東京万景 浄閑寺 本庄兄弟首洗いの井戸

画像1 本庄兄弟の首洗いの井戸です。子細はわかりませんが、鳥取藩士の平井権八(白井権八)は、本庄助太夫を斬って、鳥取藩から江戸に向けて逃走します。 助太夫の遺子・助七と助八兄弟は、仇討ちのために江戸に出て、三ノ輪に家を借りて権八を探します。万治3年(1660)に、兄弟が仇討ちのために江戸に来ていることを権八が知り、兄の助七は吉原田圃(よしわらたんぼ)で殺されてしまいます。弟の助八が、この井戸で兄の首を洗っていると、またもや権八に襲われて殺されてしまうのです。
画像2 平井権八は稀代の悪党で、強盗殺人(辻斬り)によって130人もの命を奪ったと言われます。講談や歌舞伎では白井権八として有名だそうです。

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