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ニューバランス安全作業靴にマジックタイプ「NewYork」が登場!

ニューバランス安全作業靴(スニーカータイプ)には、靴紐タイプの「Portland」、マジックテープタイプの「NewYork」、BOAタイプの「Boston」の3種類がありますが、先に発売した「Portland」に続いて「NewYork」が新登場しました。

特徴としては、まず「ワイド先芯」です。安全靴といえば鉄製の重量のある先芯をイメージすると思いますが、ミドリ安全の安全靴は「プレミアムコンフォート」、防災シューズの「ワークプラスSL-603」など、軽量な樹脂製の先芯を採用しているものが多いんです。もちろんニューバランス安全作業靴も樹脂製先芯を採用しています。

さらに踵に「熱可塑性樹脂成型月型」を採用しています。熱可塑性樹脂製の月型でしっかりと踵をホールドします。月型というのは靴のパーツで、踵内部の補強材のことです。熱可塑性樹脂の可塑性とは、固体に力を加えて変形させたとき、その力を除いても元に戻らない性質のことを言いますが、加熱によって可塑性が表出することを熱可塑性と言います。熱可塑性樹脂はガラス転移点、または融点まで加熱すると柔らかくなる樹脂です。温度によって液状と固体の状態の間で状態を変化させることができるのでリサイクルすることができます。

さらに踵には「踵安定装置(スタビライザー)」を装着。熱可塑性樹脂月型と合わせて踵を安定させています。

他にも耐油・耐摩耗性に優れた合成ゴム製の「耐油ラバーソール」を採用しています。

NewYorkの一番の特徴は、「グラブタッチ」です。靴紐ではなくマジックテープであることです。マジックテープは作業手袋をしていても靴を着脱できます。

ダイヤル式のBOAタイプの「Boston」も、近く発売予定です。BOAとは、靴紐の代わりにステンレスワイヤーをダイヤルを回して靴のフィッティング調整を行なうものです。


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