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Rockon Times 2023.6.10

★文字起こし★

高橋和也)こんばんは。 KURE5-56 プレゼンツ ROCKON TIMES。Rockon Social Clubの高橋和也です。
成田昭次)こんばんは。同じくRSCの成田昭次です。今夜はこのおふたりで・・・おふたりじゃなくてふたりでお送りしていきます。
和)そうだよね。はじめてだよね
二人)よろしくお願いします。

和)現在我々は男闘呼組のツアー中ではありますが、RSCのツアーは一旦終了ということで。
昭)単独ライブはガーデンシアター556だ。
和)そのあと健一とバースデーで。zepp Nambaで。
昭)5/20でね。ダブルバースデー。
和)あの時は参りました。昭次にだまされまして。本番中に成田昭次が負傷してひっこんじゃうドッキリだったんですけど。僕らまんまとひっかかって
昭)あれね、3日くらい前、もっと前だったかな。ちょっと打ち合わせして。
和)成田昭次が「どっきり大成功」っていうプラカードを。
昭)でづらかったなー。あれでもなー。最初健一が何回かはけたでしょ。トイレ行くとか。
和)舞台袖に引っ込んでね。昭次が心配で。
昭)あれでばれたんじゃないかと思って。
和)全然わからなかった。
昭)ほんと?俺はあんまり大げさにやっちゃうとバレバレになっちゃうから、結構普通に地味に演技、というか。
和)演技がうまくて。
昭)お客さんもだます感じになっちゃって申し訳なかったんですけど。心配していただいたみたいで。
和)ドッキリのプラカード見た時、俺ねステージでぶっ倒れました
昭)見事、よかったです。大成功で
和)突然ですけれどもじゃんけんしてほしいらしいんですよ、俺たちに。
今回のRSCのツアーで「俺がかっこよかった、俺が光っていた」という曲を一曲目に選曲できる権利をふたりに争ってほしいらしいんですよ、なんじゃそりゃ。
昭)「俺がかっこよかった」ってあまりいわないよね。
二人)じゃんけんぽん
和)勝った俺が選曲できるってこと?これはもうこれしかないでしょ?
RSCで【Te querra mucho】

♪Te querra mucho

和)自分たちとしてはRSCは新しいバンドというね。男闘呼組からさらに進化した。4人はそろっているけれども、呼人さんが入って、ホーンセクションも入って。
昭)当時なかったスイッチボーカルもあるしね。楽曲のバリエーションも幅も広いじゃないですか。
昭)特にこの【Te querra mucho】はね、群を抜いてね。和也はこの曲のときだけベースレスでボーカルに徹している。
和)ハンドマイクで
昭)踊りながらね。あれ、和也だからできるよね。
和)結構ドラマでも歌手の役をすることがあったりして。自分で振り付け考えるの楽しいですよ。
和)ほら、昔の僕らの時代って、歌手はフリーハンドでさ、トシちゃんにしてもマッチにしてもそうだったし。
昭)ジュリーも。
和)沢田研二さんも西城秀樹さんも、アイドルの人たちがフリーハンドでフリ付きで歌うっていうのが
昭)あこがれてね。なかなかできないですからね。さすが少年隊のバックで踊ってただけある、ひとりだけ唯一。ほかの3人はできなかった。
和)ひとりだけ悪目立ちしないように、バンドの一員として歌っているという世界観にしたいので。なるべく自分がバンドのラインを越えて前に出る時間を短くするとか。
間奏ではちゃんとみんなと同じラインに並ぶとかね、バンドの一員に見えるように結構工夫していたり
昭)そこまでちゃんとビジョンがあって。
和)はい。そんなこともありつつの、お聴きいただいたのはRSCで【Te querra mucho】でした

♪ただいま

今夜はRSCの高橋和也と
成田昭次がお送りしています。
和)今夜はさっそくリスナーからのメッセージを紹介したいと思います。

大阪府 えつさん
お二人は今でもレコードを聴いたりしますか?

