白川うみ展@ギャラリー香(大阪道頓堀)
自身、初の関西での展示でもある白川うみ展が無事に閉幕しました。
まずはご来場くださった皆さま
展示をご一緒したフォトグラファーの皆さま
そして何よりモデルの白川うみさんに感謝申し上げます🙇♂️
うみ展の構想が上がったのが去年の夏頃でしょうか?
ある程度展示慣れしてるとは言え、場所は大阪。
最悪1日も在廊出来ない可能性があっても
上京の度に撮影させてもらってるうみさんへの感謝も込めて参加を決意しました。
今回の展示では、モデルさんのこういう撮影がしたいというのをベースにしつつ
それを自分がこれまでにやってきた展示のベースに落とし込むという形に(結果的に)なりました。
まず最初にやった展示に向けての撮影はアートアクアリウム。
以前、アクアパークでも撮影したことがあり、そのイメージで「水族館」というのがうみさんの撮影希望でもあったのでその延長上でこちらでの撮影へ。
ただ、諸々の都合で、この撮影だけで展示するのは不十分だと思い
これまた以前に撮影した丸の内のイルミネーションを追加することに。
そして、それを図録用にすることも前提に。
結果的に、この丸の内イルミネーションが女性(モデルさん)人気が1番高かった気がします。
東京で言えば、冬のど定番の1つでもある丸の内イルミ。
ここの特徴の1つはLED看板🪧だと思ってます。
それを活かした、というか関東のカメラマンにとってはど定番な1枚。
それを大阪で展示したことである種の新鮮さが加味されたとも思っています。
アートアクアリウム、丸の内イルミネーションと撮影した時点で
アートアクアリウムがたまたま秋バージョンだったこともあり
秋冬と撮ったんで、春夏も加えて四季写真4点での展示をしたいという想いが自分の中では強くなりました。
しかし、展示時期は4月。
そして、展示のひとつの肝でもある『全作撮り下ろし』。
さて、どうしようかなと。
そこでふと、以前うみさんが「いざという時に使いたいからSNSにあげないで欲しい」と言われた夏の写真があったことを思い出し、それを夏用とする事に。
そして、最後の春。
時期的に2月初旬、早春ということでジャノメエリカと共に撮影へ。
こうして、Season というキャプションが完成しました。
4枚並べると以下のようになります。
プリント:伊勢和紙Photo 雪色(FUJIFILM バックシートにて裏打)
フレーム:Chikuma Uclidマット 京都友禅染
ただ、とあるカメラマンさんから
「他の3枚は〇〇なのに1枚だけ◎◎なのは何か理由があるんですか?」
と鋭いご質問を受けました。
実は明確な理由があったんですが、諸事情により答えを濁しました(^^;;
すいません。
お答えした理由に嘘はないんですが、実は別の理由もありました。
その理由はここでもお答え出来ませんが
infiniteという白川うみ展の展示のタイトルとも関係しています。
このタイトルだからこそ、あえて拘ったことが1つだけあります。
偶然が生んだ奇跡とでも言えるかも知れません。
“意図的な違和感”を実は残した展示をあえてしています。
それが何なのか?
なぜそうしたのか?
ある意味で、それを想像するのも写真の1つの醍醐味だとも思います。
それこそ1つのinfiniteの形だとも。
という謎をのこしたままで、あえて今回の展示解説を終えたいと思います。
ありがとうございました。
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