荻島_名前入り_

株式会社チームスピリット 代表取締役社長 荻島 浩司さん

一人ひとりの仕事を見える化するツール
仕事を見える化し、働く人が自律的に仕事の生産性を向上できるクラウドツール。自らの可能性を拓き続け、起業へと行きついた荻島さんの人生哲学とチャンスの見つけ方とは。

1)全員が自分の仕事を見える化できるツール

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日は、東証マザーズ上場企業です。証券コードは4397の株式会社チームスピリット代表取締役社長、荻島 浩司さんです。荻島さん、よろしくお願いします。

荻島:荻島です。よろしくお願いいたします。

藤沢:チームスピリットって、いい名前ですよね。

荻島:ありがとうございます。

藤沢:これは、途中で社名を変えられたんですよね。何でこの名前に。

荻島:もともとは、デジタルコーストというちょっとダサい名前だったんですけれども、そこでつくったサービスがチームスピリット。この後、お話しするかもしれませんけれども、いわゆる勤怠管理とか経費精算とか、そういったものが一体になった仕組みなんですけれども、ただ単に効率化だけではなくて、いわゆるチームスピリットを上げていくためのツールにしたいと思ったので、そういうサービスの名前として始めたんですね。

藤沢:なるほど。全然いい感じですよね。デジタルコーストって、初め、デジタルゴーストって聞こえたので。

荻島:そうですね。よく間違えられました。

藤沢:でも、チームスピリット、元気が出る感じなんですが、まさに商品名ということで、お仕事の内容を拝見していると、働き方改革プラットフォームとか、働き方改革ソリューションとか、今の時代にぴったりな言葉が出てくるんですけれども、それがお仕事になるってどういうことなんですか?

荻島:もともと考えていたのは、働く人たちの生産性を高めたり、そういうものを助けるためのツールをつくりたいというのがベースにあったんですよ。サービスの内容としては、今お話ししたように、勤怠管理、それから、休みを取りますみたいな就業管理、あとは、工数管理と言って、1日の働いている時間の中で、どういう作業を何時間やったかというようなもの、あとは、経費精算、電子稟議といったものを一体にしたツールになっていまして、従来は、ERPという、企業の基幹システム、そこの入力システムだったものを独立させて一体化したものになっています。

藤沢:なるほど。小さな会社から、大きな会社まで、色んな会社があるので、実際に、そういう勤怠管理をシステムで、コンピューターとかでやっている会社とそうじゃない会社があるかもしれないけれども、普通に小さい会社だとよくあるのは、タイムカード、ガチャンと入れる、これが勤怠管理ですよね。それ以外に、何にどのくらい時間を使ったかというのは、また別のところで入力をしたりとか、あと、交通費精算とかって、最近CMとかに出ているけれども、色々便利になりましたと言われているけれども、スマホで入力したり、もしくは、色んな領収書を貼り付けて、書類に書いて、総務に提出するとか、色々ばらばらにあるんですけれども、これを、1個にまとめてできるということ?

荻島:そうなんです。まず第一に、今お話ししていただいたそれらの機能って、なかなかそういうシステムでやっている会社ってまだ少なくて、一つずつでも独立して入っているところはまあまあいいほうだと思うのですが、大手の企業であったとしても、それが独立しているんですね。例えば、同じような情報って、重複して入れることがあるんです。例えば、この日、どこかに行きましたということになると、何のために行ったのかとか、その交通費は幾らかということが、勤怠のほうでも入れるし、経費精算でも入れるということがよくあって、それを間違って入れると、管理してチェックしてくれる人たちが、「間違っていますよ」なんていうふうに教えてくれるようなケースもまだまだあるんです。

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