東南アジアのチャーハン
チャーハン(炒飯)と言う言葉は本来中国語なのに、事実上日本語のような使い方になっていますね。
さて、東南アジアのチャーハン(焼き飯)はどのようなものか見てみる事にしてみました。
画像は、ジャカルタで食べたナシゴレン
インドネシアとマレーシアでは Nasi goreng(ナシゴレン)
フィリピンでは Sinangag(シナガッグ)
ミャンマーでは thamin gyaw( タミンジョー)
ベトナムでは Cơm chiên(コムチェン)又は Cơm xào(コムサオ)
※どちらもGoogleの画像検索をするとほぼ同じようなもの(ベトナムチャーハン?)が出てきます。
タイでは ข้าวผัด(カオ・パッ)
画像は「カオ・パッ」
というように、それぞれ現地の名前があってたいていは(ご飯を炒める)と言うような意味になります。ところがチャーハンと言う言葉が
偉大な気がしたのは、これらの料理に例えばベトナムチャーハンとかフィリピンチャーハンと言う風につけてしまうところです。
タイの「カオ・パッ」の中で、日本でも多くのレシピが登場するのは、
カピ(กะปิ)と言うペースト入りのもの。このカピは塩漬けオキアミのペーストで、塩味が聞いていて非常においしいのですが、これを使った「カオ・パッ」は本来なら カオ・パッ・カピ(ข้าวผัดกะปิ)と読むべきものを、
「タイのカピチャーハン」と書いてある点。(タイのカピ入り焼き飯でもないんですね)
タイ料理でもパッタイとかトムヤムクンとか普通にタイ語で通じているのに、不思議なところですが、それだけ「チャーハン」と言う言葉が定着以上に偉大なのかなと思ったのです。
ちなみにこちらは、タイに旅をした時にコンビニで購入した「カオパッ(タイチャーハン)」です。(カピ入りではないので味が薄くてあっさりしていました)
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