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あをによし 実る大和のうまし柿【刀根早生柿】

10月に入り、買ったり頂いたりでほぼ毎日柿を食べています。

奈良で10月になると出回る早生柿に
刀根早生柿(とねわせ)』という品種があり、これがとにかく美味しい!

天理市で作られているもので、調べると

「刀根早生」の誕生物語は、昭和34年に近畿地方を襲った伊勢湾台風から始まります。台風は天理地域でも強い風を吹き荒らし、柿園にも大きな被害を与えました。柿の栽培農家は復興を目指して、翌年の春に主要な枝が折れた樹に、同じ「平核無」を腹接ぎという方法で接ぎ木をしてまわりました。その後、樹は枝を伸ばし果樹園は復興していったのですが、刀根さんが接ぎ木した樹の中の一枝が他よりも早く色づく果実を実らせていたのです。

奈良県ホームページより

奈良盆地は自然災害が少ないと、地元の方が話すのを聞きます。
海がないので津波は起こらず、大きな河川もないので洪水も少ない土地。
台風も盆地にはあまり直撃することがありません。

そんな穏やかな土地を襲った伊勢湾台風の被害からの、柿農家さん達の努力で
20年という月日を経て、今奈良を代表する美味しい柿栽培が定着した。

柿好きのワタシは毎年楽しみにしている。
大振りで甘く、種がない刀根早生柿はそのまま剥いて食べるのはもちろん
生ハムをのせてオードブル風にして、泡と・・・最高!


短い旬、もう少し楽しめるかな。


こんな風景も



奈良は、柿をはじめ、みかんなどの果物が美味しい!

山辺の道を歩いていると、あちらこちらに農家さんの無人販売所が
設けられていて、歩き終わる頃には野菜やら果物やらで
リュックがパンパンになることも(笑)


里山ウォークには
100円玉が必需品!



久々に秋の山辺の道を歩かねば!?




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