見出し画像

諸国漫遊記 #7 茨城県

茨城県との接点


私が茨城県知ったのは、幼少の頃から月曜日夜8時の水戸黄門を通じて知ったのが最初です。
どこにあるのか場所の詳細は知らずとも現代の関東にある地域でそこから黄門様は諸国漫遊したのだと記憶しました。
その後は、成田空港から航空機を利用すると大洗方面の北太平洋海岸線を通過することが多く、直線的な海岸線の美しさを上空から楽しむことが茨城県との接点でなかなか訪ねることがなく時間が過ぎていきました。

初訪問はゴルフ


社会人となり、先輩の勧めというよりも強制に近い命令で、ゴルフを始めました。
現在では友達同士や仲間内でやり始めるという選択肢や一人予約といった手軽さが入り口になっていますが、当時は、仕事の一環、接待ツールとして重要な位置付けをされていて、職場の上司先輩に厳しく指導されながらやり始めるものでした。
行き帰りの乗合での送迎、プレー中のマナーやエチケットはずいぶん厳しく指導された記憶があります。
それでも根っからの運動好きの性質なのか、下手の横好きで今日まで40年近くゴルフに親しんでいます。(この辺の詳細は改めて記事にします。)
2018(平成30)年9月、当時、埼玉県に住んでいましたが、大学時代の友人が転勤でたまたま近所に引っ越してきて再会しました。
二人ともゴルフ好きだったため、早速、出かけることにしたのが、アジア取手カントリークラブというゴルフ場で、これが茨城県初訪問となりました。
当時、セグウェイを導入していたゴルフ場でその物珍しさがきっかけでした。
ゴルフをプレーする方はご存知かと思いますが、通常は2人ないし4人乗りの乗用カートに乗車して移動するか、キャディーさんが4人分のゴルフバックを搭載したカートを運転してプレーヤーは徒歩で移動するかという形式でプレーするのですが、いずれの形式でも次打に使用するクラブを数本手に持ってボールの場所に移動して、選択したクラブでプレーするという対応となります。
この際に選択を誤るとカートまで戻って再度、クラブを選択しなおすこととなり往復する時間だけプレーが遅くなります。
理想的には自分のキャディバックを専用のキャディーさんが担いでくれるか(プロゴルフのトーナメントはこのスタイル)、自分で担いでプレーするか(学生の競技ゴルフはこのスタイル)でプレーすると、クラブがいつも手元にあり、ボールの場所で選択することができるのですが、アマチュアゴルファーの日常的なラウンドではいずれも不可能な選択です。
その点から、セグウェイに自分のバックを搭載して、コース内に自由自在に移動できるスタイルは、未来のゴルフのあるべき姿を示しているように感じたことを覚えています。

アジア取手カントリー倶楽部のセグウェイ


春は梅から


大阪に住んでいた頃、大阪城の梅林、京都の北野天満宮城南宮の梅園を通じて梅に親しむことができ、自分暦としては、春は梅からという尺度ができており、関東に移って春を感じるために梅の見どころを探す中で、水戸の偕楽園を訪ねてみようとなりました。
初めて偕楽園を訪ねたのは2019(平成31)年の2月、平成最後の春でした。
広々としたスペースにゆったりと梅が咲き誇り、天候にも恵まれてよい梅見となりました。
ちょうどイベントも開催されていたようで黄門様御一行もいらっしゃいました。

大仏様


二度目に茨城県を訪ねたのは、秋の収穫祭的なイベントに向かった時です。
神谷傳兵衛記念館の周辺で開催されたBBQメインのイベントでしたが、その行き帰りの道中で、牛久大仏を訪れました。
鎌倉、奈良と大仏に参詣した経験がありますが、遠くからすぐにその存在に気づく高さには本当に驚きました。


牛久大仏


牛久シャトーでのBBQ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?