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2020.4.23.THU 牛歩推奨

重い腰をあげて通販サイトを作り始める。
無料のテンプレートで決済などもオールインワンになってるプラットフォームでやろうといじってみる。
店名はなににしますか? えーと雲間ストアでいいや。ロゴは?背景色は?ひとまずデザインはできた。が、掲載する商品がない。
「お茶教室のお届け」がしたいと考えている。
いつものお茶教室でしゃべっていることを文章にして、それを読みながら自分で淹れてみられるように練習用のうまい茶が付いていて、テキストの途中のQRコード読んだら手元の様子がよくわかる動画が再生される。そういうのをパッケージしてお届けしたい。

テキストできてない、動画とってない、お茶詰めてない、売る仕組みできてない、ようするに全部できてない。
すべてちょっとずつじりじり同時進行。牛の歩みである。
今日は壊れていたのでやっと買い直したプリンターが届いた(セットアップはまだ)。動画撮る練習はしてる。まだまだじゃの。

こんなものはスピードが命だろう、という考え方もある。
ほぼすべての小売が対面販売を諦め通販に舵を切っている。配送はますます遅延する。通販アイテムが多すぎて消費者が疲弊する。
普通に考えたら出遅れは致命的。大人はそう考える。
しかし雲間の中身は5歳児なので気にしない。やりたいようにやる。
ぜんぜん不慣れなことをすこしずつやっては失敗するのがなんか楽しい。
とはいえ、ぼやぼやしてたら新茶の季節になる。ゴールデンウィーク明けにはもう新茶詰めなきゃ。いよいよ時間はないのだが。

今日の昼ごはんは息子のリクエストで「釜たま」。
乾麺から湯がく。差し湯せずじっと湯の番をする息子。
丼鉢に卵を割っておき、湯がきたてのうどん投入、すかさずざっくり混ぜ、そこにバター、奥出雲の木次バターをどーん、胡椒をガリガリ、すかさずたべる。うまーい。ちろっと醤油をたらしてもうまい。しかし危険な食べ物じゃこと。

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寒の戻りで風の強い日。それでもポツポツご来店。
こんなときなんで、せめて美味しいお茶が飲みたいんだと話していかれる。
マスクされてるんでどなたかピンとこないまま接客し、だんだんわかってきて親しげなトーンになっていく調子のいい店主をお許しください。

久しぶりにいらした方としみじみ話す。大変な話も「コントみたいですよね」と笑いながら話す。
おうち時間が長くなったから、なにか家の中での楽しみを見つけないとね、と話すと
「わたし、しいたけ栽培キット買ったんです」と。
それは最適解じゃわ!最高!しいたけずっと見てられる!しかも美味しい!
「あと、「たくのむ」ってアプリがあるんですよ、それでイベント配信してください」と教えてもらった。そんなんあるんだ・・・テクノロジーに置いていかれがち。

ああ配信でサイエンスカフェがしたいな。配信だからこそできるサイエンスカフェってどんなんだろう。
ふつうの寺本のしゃべるところを生配信してもバリューはない。親しい人同士の楽しげな会話を見せられるのも興ざめる。わざわざ見たい配信、編集技術がなくても成立するもの・・・と考えると、ユーチューバーやテレビ番組制作の人々が死屍累々と培ってきた世界じゃんと気がつく。
だから無理、なのではなくてなんかアマチュアならではのやり口があるんじゃないかと5歳児は考えている。

今夜も寒いので入浴剤は「ヤングビーナス」。
いままでご飯が先、お風呂が後だったのだが、なんとなく見えない汚れを落としてさっぱりしてから食べたいので最近はお風呂が先。

晩御飯は「常世鍋」。ホウレンソウと豚と豆腐。
いいそら豆があったので鞘ごと焼いて塩つけてたべる。ビールがすすむ。
いつのまにか春は終わって、ちょっと初夏めいている。
そういえば今は「春の土用」なんだそうだ。季節の変わり目で精神的にも体調的にも不安定になりやすく用心すべき時期。5/5立夏の前日まで。ステイホームにもってこいじゃないか。
ゆっくりいこう。今日も無事生きた。おやすみなさい。


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