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コスメアイテムの最適化

50過ぎてあらためてメイクにはまり、勉強し直しております。
YouTube先生オススメを「プチプラドラコス」で一通り買って揃えるところまではこぎつけた。
プチプラでも新品のコスメを買うなんて今まで滅多になかったのに立て続けに開封してるもんだから満足度はやたら高い。た〜のすぃ〜。

塗ったら落とさなくてはいけない

さて、これまでは日焼け止め兼化粧下地のようなものをびゃっと塗ってほぼおしまいだった。たまにパウダーファンデーション(だと思っていたそれはただのプレストパウダーだった)をざざっと塗って、眉毛が薄い(アムロちゃんブームの頃めっちゃ抜いて二度と生えてこなくなった)ので眉ペンで書き足し、ちゃちゃっとビューラーして、アイシャドーは4色パレットの中の1色くらいをさっと塗り、色付きリップクリーム塗って完成。
コロナ禍でマスクするもんだからもっと手抜きになり、3年くらい顔の下半身は「素」であった。

そんなだから夜は石鹸で洗顔しておしまいだったんだけど、しっかりメイクし始めてはたと困った。

ベースメイクやポイントメイク、ちゃんと落とさないとまずいのでは?
「クレンジング」って、どうやればいいんだ?

YouTube先生の「夜のスキンケアルーティーン」動画で勉強する。
「クレンジングオイルはくるくる〜くるくる〜ってなじませたら、こ〜やってぬるま湯をちょっと加えて乳化させるのよ〜。くるくる〜」

乳化! ファンデもオイル製品だからな。乳化させて肌から浮かせて親水させて洗い流す。なるほど納得。

オイルならある。マカダミアナッツオイルに好きなアロマオイルを数滴垂らしたお手製のマッサージオイルを常備している。
パサついた毛先に塗ったり、手足をマッサージしたりして日々お世話になっている。

ということである晩風呂に入る前にメイクした顔にそのオイルをにょにょーんと垂らし、くるくるメイクと馴染ませた。ん〜いい香りセラピ〜。
そしてぬるま湯をちょっと加えて乳化・・・・しない。
あれ?ぜんぜん乳化しない、それどころかギトギトでヌルヌルで
なんか肉焼いたあとのフライパンみたいになってるんですけど!?
そこから何度も石鹸ゴシゴシ泡立て、なんとか洗い流すことができた。

だから専用のものがあるのだ

クレンジングオイルはただのオイルとは違うらしい。
よりメイクと馴染みするっと落としやすい製品を日々開発されているクレンジングオイルメーカー各社の方々の逆鱗に触れるかもしれないが新発見だった。
そりゃそうだよね、ちょっと考えたら分かるよね? だから専用のアイテムっていうのが便利に進化して存在するわけで。

「急須、持ってないんです」
という方が多くてお茶屋のわたしは頭を抱える。
急須に代わるもの、手軽に手に入るものはないだろうか。
お茶の葉に湯を注ぎ浸出させ適切なタイミングで茶葉を湯から引き上げればいいわけだから湯呑みやマグカップに茶漉しをセットするとか?
できれば茶葉はのびのびと湯の中で開かせてやりたいから、そのカップ容量とほぼ同等の、底までしっかり届くでかくて長細い茶漉しがいい。
そういう茶漉しを探しまくってあったけど、お客さんの使うカップやコップも知らないのにこれがベストフィットかわからんな、などとぐるぐる悩んだ末に
・・・急須って便利だな。急須買った方がいいよ。
ってなった。
そして後日HARIOさんから理想的な茶漉し付きマグカップが発売されてることを知った。みんなこれでどんなお茶でも手軽に淹れて飲めるよ!

ハリオのワンカップティーメーカー、実用容量は170ml
とってもちょうどいい。一人飲みに便利ですこれ

ということでクレンジングオイルを買った。
実になめらかに乳化しメイクもよく落ちる。

道具なんではないか

ということは、いまひとつメイクの仕上がりに納得いかないのは、道具が足りないからではないか?
実はこのことにはもっと早い段階から気がついていた。
YouTube先生たちはメイク部位にあわせて様々な筆を使い分けている。
アイシャドーやチーク付属のブラシやチップ使うよりそりゃいいだろう。
テクニックを支えるのは道具だ。
テクニックがないのに道具もないなんて、要するに丸裸じゃん。

ということで「ロジロザバリュスポダ」というスポンジを買った。
クッションファンデをそれで塗ると、仕上がりのクオリティが一段上がった(当社比)

だったら・・・あれを・・・買えば・・・
そう、とあるYouTube先生監修のメイクブラシセット
きっと・・・もっと・・・メイク上手くなるはず!
その金額ゆえ悩みに悩み、完売間近にポチった。
ただしお届けまで4ヶ月待ち。長いなー!

(それから時は経ち)

先日、とうとうやっとそのブラシセットが届いた。
YouTube先生から
(このブラシでメイクして、人生どんなことがあっても上手くいくって
 思い出して)的な手書き(印刷)メッセージがあり泣けた。

そーっと取り出してみる。美しい。
そーっと肌にあててみる。やわらかい。
そうか、さんざんYouTubeで見てたあの筆先の感触がこれなのか。
もうこれでわたしもメイク上級者。
明日からどんなモードのメイクも完璧よ。

と思ったがそうではなかった。
テクニックを支えるのは道具だが、
道具がテクニックを増強することはほぼないのだった。
馬鹿と鋏は使いよう。
使いこなせるようYouTube見ながら再勉強の日々が始まるのであった。

(つづく)


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