見出し画像

洋服以外の身の回りアイテムの整理

前回までの投稿で、普段着兼仕事着のミニマル・ワードローブとして20のアイテム、スーツやジャケパンなどフォーマルなスタイルのミニマル・ワードローブとして同じく20のアイテムをご紹介しました。

洋服の整理に伴い、靴・カバン・時計なども最小限に絞り込み、キリよく20アイテムを残すことにしました。

身の回りのアイテムは以下の4つのジャンルに整理されるのではないでしょうか。

腕時計
筆記具

カバン・革小物

人によっては腕時計をつけなかったり、筆記具も100円のボールペンで良いと考える人もいるかも知れません。しかし良いものを日々使っていると、自分の心が豊かになることを感じます。またビジネスの場でそれらは、自分を守ってくれるお守りのように感じることも多くあります。

では実際、どのようなアイテムをミニマル・ワードローブとして選んだのかについて、一つずつご紹介をしていきたいと思います。

最初にご紹介したいのが時計です。

今、世の中で売られている腕時計は大きく3つのタイプに分類されるのではないかと思います。1つ目は高級ブランドの時計に多い、人の手仕事感がある工芸品としての機械式時計、2つ目は価格が安価で洋服のようにTPOで気軽に付け替えられるファッションアイテムとしての時計(主にクォーツ時計)、そして最後が、近年多くの人がつけているスマートウォッチです。

私は元々、機械式時計が好きだったこともあり、すでに保有している機械式時計をミニマル・ワードローブに残すことにしました。

時計に興味がない人にとっては、機械式時計がなぜこんなに高価なのかはなかなか理解できないと思います。

例えば機械式時計はクォーツ式の時計やスマートウォッチと比べて、時計の精度がかなり落ちます。クォーツ式時計は、安いもので1ヶ月に20秒程度、高級なものだと1年で10秒程度の狂いしかないとされます。また電波式時計を選べば時間の狂いはほぼゼロとなります。一方、機械式時計では精度が良いと言われるものであっても、1日で10秒前後のズレが生じます。

また機械式時計は数年に1回、オーバーホールと呼ばれるメンテナンスが必要となります。高級ブランドではその費用は10万円を超えることも稀ではありません。

ただ少し見方を変えると、思い入れのある大切な時計をずっと直しながら使うことができ、次世代に受け継ぐことができるのはとても良いことではないかと感じます。また時計を駆動する機械であるムーブメントも高級ブランドのそれは本当に美しい輝きを放っており、男性がフォーマルの場でもつけられるアクセサリー、芸術品としての価値が高いと感じます。

そうした観点から選んだ時計について、次回にご紹介していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?