昭)僕は最近はレコードは、プレーヤー自体持っていないんです。和也はすごいよね。ジュークボックスあるもんね。
和)ジュークボックスも持っているしアナログプレーヤーも持っているんですよ。決して高価なものではないんだけど、昔から使っているものを直し直ししながら使っているんだけど。アナログの音ってすきなんですよ。
昭)全然違う。温かい。ふくよかだし、ふくらみがあるよね。CDは音もいいんだけど冷たい感じがするよね。
和)きれいなんだけどね
昭)無機質な感じ
和)なんとなくアナログレコードの温かみが好きで、相当な数のコレクションを持っていて。
昭)びっくりしたジュークボックスのコレクション。
和)古い歌謡曲のレコードとか。
昭)トシちゃんもいっぱい入っていたよね。
和)トシちゃんもいっぱいあるし、小泉今日子さん、中森明菜さん、松田聖子さん、THE ALFEE。
昭)レコードってなにがいいかって、最初の針を落とした時のチリチリっていう溝をたどるあの音がいいんだよ。
和)ジャケットも大きくて。飾っておいたりするにもいいじゃないですか。
昭)レコード買ってきたぜっていう感じあるもんね。CDは、CDだなって感じだもんね。
和)僕らはレコード世代なので。よくある質問なんですけど、一番はじめに買ったレコード覚えています?
昭)マッチだったかな。シングル盤。ドーナツ盤っていうのかな。【スニーカーぶる~す】か【ブルージーンズメモリー】だったかどっちかな。
和)【ブルージーンズメモリー】ね 3枚目かな?
昭)映画もあったよね。当時たのきんの映画。【ハイティーン・ブギ】とか。
昭)マッチが好きで。ジャニーズ入ったきっかけは、マッチさんが好きで。
和)俺はトシちゃん派だったな。
昭)あ、そうなんだ。一番最初に買ったレコードは?
和)俺はね、【東村山音頭】。志村けんさん。
昭)あれはドリフターズじゃなくて、志村けんさんのソロの名義ですか?
和)8時だよ全員集合の中で、志村けんさんがいきなり【東村山音頭】っていうのを。東村山出身だったから。東村山4丁目から3丁目
昭)♪東村山~ってやつでしょ
和)僕ら小学生・中学生になると、お年玉でアルバム。当時2,500円くらいしたのかな。
昭)3,000円くらいしたよね。
和)だからよくね、貸レコード屋さんも利用させてもらって。
昭)レンタルレコード。中学入ったときにレンタルレコードやさん出来て行ったよ。自転車で家から。もう自転車が命だったじゃん。どこ行くにも自転車。
和)自転車しか乗れなかったからね。
和)あのころアルバムが300円くらいでね。
昭)だいたいアルバムだったよね
和)カセットテープにダビングするんだよね。
昭)レンタルレコードやさんに行ったのがきっかけで洋楽との出会いがあったよね。
和)あったあった
昭)おいそれと買えないから、レコードって。そこでいろんなジャケットを見て。見ちゃいけないジャケットとかあるじゃないですか。
和)ロックのレコードって、だいたいいかがわしい。
昭)KISSとかね。KISSとかジャケットがすごかったし。ハードロックやヘビィメタルって当時子どもには見せられない過激な。
和)モンスターがわーってなってたり。
昭)裸の女性とか。
和)俺はパンクロックが好きで。ピストルズとか日本のバンドだとアナーキーとか。
昭)漢字で亜無亜危異。
和)今は仲野茂さん、とても仲良くさせていただいてますけれども。当時は、本当に怖いなこのお兄さんたち、でも怖いから聴いてみたい、みたいな。
和)今夜はレコードがテーマということで、まずは昭次がレコードで何度も何度も聴いたお気に入りの曲をご紹介してほしいと思うんですけれども。
昭)難しいんですけれども、一番鮮明に記憶に残っているのは、当時ロッキーという映画があって。
シルベスタスタローンが好きで。最初のロッキー、ロッキー2ときて、ロッキー3ですごくメジャーになったじゃないですか。
すごいスタイリッシュになって、体もシェイプアップされてなんかよそいきになっちゃった?みたいな。いい意味でね。
そのテーマソングが、【Eye of the Tiger】っていうめちゃくちゃ闘志が燃え滾るような
和)かっこよかったよねー。
昭)♪ジャカジャカジャカジャカジャッジャッ
昭)あれでもうノックアウトされちゃってずっとEye of the Tiger。毎日Eye of the Tiger。毎日朝起きても寝るときもずっとEye of the Tigerで。
スタローンのポスターを壁にはって、身体鍛えちゃってみたいな。それぐらいもう。
和)痛烈に覚えてます。じゃあ、ちょっと聴いてみましょうか。昭次、曲紹介。
昭)Survivorで【Eye of the Tiger】

