【チャンネル登録者47万人達成】企業発YouTubeコンテンツを「子育てファミリー」に観てもらうポイントとは?
みなさんはじめまして!株式会社Kumarbaの土本(つちもと)と申します。
クマーバチャンネルのビジネスサイドを担当しています。
私からの発信は主に「クマーバチャンネル運営で成功・失敗経験を通して得た知見」や「未就学児向けYouTubeコラボにトライいただいた企業との取組で学んだこと」を基に、YouTubeを通して企業がどのように子育て層とコミュニケーションをとるべきか?その一部をご紹介していきます。
初投稿の今回は、
私が他社コラボを実行する中で自らが感じた疑問や、組み先のご担当者からいただいたフィードバックを基にして、過去、複数に渡って「未就学児の保護者(数千人規模)」に対しアンケート調査を行ないました。
その結果と共に、未就学児のいるご家庭においてYouTubeはどのように観られているか?を考察します。
ネット上のYouTube周りの実態調査は、10代〜大人以上に向けたものばかり。未就学(0~6歳)の子どもたちとその保護者がどのようにYouTubeと付き合っているか?が分かる情報は、ほとんど無いようです。
セールスの立場としては中々公表するのに躊躇する内容ですが…正直、クマーバチャンネルとのタイアップやコンサルを依頼しなくても、取組のヒントになると思いますw
この機会にぜひお役立ていただければ幸いです!
・子育て層にとってYouTube視聴はなくてはならない存在
上のグラフの通り、未就学児の視聴メディアはいまだテレビが強いものの、YouTube視聴がそれに肉薄しつつある結果となっています。
おそらく、ここ数年のコロナ禍による子どもの在宅時間が増えたことに加え、ご自宅のリビングで「テレビ画面を通してYouTubeを観る」という習慣が一般化したからと推察します。
実際にクマーバチャンネルは、テレビ画面を通しての視聴が多くを占めています。
子育て層に何らかプロモーションを行う際、YouTubeを通してコミュニケーションを図ることは、避けては通れないマーケティング活動といえるでしょう。(テレビCMよりもお金かからないですしね)
・保護者の手が離せない時、子どもにYouTubeを観せている
子どもがYouTubeを観ているシーンの2TOPは「保護者が家事をしているとき」と「夕食の準備をしているとき」となりました。
仕事や家事に忙しい保護者にとって、どうしても子どもの相手をしていられない時はありますよね。そういった際に子どもにYouTube視聴に集中しておいてもらうというケースが多いようです。
実際にクマーバチャンネルでも、夕食の準備の時間帯の視聴が多くなります。また、X(旧Twitter)上のつぶやきや定性インタビューなどを通しても「本当は子どもに構ってあげたいけれど、どうしても手が離せない時にYouTubeに助けてもらった」という保護者の本音が聞こえてきます。
このようなYouTube視聴の用途をイメージして、そのシーンで使い勝手の良い動画を展開することが視聴を伸ばすコツと言えます。
前述のグラフをご覧になった、企業のマーケ担当者さんはおそらくこう思われるはず!
「YouTubeは子ども視聴だけで完結しちゃうってこと? いくら子育てファミリーにYouTubeが観られているとはいえ、商品訴求は(購入の意思決定者である)保護者に届けないと意味が薄れちゃうんだけど…!」
おっしゃる通りです!
・59.7%の保護者が子どもと一緒にYouTubeを観ている
上は、保護者がどこまで子どものYouTube視聴に介入しているか?を示したグラフです。
子どもにYouTube視聴をさせながら家事などをこなす一方で、子どもをほったらかしにする保護者は少数。多数はYouTubeを親子で視聴する傾向にあるようです。
保護者として「子どもひとりにYouTube視聴を委ねることに罪悪感がある」という点、「どんどんオススメ動画を観てしまうため、変な動画を観ていないか心配」という心理が働くのだと思います。
こういった保護者の思いに寄り添いながら、企業発信のYouTubeコンテンツとして、親子双方が楽しめる動画を展開することが、効果的な訴求であるといえます。
・YouTubeの親子視聴は、音楽・ダンス系がオススメ
それでは、未就学児とその保護者にとって、親子で楽しめる動画コンテンツとは何でしょうか?その疑問に対する答えのヒントになりそうなアンケート結果が上の通りです。
約半数(49.7%)の保護者が「一緒に歌う」と回答しました。
これは端的に、子育て層にとってYouTubeが「音楽・歌・ダンス(手遊び含む)を楽しむ」ために利用されているからと思われます。
あくまで勝ちパターンのひとつではありますが、企業としてYouTubeの中身に困った際に、「音楽」を軸にした動画コンテンツを展開するのが定石といえるでしょう。
・【最後に】今回のまとめ
ここまでの内容をまとめると、
未就学児のいるご家庭においてYouTube視聴は「一般的な習慣」となり、特に保護者が家事などで手が離せない時に子どもに観せるケースが多い。一方で、親子一緒にYouTube視聴をする保護者も多くいて、そのコミュニケーションは「音楽・歌・ダンス」を中心にしていることが多数である。
といったところでしょうか。
企業がYouTubeを通して子育て層とコミュニケーションをとる際は、このような「YouTube文脈」を下敷きにして、そこに商品ブランドらしい訴求を乗せることが効果的な取組であると考えます。
長くなりましたが、今回はここまで!
冒頭でお伝えした、Kumarbaに相談しなくても役立つ!ことに嘘はありませんが、もしより詳細なご相談をされたい場合は、当社にお気軽にお声がけください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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