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オリンピックへの参加を決意した金栗四三のもう1つの理由。

大河ドラマ「いだてん」主人公である金栗四三の手紙が生家で発見された、という記事が熊本日日新聞に掲載されていました。

書かれている手紙の内容は、東京の羽田で行われたオリンピック予選会での出来事でした。

書かれている字からも、真面目で誠実な人柄であることがよく分かります。

ドラマの中では、オリンピックの予選会で優勝しながらも、「オリンピックには出ない」とかたくなに断っていた場面がありました。

しかし、役所広司が演じる嘉納治五郎が「黎明の鐘となってくれ」の一言で参加を決意

オリンピックに参加するきっかけとなったのが、この「黎明の鐘」のエピソードであることは有名です。

しかし、このような手紙の内容から、オリンピックに参加した金栗四三の本音は他にもあったんじゃないか?という推察が記事に載っていました。

以下は、この手紙を発見した南関町の郷土歴史家、右山幸介さん(70)の推察に関する記事の抜粋です。

右山さんは手紙に渡欧に関する記述が多いことから、「当初から欧州で走ることに興味を持っていたのではないか」と推察する。

金栗四三は、地歴科の教員養成課程でしたから、ヨーロッパそのものに対する興味や関心も高かったのではないか、と私も思いました。

帰国後、ヨーロッパに行った経験を授業中に生徒に語り、とても面白い授業であったという逸話も残っています。

私も同じ社会科の教員として、

「海外に行ってみたい」という好奇心は共感する部分があり、「その気持ちは分かるなぁ、、。」と金栗四三との共通点を感じた記事でした。

(熊本日日新聞より転載)

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