♪Eye of the Tiger
和)かっこいい。
昭)これね、これ聴くと燃えるんだよね~。
昭)聴いた瞬間燃え滾るよね~。一気に中2になるよね。
和)そうか、俺中1のときかな。中学生くらいのときってものすごい影響うけるじゃん。
昭)少年雑誌の後ろのほうにさ、身体を鍛えるの乗ってるじゃん。ああいうのでプロテインとか買っちゃって。
和)ロッキーがさ、大き目のコップに生卵8つくらい割ってごくごく飲む。あれ、お腹壊すよね。
昭)あれマネしちゃいけないよね。ダンベルとかさ、腕だけ鍛えちゃってさ。
和)鉄アレイでこうやってさ。やってました。
和)懐かしいね。
昭)最高だな。最高。
和)今夜は、僕、高橋和也と
昭)成田昭次が
和)お送りしております。

大阪府のクリーニング屋のおばちゃんさん
みなさんそれぞれが若いころにお得意の楽器でさんざんカバーしまくってきた思い出の曲を、スタジオ弾き語りでライブしてほしいです

昭)いいっすね。スタジオで弾き語りライブ!やりたいですね。
和)アコースティックギターでシンプルに。
昭)やりましょう!まだ曲決まっていないけれど。
和)当時俺たちがカバーしていたのは洋楽が多かったよね。
昭)男闘呼組のアンコールがほぼカバー。人の曲。自分たちの曲やらない。カバーで終わるって。よう怒られなかったよね。
和)ファンのみんなもすごい喜んでたよね。
昭)デビュー前はカバーの曲を日本語に訳してやってたよね。そういう流れもあったじゃん。いつのまにか原曲の歌詞のまま原曲のキーのままやってたよね。
和)たとえばLed Zeppelinの【Rock and Roll】でしょ。Jimi Hendrixの【Purple Haze】、Steppenwolfの【Born to be wild】、
The Whoの【Summertime Blues】とか。
和)なんだろうね、やっぱりああいうのは僕らの基本に。バンドとしてのね。
昭)原点でもあるし、すごくあこがれてたし、そのバンドスタイル。ギターの音もかっこよかった。
本当にダイレクトなエレキギターの音だったよね。なんの加工もされていない。なんのだましもない。あれがよかったんだよね。
和)僕ら、日本のレコードでどうしてこういう音が作れないんだろうって当時悩んだよね。いろいろ研究して。どうやったらあの音がレコーディングできるのか。
昭)環境ももちろんあるんだと思うけど。日本は湿度とか。アメリカLAは空気が乾いていたリとかそいういうのも音に影響されたり。
あとはマイクの位置とか、エンジニアがアンプの前のスピーカーに立てるだけじゃなくて、あちこちにエアーマイクをたてて距離をおいたり。
昭)ギターもすごいんだけど、ドラムがすごいと思うんだよね。床のきしむ音が聞こえる。ボーカルもブレスの音が入っていたりとか。それがすごいんだよ。
和)生々しいよね。あと、電圧が違うっていうんだよね。
昭)日本は100Vでしょ。アメリカは120V。イギリスは240Vなのね。マーシャルは240Vで回してって昔は聞いたけど。
和)本当のマーシャルの音。
昭)日本に入ってくる段階で電圧が変換されて、という事情もあると思うんだけど。それだけじゃないと思うんだけれどね。アーティスト自身がやっぱり。
和)自由さというかね、彼らののびのびとした音楽環境と彼らのマインドが音楽に現れて。
昭次)レコーディングってやり直しがきかなかったと思うんだよね。
和)一発録りだからね。
昭)テープじゃなくて、レコードのカッティングマシーンで溝が切られちゃうから。失敗したらまた盤を変えてやらないといけないっていう話を聞いたよね。それぐらい昔のアーティストはすごい。
和)すごい集中力があっただろうし。
和)話は尽きないんですけど、この辺で今度僕が。
僕ね、古レコードやさん回るのが趣味なんです。あちこちの古レコードやさんで掘り出し物を見つけるのがすごい好きで。
昭)懐かしいものがでてくるのがうれしいよね。「うわ、これ持ってた!」みたいな。
和)中学のときによく聴いてたレコードがが出てくると嬉しいんですけどね。これは大阪の難波の古レコード屋さんで見つけたんですけど、最近めちゃめちゃはまっているレコードがあって。
スティービー・レイボーンという人の。残念ながらこれはアナログ盤ではなくて、CDのスティービー・レイボーンがエピックレコード時代に残したすべてのレコードのコンプリート盤。
昭)テキサスブルースね。
和)これが最近めちゃめちゃお気に入りではまってます!それじゃね早速聴いていただきたいと思います。
スティービー・レイボーンで【May I have talk with you】

