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1980/08/24 プロポーズ断り続ける人気者

マガジン『17歳の日記』では、1980年に夫が書いた日記に妻が読んだ感想と挿絵を添えた絵日記を更新しています。
昨日の日記では友達カップルを羨ましがってましたが、
今日もやはり・・・

8月24日(月)晴

教室へ入ると、タケシがいた。久しぶりに会った。
補習を半分さぼって隣の3400で遊んだ後、拓一郎も呼んで八森へ行った。
何もかも久しぶりであった。


それから大東と勝年と山上通りまで歩いて行き、
大東を久美さんとの噂の事をしらじらしく言って遊んだ。
今日のメインは薬学部前のマトンで教えてもらった、
昨日の山野と川下さんの事である。



勝年は久美さんと一緒に映画を見ていて白昼夢の宣伝を見たときは、
さすがに困ったそうだが、いろいろと楽しい話ができて
映画の楽しさが何となくわかったようだと言っていた。


最初久美さんと山野が「グローイング・アップ」or「スーパーマンⅡ」か言い争いになったそうだが結局「スーパーマンⅡ」を見たそうである。



山野のユーモアには勝年もビックリした様である。


川下さんと体重の話をして、水着の話をしたあとで、
勝年に「あの時、川下さんのおなかが見たいから。」
と言えばよかったなと言ったらいし。



その場面は川下さんがどうして水着の事を聞くのと尋ねたときそのように思っていたらしい。山野も川下さんもひょうきんになって私は付き合いやすい人になったと思う。


ミートパークの地上公園でお話をしたらしく、
あまり金も使わなかったらしい。


久美さんの話によると川下さんは森のまえにも、
プロポーズがあり振ったそうである。
彼女は可愛いから人気もあるようだ。


山野にとって今日は忘れられない素晴らしい日だと思う。
できたらなら、私も彼女たちと一緒に映画を見に行きたかった。


文化祭の話が出てきて、会合を開くことになり、
メンバーの事では悩んだけれども、
伊東(ケ)ちゃんの家へ電話すると、夜10:00まで帰ってこなくて、
明日の8:30頃電話をしてくださいと言われてしまった。

明日、英語の補習をさぼって勝年と一緒に電話をすることになった。

すんなり話が決まるように・・・。


2018/08/24   妻

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

「女の子と映画に行きたかった・・・」
ってことばかり書いてあるので、

「今は私と楽しく映画が見ることができて、
幸せだよね?」と問いかけました。
答えは・・・
「大変ありがたいことだと思っている。」
(言わせた感はいなめなめませんが)

とにかく何年かの間に運命?が、
変わったっということですね。

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