住民税で年末調整の漏れに気付く

給付金より先に来た住民税。時間に比較的余裕があるので、隅々まで見ていると保険の控除の所(社保・小規模欄)の金額がおかしい。

夫は会社に勤めているけれど、国民年金・国保を支払っている人なので(そこらへんがどうとか言う話は今回は置いといて)、金額はなんとなく分かる。少なくとも1万を切るなんてありえない。

しかし、そのありえない金額がそこには書かれていたのだ。

何が起こったのか?

考えられる原因は2つ

・先方のミス

・こちら側の年末調整の際の不備

私が一番先に思ったのは、年末調整の際の不備。と言うのも、年末調整の際に夫に「年金・国保の納付通知(その年度にいくら払ったか)を添付しなくてはいけないのではないか?」と言う話をした時に「会社側はいくら払っているか分かっているから、添付しなくてもきちんとやってくれる」と言い放ったのだ。

私は、国保を払いながら務める会社と言うのに務めたことがないので、厚生年金と同じことが可能なのかも?と納得してしまった部分があった。

恥ずかしい話、私は夫の源泉徴収票を見せてもらってはいなかったので、その辺がきちんとしていたのか分からずじまいのままにしていた。(互いに大人だから自分で管理するものだと思っていたし)

ひとまず国保の正確な金額だけでも分かればと、夫の部屋を探し回り(怒られたけど)、とりあえず納付金額が分かるものを確保した。


まずしたこと

とりあえず、国保の金額が入っていないことは確認できたので(変な計算なくそのままの金額が書かれているはずの項目なので)、市税事務所に電話。金額が少なく書かれている旨を伝え、ここの部分は複雑な計算なく、国保・国民年金の金額は本来そのままの金額が書かれる部分であることを確認。

そして、お姉さんから「会社からの提出されている書類がこの金額(年末調整のだと思う)でしたので、そのまま記入されております。」とのこと。公式見解ではないけれど「社保と違い申請しないと会社もわからないのでは?」と聞き、もう確実に年末調整時に記入・提出していなかったのが原因だなと思う。

しかし原因が何であれ、訂正をしなくては多めに払うということになるので、手続きをする必要があるなと思い。動かなくてはと決意した(正直面倒くさいと思ったけど)


手続きは市税事務所でするの?

電話にて修正する際は市税事務所の方に伺ってするのかを確認。電話のお姉さんはとても丁寧に対応してくださり、「住民税だけの修正で良ければ、市税事務所でも構わないのですが、国保・国民年金の申告漏れであれば確定申告をされた方が、そちらの還付もあると思うので良いかと思います。」と教えて頂きました。

確定申告で申告漏れを訂正(修正?)すると、自動的に市税事務所の方にも情報が来て訂正となるので、改めて市税事務所で修正の申告はしなくてもよいとのこと。

ただし、管轄税務署→市税事務所への情報伝達に2~3か月はかかるそう。なので1期2期には間に合わず、そのまま支払いし、3期4期分で減額という流れになるみたい。(減額になる時に限りだけど)

そこは各事業所も他に作業もたくさんあるので仕方ない部分(そもそもきちんと年末調整していればよかったわけだし)なので、仕方ないと思う。

ちなみに今年でこれなので、去年も申告してないだろ・・・と思ったら、去年の住民税通知書みつけて見たら、案の定していなかったので、ついでに「去年もしていないみたいなんですが・・・」と聞いたところ、5年前までは遡って訂正できるとの情報を教えてもらいました。

でも、一昨年以前のは断念せざる得なかった・・・。一番重要な一昨年以前の源泉徴収票が見当たらないし、夫に会社に出してもらってといっても非協力的だし。誰のための作業なんだか・・・。


税務署での申請を選択

という訳で、税務署での確定申告を選択。今時期はコロナの影響で税務署も完全予約制になっていると市税事務所のお姉さんに教えて頂いたので、事前に電話にて予約。

電話で話ながら、「こちらに来られて申請しますか?それなら予約をこの電話で承りますけれど」と言われたので、ぜひともお願いしますと二つ返事。

e-taxで申請と言う選択肢もあったのかもしれないけれど、年末調整後の訂正の為の確定申告って初めての経験なので、書類に不備があったりするの怖いし、分からないところが出て聞けるのがありがたいので、相談しながらできる方法を選択。

慣れると普通の確定申告と変わらないのかもしれないけれど(実際、私自身e-taxで作成して郵送の方法で確定申告済みで少しは分かる)、なにか違う手順とかあると嫌だし(いろんなサイト見る限りなさそうだけど)、その場で間違いを指摘してくれる方が、気持ち的にも良いなと。

そして必要な書類を聞き、代理で申請しても委任状とかは必要ないようなので、予約日に向かうことにします。(これを書いている段階ではまだ予約日前なので、どうなったかはまた後日になる)


まとめ

年末調整の申告漏れは、住民税・国保の金額にも影響する

5年前までは遡って修正の申告ができる

確定申告で修正すると市税事務所に改めて修正申告しに行かなくてよい

しかし、修正するための作業は面倒くさい(詳しくは書いていないけれど、国保と年金の控除証明書で手元にない分を再発行してもらうために役所や電話が繋がらないから年金事務所にも行くことになった)

年末調整の記入例の紙を付けてくれていると思うので、毎年同じこと書かれていても必ず目を通した方が良い。

自分から聞かないと、受動的に教えてくれる人はいない

まだまだやるべきことはあるけれど、ひとまず完了。

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