♪May I have talk with you

和)今昭次から教わったんだけど、スティービー・レイボーンってギターに張ってる弦がめちゃめちゃ太かったの?
昭)太かったんだって。ブライアン・セッツァーの話で聞いたんだけど、一緒のステージで共演したときに、リハーサルの時にね、スティービー・レイボーンの弾かせてもらったっていう逸話があって。
めちゃめちゃ弦が太すぎて、あのブライアン・セッツァーがチョーキングするのが大変だったっていう逸話がね。
俺の兄貴がブライアン好きだったから、兄貴から聞いた話なんだけど。
ストラトまんまの音だもんね。
昭)で、ハットかぶってさ。
和)いかにもテキサス野郎って。
昭)そこが共通点あるよね、和也とね。
和)今この人にめちゃくちゃはまってます。大好きです。
昭)最高。

♪遥か未来の君へ

和)今お送りしているのは、RSCの【遥か未来の君へ】です。
僕らのアナログ盤RSCの1stアルバム【1988】、レコード盤で7/26にリリースされます。
昭)まもなくですね。うれしいねぇ。だって、男闘呼組の何枚目まで?
和)2枚目まで。アナログ盤は2枚目以来ですよ。あれ89年だから。
昭)約35年ぶりということで。うれしいなぁ。あのサイズで。
和)俺の田舎の家に持って行って、爆音で聴きたい!
昭)レコードをお店で買って脇に抱えてね。あのスタイルが。あれがいいよね。CDは小さいから。
昭)ロック(よ静かに流れよ)の映画の中ではもったいなかったね。耕陽がね。
和)川に投げちゃう。
昭)フリスビーみたいに投げまくってましたけど、マネしちゃだめですよ。
和)今日はRSCの高橋和也と
昭)成田昭次がお送りしました。東京FM KURE-556プレゼンツ ROCKON TIMES

和)来週も誰が来るのかはお楽しみに、ということでね。
昭)わくわくしててください。
和)シャッフルしてランダムでね。
昭)トランプみたいに。
和)どういう組み合わせになるかが楽しみです。
和)そして、番組へのメッセージもお待ちしております。メッセージは東京FMのホームページからどうぞ。番組のメッセージフォームがたちあがっています。番組のツイッターもあります。@rockontimes_tfm、そして#rockontimesでいろいろ呟いちゃってください。
昭)ぜひぜひ。お待ちしております!
和)それでは来週も同じ時間に。ROCKON TIMES、RSCの高橋和也と
昭)成田昭次でした。さよーならー。
和)また来週。
昭)はーい。

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