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自然と利便性を兼ね備える荒尾市で、デジタルデバイド解消に貢献!熊本ONLINEドラフト参加自治体紹介vol.4

熊本であなただけのライフスタイルを実現!熊本県初開催!県内4市町が参加するマッチング型イベント「熊本ONLINEドラフト」。熊本県4市町の担当者があなたをスカウトします!

「都会とは違う働き方を実現したい!」「田舎暮らしをしながら自分らしい生き方を実現したい!」「やりがいのある仕事がしたい!」そんなみなさんにおすすめのイベントです!

本記事では、熊本ONLINEドラフトに参加する4市町をご紹介!今回は、熊本県の西北端に位置する「荒尾(あらお)市」の紹介です。


海、山、利便性の3つを兼ね備える荒尾市

荒尾市は山と海に囲まれた地域で、東を見れば小岱山、西を見れば有明海が広がっています。
 
熊本と福岡の両都市部の中間に位置しており、熊本市内や福岡方面への電車が通るJR荒尾駅があるほか、有明海沿岸道路も開通予定のため、交通アクセスが優れているのも特徴です。市の中心部にはショッピングモールや遊園地も揃っているので、休日に出かける場所にも困りません。
 
地方では自然を感じられる一方で、移動や娯楽という観点では不便に感じるケースが多いです。荒尾市はひとつの街で海、山、利便性の3つを兼ね備えているため、地方と都市部の良さを両立できます。地方への移住に興味はあるけれど、不便な生活は避けたいという人にこそおすすめの環境だと思います。
 

荒尾市の地域おこし協力隊がこれまでに取り組んだ主な活動

これまで荒尾市では7名の方に協力隊員として活動いただきました。主な活動内容としては、SNSでの情報発信、農業や観光の振興に向けた取組みです。現在も協力隊として1名が活動しており、その方にもInstagramやFacebookでの情報発信を任務として担当いただいています。
 

荒尾市の協力隊として活動してきた方々は、任期を終えてからも市内に定住いただける割合が高いんです。実際に、歴代7名の協力隊のうち6名が荒尾市に定住している状況でして、定住率は85%にも及びます。協力隊での活動後、その地域に定住する割合は全国で見ると60%ほどなので、それだけ荒尾市に魅力を感じていただけていることはとても嬉しいですね。

定住の理由としては、地域の中で伝統の継承が進んでいたり、都市部へのアクセスが優れていたりと、地域の魅力と利便性を両立できることが大きいのかもしれません。協力隊での活動を終えてからも、引き続き情報発信していただける方や、自分で起業される方など、地域活性化に大いに貢献いただいています。

今回募集する荒尾市の協力隊でお任せしたい仕事

現在、荒尾市ではデジタルデバイドが問題になっています。DXやデジタル化が進むと、市民のみなさんにスマホやパソコンを活用いただくことが多くなりますが、荒尾市では実際に使いこなせる人とそうでない人の格差が非常に大きいんです。荒尾市は人口約5万人のうち、65歳以上の方が1万8千人を超えているので、高齢化率が35%を超えています。これは全国平均を超えており、全国的にみても高齢化が進んでいます。
 
今後、荒尾市として各種手続きのオンライン化を進めていく予定ですが、スマホを使えない方が多い状況でDXを進めると、かえって不便に感じる方が増えてしまいます。そんな状況を打破するために、デジタルデバイドの解消に取り組んでいただける協力隊を募集することになりました。

主な仕事内容は、「スマホ教室の企画運営」です。高齢の方にお話を聞くと、スマホについて聞ける人が周りにおらず、誰にも相談できないという状況がよくあります。お子さんと一緒に暮らしている方でも、やり方を教えてもらうと「なんで分からないの?」と怒られてしまうみたいなんですね。協力隊の方には、少しでもスマホを使えない年配の方を減らすために、市内の色々なところで、一人でも多くの方に受講してもらえるようなスマホ教室を開催し、荒尾市のデジタルデバイドの解消に取り組んでいただきます。
 

勤務スケジュールとしては、 週4日の9時から17時15分までを想定しています。スマホ教室がある日は地域の公民館や施設に出向いてもらい、それ以外の日はスマホ教室の準備やイベントの企画などを行っていただきます。
 

「お年寄りとの交流を楽しめる方!」ぜひ荒尾市の協力隊にご応募ください!

スマホ教室の企画運営を担当いただく上で、特別なスキルは必要ありません。日常的にスマホを使っている方であれば、まったく問題ありません。それよりも、性格の明るさや、丁寧に対応できることの方が重視したいポイントです。
 

年配の方が教室に1回通ったとしても、それだけでスマホを使いこなすことはできません。何度も継続して教室に通っていただけるよう、年配の方から愛されるような方に応募いただけると嬉しいです。
 
そういった観点では、若い職員を連れていくと年配の方はすごく喜んでくださるので、できれば20〜30代の若い協力隊の方に来ていただきたいです。荒尾市は他の自治体と比べて20〜30代の職員が多いので、若い方でも一緒に楽しめる環境だと思います。
 
自然と利便性を兼ね備えた荒尾市で、デジタルデバイドを一緒に解消しませんか?ご応募お待ちしております!


熊本県荒尾市担当者プロフィール
こんにちは。荒尾市文化企画課の中川です。地元は熊本市ですが、就職を機に荒尾市に来ました。荒尾市に就職し、現在、妻と3人の娘と生活しています。子どもが小さい頃、まだアパートに住んでいて近所を散歩していると、近くのおじいちゃんおばあちゃんが娘たちによく話しかけてくれました。今は、当時住んでいたアパートの近くの一軒家に引っ越しましたが、今でも娘たちに「おはよう!」や「大きくなったねぇ」と話しかけてくれます。中には、孫が来ていた服などを持ってきてくれる方もいらっしゃいます。そんな地域全体で、子育てしてくれる環境がまだ荒尾市には残っています。私はそんな荒尾市が大好きで、そんなおじいちゃんおばあちゃんの役に立ちたいと思っています。協力隊の方と一緒に地域を盛り上げていきたいと思っていますので、是非、荒尾市に来てください!!

荒尾市の魅力
自然と都が調和する荒尾市は、市の中心部には商業施設があり、東に小岱山、西に有明海があり、利便性と自然とのバランスが絶妙。また、世界遺産の万田坑や孫文ゆかりの宮崎兄弟生家もあり、世界に誇れる文化も体験できます。 2022年に市立図書館が移転オープン。2023年秋ごろには市民病院がリニューアル予定。西日本最大級の遊園地グリーンランドがあり、子どもから大人まで楽しめる遊び場も!福岡市内や熊本市内へは電車で約1時間、高速道路や有明沿岸道路のICが近くにあり通勤や通学も便利!子育て中のご家族にも満足してもらえる環境です。