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名言日記 1日目

お久しぶりです
最後に投稿したのが2023年でいつの間にか新年になってしまいました。
前回は毎日カレー日記をやっていましたが、修論の執筆と重なってしまい、実験設定を考えなきゃ、実験しなきゃ、修論書かなきゃ、とバタバタしていたら日記を書く暇がなくなってしまい途中でやめてしまいました。

新年なので、心機一転頑張っていきたいと思います。
今年一発目は名言日記をやりたいと思います。これは、偉人の名言を学ぶことで偉大な人物からインスピレーションを受けようというものです。
僕も座右の銘というものがないので、この際に見つけてみたいと思いました。

今回使用する本は「世界の名言名句1001」です。

今日の名言はフロストの言葉です

森の中で道が2つに分かれていた。
そして、私はーー私は
人があまり通っていない道を選んだ。
それですべてが変わったのだ

ロバート・フロスト
「選ばれざる道」

ロバート・フロストはアメリカの詩人です。ニューイングランドの農村生活を題材とし、複雑な社会的テーマや哲学的テーマを対象とするものが多く、大衆的人気も高く広く知られました。
なんとアメリカにおける文学の最高の賞であるピューリッツァー賞を4度も受賞しているすごい人です

これは、そのフロストの「選ばれざる道」という詩の中の一つです

森の中で2つの道に分かれており、どちらか一方にしか進むことができない。
一方の道は先で折れて、叢の中へと消えていっている
一方の道は草木が生い茂り、誰かが通るのを待っているような気がした
本当は2つとも同じようなものだったけど
あえて人が踏んだ後が少ない方を選んでみた、もう一方はあとの方にしよう
もう二度とここには戻ってこないと思いながら

という言葉がこの名言の前にあるのです

そしてあとになってから、ため息混じりに話すのです

森の中で道が2つに分かれていた。
そして、私はーー私は
人があまり通っていない道を選んだ。
それですべてが変わったのだ

これは読む人によって、捉え方が変わる詩なのです
人生での重要な選択をする場面で選んだ選択を誇りをもって満足げにしているというふうにも捉えることができます

一方で、フロストはこの詩を皮肉として書いたという説もあります
詩の中での「選択」は、実際には大きな違いをもたらさないかもしれない、という点を示唆している可能性があります。つまり、人生の道はしばしば予測不可能であり、選択した道がもたらす結果を完全に理解することは不可能かもしれない、ということを暗示しているのです
自分が選んだ道をあとになって正当化しているという捉え方ですね

とはいえ、人と違うことをやっていたその結果素晴らしい功績をなすことが出来たというのは直感的でわかりやすい分、様々な広告や歌、ビデオゲームなどでも引用されています
個人的にもこっちの解釈のほうがわかりやすく、挑戦的な感じがして好きではあります

今日はここまでです
また明日!


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