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好きをやめなかった時の話。

今日は前回の続きみたいな感じなのでまだの方は先にこちらを読んで欲しいかも。

そんな訳で、今日は前回とは真逆の「好きをやめなかった時の話」。

私は幼い頃から服を作るのが好きでした。
幼稚園の頃からティッシュやハギレをぐるぐる巻きつけてシルバニアファミリーやリカちゃん人形のお洋服を作ったりしてて、こんな動画もあるくらい。笑

クリスマスには子供用のおもちゃのミシンをおねだりしたり、ゲームも着せ替え系の女の子向けのやつをよくやってたなぁ。
書いてたらふと思い出した、懐かしい。

とにかく作るのが好きだったみたい。
家庭科の授業でエプロンを作るときも教材用の用意されたやつが嫌で自分で好きな生地買ってきてこれで作りますって言って作ってたしなかなかめんどくさい生徒だったと思う。笑

そんな私が初めて自分用のお洋服を作ったのは小学校6年生のときだった。

小学校低学年の時にポケットビスケッツにハマり(カラフル好きなのはここが原点かも。)、千秋さんがソロになってからもCDを買い続けて、本が出版されたら必ず買っていました。
芸能人とかにハマることがないタイプの私ですが、人生で唯一サイン会に行ったことのある芸能人!ちなみにサイン会に行った時のこの本がきっかけで蜷川実花さんを知って大好きになったのでみんなも読んで欲しい見て欲しい。あぁ、好き!

それで洋服作りをしたきっかけになったのは他の本でそれがどの本だったのかが思い出せないんだけど(笑)、
Tシャツにドクロを縫い付けてるリメイクの挿絵があってそれを真似して作りたい!って思ったんです。

小学6年生でお金もないので100円ショップでTシャツとフェルトを買って、見よう見まねで途中ハサミで指を切っちゃうというハプニングもありつつとても頑張って作ったのを覚えています。
そして出来上がった作品は本に載ってたものとはちょっと違うけど、達成感に包まれた私は大満足にこれを明日学校に着て行こう!!!と即決定。そして翌日、ルンルンで着替えた私を見た母は、
「それ学校に着ていくの?」と、聞いてきました。
なんでそんなこと聞くんだろう、着ていくに決まってんじゃん!と思いながらルンルンで家を出た私。

そして自信満々に学校に着くと...

クラスのみんなには何それと笑われ、
お世話していた1年生にはドクロが怖いと泣かれ、
それはもうバッシングの嵐で...
私はそのドクロを隠すようにして1日を過ごしました...。

お母さん、なんで私を止めてくれなかったの...。(止めてるw)

こうして私の初めてのお洋服作りは幕を閉じ、2度とその服は着られることはありませんでした。

だいぶトラウマなのでこれ以降服作りをしなくなってもおかしくなかったんだけど、好きだったんでしょうね、辞められなかった。笑

中学生や高校生になってもジーパンやスカートををバッグにリメイクしたり、古着屋さんで見つけたスカートをワンピースにしたり、作ることは辞めなかった。

最初こそ残念な思い出になったけど、だんだん人に褒めてもらえるようにもなったし、何より自分が作ってて楽しかった。

そうして独学で楽しんでるうちに服飾の学校に行こうって思うようになって、高3の夏にちょっと勇気を出した。

好きを辞めないで続けたらちゃんと今の自分に繋がったからよかったなぁって思う。
小6の私を抱きしめてあげたい。笑
そしてこれからも自分の好きを信じて生きていきたい。​

先日、エキサイトニュースさんに取材していただきました。
たっぷりおしゃべりしたのでこちらもぜひ読んでみてください。

それでは^^


本日のヘッダー写真 by kashiiさん。ありがとうー!


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