自己紹介を兼ねて、バイク遍歴を語ってみたいと思います。
1）RD250
16歳になって中型免許を取得して、最初のバイクは1975年式のヤマハRD250でした。いつもかぶり気味で、何度も販売店に持っていってみてもらいましたがよくなりません。色々と試したのですが、通信販売（田舎なもので）でチャンピオンプラグのN3Gを購入して交換したところ、見違えるようにエンジンが生き生きとしました。この時の感動は忘れられませんし、これがあったからいまだに乗り続けているのかもしれません。その後、プラグのかぶりもなく、4000-4500回転の谷を抜けると、ものすごい煙と加速感を味わうことができました。
そう言えば、この頃は偶に降る雪の中でも軍手2枚で走っていました。

2）GT250
そのRD250をある事件で失いましたが、たまたま行ったバイク屋でスズキGT250 B5の中古をみつけ、当時は学生でしたので先輩に保証人になってもらってローンを組んで思い切って購入しました（確か16回払いだったかと）。
当時の250では最高の32psを誇っていて、でも見た目はビジネスバイクのように地味で「羊の皮をかぶった狼」と雑誌に書かれたこともありました。
これも、RD250に負けず劣らずのザ・2サイクルと言った感じで、ローで6000回転以下は使い物にならず、常にアクセルを開けて走っているような思い出があります。
卒業した時GT250は友達に預かってもらったのですが、就職して1年目の正月休みに熊本から当時住んでいた横浜まで運転して行こうと、かなり無謀な計画を立てました。多分実行していたら途中で事故を起こしていたかもしれませんが、友達の家から高速の乗り口に行くときにエンジンが止まってしまい、この計画は挫折しています。バイクが「無謀だから止めろ」、と教えてくれたのかもしれません。

3）GSX400E
話しは前後しますが、就職した年にヤマハRZ250が発売開始されています。これの発売を待っていたのですが、待てずにスズキGSX400Eを購入してしまいました。2気筒なので小気味のいいエンジンでしたが、ヤマハの有力販売店の方と知り合うことができ、
　「そんなに待たずに購入できるよ」
との事だったので一年経たずにGSX400Eを下取りにRZ250を購入しました。（当時はすごいバックオーダーで力のある店に入荷しやすかったようです）

4）RZ250
購入する時にエンジン改造費用もあわせてローンを組んでもらい、350ccにして若気の至りでかなり無茶な運転をしていました。購入後に転勤した地域のパノラマラインを攻めたり、北海道にツーリングに行ったり（2回）、長く一緒に過ごしたバイクでした。TT100を履いて、BEETのバックステップをつけて、エンジンも調子よく、レッドゾーンの始まる9500rpmまでストレスなくふけ上がり、ノーマルの350より速かった気がしています。
結婚してからも持っていましたが、S県のマンション（社宅です）の駐輪場から盗まれてしまい、見つかることは見つかったのですがハンドルロックなども壊されてしまっており、引き取らずに警察に処分を依頼しました。今持っていれば、と後悔が少しあります。