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日本企業の海外における動向の日経新聞5選

皆さん、
おはこんばんにちは!
kumazoです!

先日、
日経新聞でいくつかの日本企業が海外での事業スタートや
建物完成、業績発表などトピックが上がっておりましたので、
5つの記事を届けしたいと思います。

1.『住友林業の純利益54%増 1~9月、米豪で値上げ浸透』

概要は

2022年1~9月期の連結決算は、
純利益が前年同期比54%増の827億円だった。
住宅の平均販売単価が米国で51%、オーストラリアで21%、
とそれぞれ上昇したことが要因。
近年では金利上昇により住宅市場の冷え込みから、
上昇修正はしない。

とのこと。

住友林業の海外での売り上げの割合は全体の約50%を占めており、
日本での原材料高による利益率低下も海外事業によりカバーされています。
海外でも事業を展開することで決算への影響をカバーしております。


2.『大和ハウス、ドイツに住宅の新工場 工期8割短縮』

概要は

「ドイツは人口が増えており住宅が不足している」なか、
約30億円を投じてベルリン郊外に工場を整備し、
2023年春の稼働を目指す。
住宅の工期を短縮できることで、
施主は賃料収入を早く手に入れられる利点がある。
大和ハウスによると
欧州では100世帯規模の集合住宅だと
基礎工事を終えてから2~3年ほどの工期がかかる。
工場で部材を組み立てれば、5カ月程度に短縮できる。

とのこと。

人口増加地域では住宅需要が衰えない。
需要があるところに素早く供給することが、
他社へのアドバンテージにもなる。

ドイツでは冬になると日本と比べて気温の低い地域も多く、
省エネ基準(断熱基準)も高性能が必要になるため、
工業化もあることながら品質のたかい住宅が必要である。

大和ハウスの工業化でどのような仕様ができ上がるかに注目しております。
ドイツのような基準の高い地域で成功できれば、
日本でも流用できると考えております。

※ダイワハウスの企業分析をしているので詳しくはこちら


3.『野村不動産、米国に参入 オレゴン州で都市再開発』

概要は

米オレゴン州西海岸北部のポートランド市で再開発事業に参入すると発表。
商業施設やオフィスを備えた地上4階地下4階建ての複合ビルと、
地上24階地下5階建ての賃貸マンションを建設する。

とのこと。

ポートランドでは、
ここ10年~20年ぐらいで再開発が進んでいる。
環境にやさしい都市であるとされ全米1位を獲得。
これは強力な土地利用計画によるたまもので景観的な縛りなどもあり、
歴史や文化に価値を見出しているアメリカ人にとっては人気の町となりつつある。

4.『三井不動産、米国事業の利益3倍超の700億円に 25年度』

概要は

ニューヨーク市マンハッタン地区で
17年に着工した大規模オフィスビル地上58階建ての
「50ハドソンヤード」の完成式典を開いた。
完成式典で三井不動産は今後の展望を話した。
オフィスビルに加え、賃貸住宅にも積極投資する。
長期戦略の要の一つに海外事業の成長を掲げており、
米国を海外での最大の収益源と位置づける。

とのこと。

アメリカのニューヨークのマンハッタン地区は
9.11で再建されたワールドトレードセンタービルや金融の町ウォール街、
セントラルパーク、タイムズスクエアなどがあり、
観光でもビジネスでも有名な都市である。

世界的にも物価がトップクラスの地域であり、
賃料に関しても上昇し続けている。

ドルを稼ぐには良い場所である。

※三井不動産の企業分析をしているので詳しくはこちら

5.『東急不動産、米ニューヨークのオフィスビル開業』

概要は

東急不動産などが開発した米ニューヨーク市マンハッタン区の45階建て高層ビル「425パーク・アベニュー」が26日、開業した。
東急不動産としても
将来的には海外事業が(収益の)1割ぐらいを占めるようにしていきたい。
米国を中心に海外事業を展開していく」と語った。
海外投資の内訳は米国7割、アジア3割。

とのこと。

前述の三井不動産に続き、
東急不動産もニューヨークへの進出。

アジアの成長スピードも強いが、
先進国、民主主義、法治国家で人口増加している国は他になく、
今後も成長し続けるだろうと考えている。

不動産投資の基本的な部分を抑えているので、
間違いのない投資と言える。


日本の不動産企業は
人口減少の日本より海外への投資比率を上げている。

日本と海外の間には建物に対する考え方や創り方が異なる。
日本では新築が好まれるが海外では歴史あるものの方が価値があるため、
良いものを長く使うという考え方が浸透している。

住宅なども新築よりは年月を重ねた方が価値があるため、
基本的には住宅の価値は上がり続ける。

価値が上がるから建物を大切に使うので、
長持ちもする。

そういった文化の中で不動産事業をした方が、
やりやすい。

俗にいう
「上向きのエスカレーターに乗っている」
状態である。

Kumazo としてもいつかは海外進出したいものです。

引き続き
家計に役立つ情報を投稿していきますので、
参考程度に読んでいただければ幸いです。

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