とした血を吐き、怨念のこもった目で冒険者を睨みつけたまま生き絶えた。
この地を狙う者は消えた、ようやく任務を達成したようだ。傷つき疲れ果てた冒険者は気絶した魔術師達を起こすと、ウォードールに担がれて迷宮を後にした。
一晩休んだ後、事の次第を報告すると公示人は大声で触れ回り、町はお祭り騒ぎとなった。町の人々は気のいい連中ばかりだ、次の仕事まで少しゆっくりさせてもらうとしよう


クリア!


技量点を2にしてなかったら、セグラスさん倒すのきつかったろうと思う。技量点大事。
楽しませてもらいました。製品版や追加シナリオを楽しみに待ちましょう。
そのうち違うキャラでも遊んでみよう。
ちなみに、キャラメは技量点と器用点を2点づつ取りました。攻撃ロールと宝物表に修正が入るのは強い。
今回は死者が出なくて良かったな〜


#ローグライクハーフ
#黄昏の騎士

「ローグライクハーフ」1stシナリオ『黄昏の騎士』 /FT書房 作:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ

「ローグライクハーフ」基本ルール入手先URL。 ftbooks.booth.pm/items/4671946  

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