#いざ決戦へ
#計量
本来なら、目的地は一緒なので、二人で行けば良いのだが、計量があるという。
そこをクリアすると、すぐさま選手は、コンビニに走り、腹を満たす。
辛い減量のクリア、かつ試合に挑む体制づくりだ。
そのよう流れもあり、すぐ試合にしても本領発揮できない等の理由があり、昼休憩も挟んで、3時間後くらいに ようやく試合に入る。
その間、待機や時間潰すの もさすがに効率が悪いということで、私は遅れて 家を出た。
#言い難い感情
子どもがリングに立つのは 10番目。
私は、試合の1時間前に 会場へ到着した。
色んなスポーツを見ては やってもきたが、このボクシングというものは、何とも言えない。
生身で、打ちつ打ち返すの繰り返し。
本音をこぼせば、他人でもやはり親の心情なのか良い気持ちはしない。
父兄もそれなり来場してたが、目立った声を出しての応援はなかった。
皆、練習の成果があり、判定勝ちという 最後まで戦う試合が続く。
刻一刻、刻一刻、時間が過ぎていく。
子どもが、近寄ってきて、
『 次だよ、次 』
座席を 最前列へ誘導する合図であった。
勝って欲しい反面、負けてもよいとの 何とも言い難い感情が 繰り返される。
そんな中、ゴングが鳴った。
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