一人で悩んだときに助けてもらってるもの「静岡がんセンターよろず相談」

乳癌罹患者でいまは元気にしている友人が
「静岡がんセンターはサイコオンコロジストがいるから、相談も一般の方もしてくれるところがあったはずだから、何かあったら利用してみたほうがいいよ」
と言ってくれたので、あるとき、治療に関してとても不安になってしまった時に、調べてみました。
よろず相談というサービス機関です。
がんセンターの患者以外でも、利用ができるサービスがあります。
私はそこでとても励ましていただいております。

私がそこで2回ほど相談していることを備忘録がてら掲載します。

ここで相談したこと

1.
・抗がん剤を予定しているけども健康診断の白血球の数値が基準値ぎりぎりなのだけど、うけられるか

「健康診断の結果の基準値よりずっと低い人ができない対象になってきます。でもその場合も、半量の抗がん剤であったり、白血球をあげる薬剤など、できるときがひとそれぞれの場合にあわせて対応可能ですよ」

こういっていただいてめちゃくちゃ前向きになりました!

2.
・センチネル生検からの脇高リンパ節郭清を行ったが、病理結果や抗がん剤使用までに全身にまわらないか心配、脇高リンパ節郭清はレアケース?

「100%ではないが術前CTで全身転移がない場合、または画像にはっきりとリンパ転移がなかったということは、逆にセンチネルからの脇高リンパ節郭清を行って取ってしまったことで、悪性を取り除いてよかったと思われます。
もし、病理結果後、撮った後に微量の癌が残っていた場合は、抗がん剤に+して放射線治療でさらに徹底して根絶を目指します。
脇高リンパ節郭清をされる方は決して珍しいことではありません。たくさんの方が経験しています。
病理結果はだいたいがんセンターでも、病理結果までに3週間かかりますので、そんなに待たせるから心配と考えなくてもいいのかなと思っております。術後に首がいたのは、全摘を行ったバランスがとれないから、誰もが通る道だったりしますから、適度なストレッチ、運動をしてみてくださいね」

といってもらえました。

あと、雑談の中で、こういってもらえたことが励みになりました。

「お話していて告知から手術、これから治療方針について、ちゃんと向き合っていると思います。それは1つ1つちゃんと乗り越えてきているからです、これからも、感情的なものではなく段階を踏んだ建設的なお悩みがでてくるとおもいますが、とても立派だと思います。いつでもご連絡ください」

と!!!!私が悩んでるのって、自分が特別に暗いからじゃないんだな!と初めて思いました。

とてもありがたいんです!専門的な方からこういってもらえたことが。。。
相談員さんも、とても親身になってくださり、具体的な専門的な指針を示してくださることが、これほど前向きになれるとは自分でも、本当にラッキーだと思っています。

それプラス、現在通っている病院で、看護師さんから
「長い治療期間の中、たとえこれから再発や転移、などが起きたとしても、とても軽い症状から治療がスタートすることができる、ということなんですよね、ずっと健康診断をできるということだから」

と言ってもらっている言葉を前向きにとらえつつあります。
一番ダメなのは、治療に後ろ向きなこと。

私は、抗がん剤もやる気満々です。
鉄分を飲んで、3食ガッツリ食べてよく寝て、軽い運動をして、がんばります。

今現在も、罹患されて、なにをどうしたらいいか、一人で落ち込んでいる方もいらっしゃると思います。
ネットの情報は怖い情報もたくさんあります(インパクトがあるから)。
そうではなくて、最先端の正しい情報を相談できる、貴重なよろず相談、ぜひご活用してもらえたらとおもっています。


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