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BASE株式会社 代表取締役CEO 鶴岡裕太さん

すべての人がネットショップを作れるように
すでに90万店舗が利用しているというネットショップサービスBASE。誰もが使えることをモットーに、金融面までサポートを始めるなど、全ての人に自分らしく働くチャンスを与える救世主。

1)サービスのきっかけは、お母さんの一言

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日は東証マザーズ上場企業です。証券コードは4477、BASE株式会社代表取締役CEO、鶴岡 裕太さんです。鶴岡さん、よろしくお願いします。

鶴岡:よろしくお願いいたします、鶴岡です。

藤沢:BASEというサービスは、使っている人、何人ぐらいいるんでしたっけ?

鶴岡:今、店舗さんで言うと90万店舗に使っていただいていて、本当に多くの方々に個人であっても、すごく小さなチームであっても、簡単にネットショップを作ることができますという機能、サービスを使っていただいています。

藤沢:90万店舗。すごいですよね。

鶴岡:そうですね、ありがたいですね。最初から想像できないですね。

藤沢:BASEさん、私も初めて広告を見たときに衝撃を受けて。「無料でネットショップ作れます」みたいな。

鶴岡:そうですね。やっぱり僕は、個人とかスモールなチームがインターネットによって強くなるという、そういう世界が好きなので、そういった方々向けにサービスを作ろうと思うと、やっぱりリスクなくチャレンジできるという観点が結構大切なのかなと思っていて。なので最初、ものが売れるまでは手数料等はいただきませんというのが、結構、そういった方々が新しい第一歩を踏み出すまでは必要なのかなと、そこは創業のころからすごくこだわっている概念ではあるんですけど。

藤沢:だから、みんな、ネットで売ってみたいなって思っている人、いっぱいいると思うんですよ。大手のネットショッピングモールとかで売ってらっしゃるのを見て、売りたいけど、でも、売れないのに手数料払うの、ちょっと嫌だし、そんなお金もったいないしという人たちに、一気にハードルをゼロにしてくださったんですよね。

鶴岡:そうですね。やっぱり自分のお店持ちたいというのは、どの年代の方であっても一定の方が抱く夢なのかなと思っているんですけど、おっしゃっていただくとおりで。もともと僕の母親がネットショップ始めたいと言いだしたのが、一番最初のきっかけだったんですけど、そのとき、8年前ぐらいにあったツールを比較すると、そもそも操作方法もあんまりわからないとか、僕の母親もネットでうまくやる自信がない、最初はやっぱりないじゃないですか。だけど、手数料だけはどんどん出ていく恐怖感みたいなのもあり、やっぱりそういった方々っていっぱいいるんだろうなというのは感じていたので、そういったハードルをなくせてすごいよかったなとは思ってはいるんですけど。

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