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バイク遍歴:老年篇

6)750SS
なぜビップさんに預けて赴任したかというと、レストアをおこなってもらうためです。今はもうなくなってしまったようですが、郡山市のグリーンワールドさんでMACHのレストアを行ってもらいました。気長に待ちましたので1年以上かかりましたが、写真のように新車のような状態となって戻ってきました。
慣らし運転から開始しましたが、その間にCDIがパンクしてUMEDENさんに交換、ツーリングに行こうとしてリターンスプリングが破壊、バッテリー上がりと、3回もビップさんに迎えに来てもらったこともいい思い出です。
乗り味ですが、確かに4000回転くらいから一気にレッドゾーンまで行きますし、もっとアクセルを開けろ、とバイクが言っているような気がします。
かと言ってウイリーするわけではなく、RZの方がよっぽどウイリーしていました。そして、コーナーよりも直進が得意なバイクでしたね。
実はこのバイク、フレームNoは3桁で1971年の生産、エンジンは載せ替えでしたがそれでも1700番台と、結構貴重なバイクでした。

OH後の750SS MACH

7)S1000R
MACHのオイル交換にビップさんに行った時、たまたま試乗車で置いてあるBMWのS1000RRが目に入りました。なんとなく気になって調べてみるとなかなか良さそうな感じです。MACHではツーリングに行くのも不安ですし、年齢的にあと数年しかバイクに乗れそうもありませんので、最新のバイクに乗ってみたい、といった気持ちが強くなり、S1000RRを試乗させてもらいました。
さすが最新のバイク、めちゃくちゃ乗りやすいです。まっすぐ走ってもよし、コーナーもよし、ブレーキなんて効きすぎて怖いくらいでした(MACHが効かないだけか)。欠点と言えば、RRなので仕方ないですがライディングポジションがきついこと、足つき性が悪いことくらいです(足が短いだけ?)。どんどんと欲しくなりました。
購入資金をどうするか、家計に影響は出せませんので仕方なく10年以上所持していたMACHを売ることを決心しました。ビップさんの好意で業者オークションに出していただき、想定以上の金額で落札され、一安心です。
最初はS1000RRを考えていたのですが、ライディングポジションのことを考えて最終的にS1000Rを購入することにしました。ちょっとオプションをつけましたが、それ以上に拘ったのがナンバーです。
バイク遍歴の中で、事故やアクシデントで失ったバイクは不思議と3桁のナンバーだったのです。なので、4桁のナンバーでの登録をお願いしました。登録日の関係で最初は3桁のナンバーになってしまったのですが、またまたビップさんの好意で、ナンバーを変更していただき今は4桁になっています。まあ、変な拘りですが、車のナンバーも4桁を指定しています。
あと何年S1000Rに乗れるかわかりませんが、
 「もう一度2サイクルに乗りたいな」
とも思っていて、MACHを手放したことを少し後悔しています。でも、市場は今更購入できるような金額ではないので、手が届く範囲で気軽に乗れそうなミニトレがいいかな、とオークションを見ているこの頃です。

S1000R


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